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評価順12
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1.  硫黄島からの手紙 この映画は戦争映画ではない。ヒューマンドラマだ。 クリント・イーストウッドが描きたかったのは戦争ではなく、戦争という状態における人間だと思う。 だからこそ、派手な戦闘シーンはないし、戦略についても多くを省いた。 そして、その描き方は見事に成功している。 この映画を見たほとんどの人間がこう感じたと思う。 「見ていて、つらい。」 それは、この映画が受け手にあまりに鮮やかな恐怖と悲しみを与えるからだ。 さらに受け手が日本人の場合、自分とたった二、三親等しか離れていない日本人が、国のため、家族のために、このような状態の中で戦い、命を落としたという事実が恐怖と悲しみを増幅させ、そして徹底的に人にフォーカスした描き方が、この映画を追体験から”原体験”に昇華させる。 私はこの映画を見ていて、涙が止まらなかった。それは悲しいという感情だけではなく、言葉にできない、何か他のものがこみあげてきたからだったように思う。 私は戦争には反対だ。 だがたった数十年前に、死を賭してこの国を守ろうとした人間達がいたことを、絶対に、絶対に忘れてはならないと思った。 また、イーストウッド自身が「この映画は邦画」と言っていたが、まさに邦画だった。 この題材を使っても、今の日本映画界ではまともな映画は撮れないのだろう。 日本人の代わりにこの素晴らしい映画を撮ってくれたイーストウッド監督にありがとうと言いたい。[映画館(邦画)] 10点(2006-12-28 14:34:50)(良:2票) 《改行有》

2.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り この映画は僕の最高の映画。脚本、演出、そしてアル・パチーノのすばらしい演技が、男が生きるとはこういうことだと教えてくれる。そして、そこここに散りばめられた、数々のアドバイスも。 一人の人間が、男が、生きるとき、そこには多くの間違い、痛み、そして後悔がある。そのすべてがこの映画に詰まっている。 正直、この映画をみて何も感じなかった男とは話もしたくない。間違ったことを覚えてないか、後悔をしてないか、さもなくば、痛みを知らない人間に違いないと思うからだ。 これからも僕は、自分が闇の中にいると感じたらこの映画を見るのだろう。そして、もつれても踊り続けるようと思うのだろう。[DVD(字幕)] 10点(2006-10-13 22:13:50)(良:3票) 《改行有》

3.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 魅力的なキャラクター、圧倒的なリアリティ(レイバーをのぞく)、深いテーマ、美しい画面、場面を引き立てる音楽、甘美なまでの台詞回し、そして何よりもこの映画がすばらしいのは、押井監督の恐ろしいまでの先見の明。 この映画の後に起こったのが、地下鉄サリン事件、そして9.11。 さらに北朝鮮のミサイルという脅威にさらされている今、10年以上前に公開されたこの映画は、我々に『新鮮な恐怖』を与えてくれる。 そして、その思想が正しいか誤っているかは関係なく、ただ犯人を逮捕するという、愚直なまでに警察官という職務に(職業ではなく)忠実である主人公達。「正義の味方」をこれほどまでに英雄視せず、くさくも安っぽくもなく描いた映画があっただろうか。 シリーズ未見でなければ、非のつけどころがない映画。僕はこれが押井監督の最高傑作だと思う。[DVD(字幕)] 10点(2006-10-01 06:26:17)(良:1票) 《改行有》

4.  フィールド・オブ・ドリームス 果たせなかった夢と父子の関係を、これほど上手く、そして優しく描いた作品が他にあるでしょうか。音楽も最高、映像も低予算ながらいい出来に仕上がっている。果たせぬ夢があった人、そしてすべての男性にオススメ。見終わった後、父親とキャッチボールしたくなる映画です。[DVD(字幕)] 10点(2006-04-10 22:18:47)

5.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 この映画、若者は絶対に見るべきです。映画としては嫌味のない完全に完成されたスポ根もの。夢をおいかけることの苦しさ、そして喜び。それを完全に描ききっている。実話がベースなので、最後はレギュラーにもなれないところがとても切なく、また現実味を持って迫ってくる。ディズニー映画などは実話でも過剰の脚色をするが(『オールドルーキー』しかり)、この映画は本当にほとんど実話なようです。むしろ、用務員のおじさんなどは実在しておらず、もっとシビアだったなようで・・・。また、アメフトに詳しくない方が多いと思うので書きますが、最後のタックルはサックといって、野球で言えばホームランぐらい難しいものです。そして、それも実話。ルディコールがあったのも、実話。「神様っているのかも?」そう思えるような感動の瞬間だったのでしょう。映画本体ではないですが、DVD特典のルディ本人のインタビューで幸せそうに泣きながら、この時の話をしていたのがとてもとても印象的でした。 僕はこの映画に影響されて大学でアメフトをはじめました。途中で辞めてしまいましたが・・・。ルディを見習いたいものですね・・・。[DVD(字幕)] 10点(2006-04-09 04:00:42)《改行有》

6.  ゴッドファーザー 僕なんかが語ってよいと思えないのでコメントは最高におもしろいとしか言えません。10点です。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-09 03:50:14)

7.  情婦 途中まではあーそうだなーという感じでしたが、最後の大ドンデン返しには「うわ!マジで!?」と驚きました。そうか、伏線はってあったんだなー、と。 ストーリー以外で特筆すべきは、ポワロといい、アガサ・クリスティの主人公は愛嬌があってとても感情移入できます。 テンポ最高、ストーリー最高、もう文句のつけようがないです。 ただ疑問なのは、なんで情婦なんて訳しちゃったんでしょうか・・・。[DVD(字幕)] 10点(2006-04-09 03:42:52)《改行有》

8.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 これは日本映画の最高傑作の一つ。黒澤映画も何本も見た。伊丹映画も何本も見た。それでもなお言える。これは間違いなく日本の生んだ最高の映画だ、と。クレヨンしんちゃんという完成されたキャラクターを使って、ノスタルジーを完全に描ききっている。ストーリーはテンポよく進んでいくし、笑いどころも満載。そして圧倒的なノスタルジー。僕は1985年生まれで、万博やいわゆる「懐かしい昭和」は両親からしか話を聞いたことがないけど、あの圧倒的な懐かしさは何なのだろう。人の感情に懐かしさを感じるツボがあるのなら、この作品はそこを直撃した。完全にやられました。満を持して10点です。世界規模で見ても、この映画を越える作品はそうそう現われないだろうなぁ。。。 P.S.原監督、さっさとハリウッド行ってください。[DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 20:38:29)(良:1票) 《改行有》

9.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 シンプルにおもしろかったと言える映画。 序盤の刑務所の洗礼では怒りと同情を覚え、刑務所をよりよい環境にするところではワクワクし、後半のサスペンス的なシーンではドキドキ。そして痛快な脱獄シーン、不安を抱かせるレッドの娑婆のシーンと続き、最後のハッピーエンドが、まるでエンディングの晴れやかな空のような爽やかさを与えてくれた。 無実なのに脱獄するのはどうだろう、とおっしゃる方も多いようですが、無実の罪で何十年も刑務所に入っている人間にとって、一体何が法だというのでしょうか?所長のモノを横領したのだって、所長が金のために友達を殺した『最低の』極悪人だから許されるわけだし、他の人に迷惑をかけているわけでもないですし。僕はむしろ、堅物だったアンディの中の思想の転換がとても良く写った。 とにかく、単純に『おもしろい』映画だった。すごく感情移入させてくれるし、作りも最高に丁寧。ただもうワンパンチ、何かが足りなかった気がするのが残念。[DVD(吹替)] 9点(2006-05-17 01:07:54)《改行有》

10.  モンティ・パイソン/人生狂騒曲 《ネタバレ》 85年生まれで、それまでモンティパイソンの存在も知らない僕でしたが、高校の頃になんとなくビデオを借りてみたら大爆笑!それ以来モンティパイソンが大好きになりました。 この映画はテンポもいいし、ナンセンスで皮肉たっぷりで僕は好きですが、人によって合う合わないが激しいでしょうね。僕的には人生の意味について語っている映画なのに、最後に人生について適当な一言で映画をしめてしまうのが最高にグッときました。「ああ、人生ってこんなもんだよなー」。[DVD(字幕)] 9点(2006-04-09 03:38:24)《改行有》

11.  スーパーの女 スーパーという身近で、生活の基盤となっている場所の舞台裏をとてもうまく描いている。「あー、こうなってるんだ」「こうしてるんだ」が満載。ストーリーは「一風変わった」サクセスストーリー。テンポがすごくいいのがとても良い。しかしそれにもまして特筆すべきはキャラクターの描き方。主役の宮本信子と津川雅彦が愛すべきキャラクターとしてとてもうまく描かれているし、職人たちやレジ係の描かれ方も完璧。敵側の小悪党っぷりもなんか笑える。見終わった後にスカっとした気分になります。個人的には伊丹監督の作品で一番おもしろかった。見終わった後、ビデオ返すついでにに用もないのにス-パーによっちゃいました(笑) 「これリパックじゃないよなぁ…」と微妙にスーパーが信頼できなくなりますが(笑)[DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 20:18:46)(良:1票)

12.  ミリオンダラー・ベイビー これはボクシング映画ではない。幸福論の映画である。メインテーマは、幸福な人生とは何か。その問いかけが、見ているものがスルーしてしまうほど浅すぎもせず、かといって、説教臭さを感じさせるほど深くもない。絶妙の深さで止まっている点が、アカデミー賞を取った一因の一つではないだろうか。 丁寧に作っているので観客をあきさせないし、光と影にこだわったカメラワークはすごく印象に残る。役者の演技も皆光る。 特にイーストウッドが普通に演技していたのに驚愕!この人ってやろうと思えば普通に演技できるんだと思った(笑) ただ、あまりにも、あまりにも話に救いがなさすぎる。 心に残る映画ではあるものの、後味が最悪。もう二度と見ようとは思えません・・・。[DVD(吹替)] 8点(2006-05-17 18:05:12)(良:1票) 《改行有》

13.  グッドフェローズ 実話がベースということがあり、現実のマフィア(ギャング?)をとてもリアルに描写していた。言われている通り、『ゴッドファーザー』のように美しく、ロマンに満ちた感じではなく、地に足が着いた感じ。『ゴッドファーザー』と同じように、主人公達が着ているものや、家の内装も豪華なのに、『ゴッドファーザー』はそれらが重厚的な感覚を与えているのに対し、本作のそれらはどこか薄っぺらい印象を与えていた。 ロバート・デニーロの演技のうまさには改めて舌を巻いた。間抜けとまともの中間ぐらいの顔だったのが、終盤には冷酷で非情な顔をするようになり、その豹変ぶりがとてもうまく、印象に残っている。 また、主人公の自分を客観視した淡々としたナレーションと、とてもうまくまとまっている映像がとても上手くリンクしており、これだけ長い映画なのに中だるみ感を感じさせないのは賞賛に値する。 ただ、その淡々としたナレーションが主人公と観客を切り離してしまっており、感情移入ができず、見た後に残るのは「おもしろかったなー」だけというのが問題だろう。[DVD(吹替)] 8点(2006-04-15 03:34:56)《改行有》

14.  サウスパーク/無修正映画版 《ネタバレ》 この映画からサウスパークのファンになりました。そこそこ綺麗にまとまってるし、曲はとてもよく、とても面白い。 ・・・が、正直TV版の傑作エピソードの方がおもしろい。PTAの風刺は良かったけど、フセインが地獄にいて、サタンがゲイなところは日本人からすると「ふーん。それで?」という感じ。ウィノラ・ライダーのピンポン芸もイマイチ乗れなかった。もう少しサウスパークらしい強烈な風刺がほしかったところ。TV版もエピソードあたりのあたりはずれが激しいが、それを考慮に入れるとこの映画はまぁまぁといったところか。[映画館(吹替)] 8点(2006-04-11 22:05:51)《改行有》

15.  ふたりにクギづけ いつもファレリー兄弟の作品に出てくる障害者を主人公に据え、兄弟愛と夢を描いたハートフルコメディ。 さて、障害者についてだが、『メリーに首ったけ』のレビューでも書いたが、障害をあくまで「一人の人間の持つ個性」として描くのがファレリー兄弟の映画の特徴。どの作品も、毎日を楽しく、いきいきと生きている「ハンデを持っているにすぎない、一人の人間」を爽やかに描いている。現に、この映画を作る前から、障害者の方からファレリー兄弟に感謝の手紙やメールがたくさんきているそうです。 この映画では、障害者が主人公ということで、その点を丁寧に描くことができ、その結果障害者蔑視だ、などという見当はずれな感覚を誰にもあたえないことに成功している。 映画自体は、ファレリー兄弟はテーマの全てを優しさで包み込み、うまくまとめている。ただ、彼らの作品としてはあんまり笑えないし、もう少しパンチをきかせてほしかったかな。お得意の下ネタも手加減気味だったし(笑) [DVD(吹替)] 8点(2006-04-10 22:59:44)《改行有》

16.  メリーに首ったけ ファレリー兄弟監督の映画にハマるきっかけになった映画。話もよくまとまっているし、キャメロン・ディアズのキュートな魅力をとても上手く引き出している。また、「優しい」映画だと思える。 障害者虐待と書いている方がいるようですが、これは完全に逆。どうして書いた方がそう思ったのか、僕にはまったくわかりません。この映画だけではなく、ファレリー兄弟の映画は、障害者を、障害という『個性』を持つ、一人の人間として扱っている。障害という「ハンデ(あくまでハンデであって、障害者という人間とは別の生き物ではない)」があってもいきいきと生きている姿を描くファレリー兄弟の映画は、見ていて爽やかな印象をうける。現に障害者の方からファレリー兄弟に感謝の手紙やメールがたくさんくるそうです。 そして皆さん言われている通り、下ネタがでてくるが、もちろん下ネタが全部ダメな人はダメだと思いますが、そうでないならそう気にするほどのことはないと感じた。というのも、どれもギリギリではあるけれど、そのほとんどが『上品な下ネタ』という印象を受けたからです。最終絶叫計画やオーガスモみたいにえげつないて下品な下ネタではない。むしろ、所謂大衆的な映画で盛り上げようとしているのがバレバレの、唐突に出てくるベッドシーンよりよほど上品な感じすらした。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-10 22:38:30)(良:2票) 《改行有》

17.  カリートの道 カリートの生き方に共感はできませんが、カリート本人に感情移入してしまいます。そこの作り方がうまい。 でもラストはありがちでちょっとね・・・というのがマイナスかな。[DVD(吹替)] 8点(2006-04-09 04:13:33)《改行有》

18.  椿三十郎(1962) 私が注目したのは三十郎という人物の描き方。良い人なのだけど、口が悪くて、不器用。『用心棒』や『七人の侍』の主人公はただカッコいい!って感じの人間だが、三十郎はそういった面があるせいで、人間っぽく、感情移入してしまった。黒澤監督お得意(?)の主人公の自作自演も面白かった。ただし、キャラクターや感情移入の面では前述の二つより上だけども、純粋なおもしろさは負けているような気がした。[DVD(字幕)] 8点(2006-02-05 20:26:55)

19.  十二人の怒れる男(1957) 低予算でここまで面白い映画がとれるのか!驚きました。ただ極端すぎるキャラが二人いるし、弁護士が無能すぎて、ちょっとリアリティがないのが難点かな。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-12 23:25:53)

20.  ロスト・イン・トランスレーション 日本が舞台であるのが話題にあがりやすいが、この映画は叙情詩である。日本や東京はそれの舞台でしかない。異文化と孤独感(孤独ではない)を前に、主人公二人の間にあるのは友情なのか愛情なのか。言葉にはしがたい、とても繊細な感情。ソフィア・コッポラ監督はそんな繊細な感情を描ききっている。いい意味で末恐ろしい監督だと思った。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-12 23:00:20)(良:1票)

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