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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 存在の耐えられない軽さ 静かなる名作。当時の社会情勢と絡めて、男と女から理性と本能まで追求している非常に深みのある作品。トマシュが最後まで声明にサインしなかったのは本能というか人間としての根元的なプライドを保持しようとしたからだろうか。羨望の眼差しで見つつも、自分はどうあがいてもあちら側の人間なんだろうなあ。ただ欲望だけを求めるなら地位や名声を守るだろうから、彼は極めて本能的に生きていたんだと感じた。清貧として一瞬の幸せを掴めた終盤は特によかった。牧歌的というか、あーゆう描写すごい好き。静かにフェードアウトしていくラストシーンも秀逸。重厚長大な感もある作品だけど、文学が好きな人、というよりもこのタイトルに何かを感じる人は観て損はないと思います。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-04 15:55:24)(良:1票) 3. アンタッチャブル 《ネタバレ》 シナリオが完璧。ショーンコネリーが死んでしまうのは悲しいけど、それがまたストーリーをより一層よくしているんだろうなあ。誰でも楽しめる作品だと思います。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-02 14:49:25) 4. エレファント・マン 人は生を選べない。程度の差こそあれ、自分が完全無欠と考えてる人はいないと思う。メリックの場合はそれが極端に不幸だった。外見が醜いから誰にも愛されない。彼の奇形仲間は「運は俺たちには必要なものだ」と言っていたけれど、運だけで片付けてしまうのはあまりにも悲しい。まあ、彼は幸運にも助けられ幸せに余生を送れることになるのだが。。メリックのその外見とは裏腹な心の美しさ、純真無垢さを映し出した先生の奥さんの前で彼が泣くシーンが深く心に突き刺さった。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 01:27:16) 5. パリ、テキサス じわーと沁みてくる作品。観た後色々考えさせられます。様々な点で解釈を観客側に委ねられている作品だと思った。人によっていろんな見方ができると思う。映像美にも魅せられます。あと子役の演技がやたらうまかった 笑[映画館(字幕)] 8点(2005-10-31 03:03:33)
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