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1. 地獄でなぜ悪い
なんというか、私には合いませんでした。
監督はこの映画をタランティーノチックにしたかったのかな?
話の筋だけ見ると独創的で、確かに観てみたい映画ではあるのですが、若い人はギャーギャー騒いでいるだけだし、ヤクザの親分はステレオタイプな演技だし、そういうところに目新しさを感じませんでした。
最後の終わり方も、どのように収拾してよいのかわからず、とりあえずちょっと変わった終わり方にしてみよう的な、適当さを感じました。
とにかく話以外は斬新さを感じず、かといって安定感もない中途半端な作品という印象です。[映画館(邦画)] 4点(2013-11-15 21:16:30)《改行有》
2. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 BROTHERの時も思いましたが、ラストで次々と人が死んでいく過程が非常に安直。
全滅させればそれでいいってもんでもない。
監督の特色として、突然訪れる死がありますが、その死にインパクトを与えるのはやはり個人個人に感情移入させるドラマが必要であって、そういった部分が薄かったので
安直と感じたのだと思う。
男たちが悪事をはたらく前半~中盤の過程は非常に良かったので、落差が大きかった。
それでも、椎名桔平演じる水野の処刑シーンは非常に印象に残った。[映画館(邦画)] 5点(2010-06-12 22:41:16)(良:1票) 《改行有》
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