みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
スポンサーリンク
2. ストーカー(1979) 《ネタバレ》 映像の美しさ、構図や色彩などの彼独特の緊迫した完成した映像について自分がネチネチと語るのは野暮なので語らない。ただ、主演のアレクサンドル・カイダノフスキーの表情が自分には印象に残っている。何かに威圧されているようでとても辛そうで切ない。彼は善良そうなのに最後に他者を否定する言葉を吐く姿が自分にはショックだった。ゾーンは彼にとって重要かもしれないが、本当に彼に「必要」なのかどうかは分からない。ゾーンは彼を構成する要素ではあるのに、依存し心をすり減らすようで痛々しい。そしてラストでの奇跡はそれまでの全てが無に帰すような何とも言えない力があった。それは可能性や純粋さかもしれないが、それが何を示すのかは自分には分からない。[DVD(字幕)] 9点(2009-10-15 21:10:47) 3. ファンタスティック・プラネット 《ネタバレ》 これは凄い。今まで見てきたアニメ映画にはない感じ。 むしろこういう雰囲気は実写で感じることが多い気がする。 とにかく全てがユニークであり斬新だった。今見てもなお。 多種多様な数々の生物や兵器、アイデアなどびっくりするほどだったし 映像だけかと思いきやとてもストーリーなどの部分も楽しめた。 誰もが想像した自分たちよりも大きな存在に支配されるという恐怖を感じた。 小さい頃に想像したものがもろに映像になったような。 いやー、いい映画だった。[地上波(字幕)] 10点(2007-07-11 14:55:12)(良:1票) 《改行有》 4. ハリーとトント 安定を求める中で失った居場所、旅に出る老人と猫。 その旅の中で出会う人間たちやたくさんの社会的問題。 性問題や薬物問題や家族というものの存在、生と死。 全て見ていると哀しいほどなのに、重くなりすぎない。 しかし心に何かシミを残すような形で存在し続ける。 お爺さん、そして猫という存在、旅という舞台、 それら全てがパズルのピースのようにぴったりとはまる。 たくさんの人に見てほしい。 自分の中で特別な作品。一生愛し続ける。[DVD(字幕)] 10点(2007-03-10 14:29:57)《改行有》
|