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プロフィール
コメント数 186
性別 男性
ホームページ http://vanitas.cocolog-nifty.com/blog/
自己紹介 半年レビュー書き込みがないまま放置でした。忙しかった。でも映画は見てたんです。だから、ぼちぼち再開します。

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 《ネタバレ》 入江たか子を「化け猫女優」とののしるなんて…そんなこと言っちゃあ…でも、ぷぷっ! 入江さん、ごめん、笑ってしまったよ。さすが溝口。言えないよね、普通。 この映画の至福は、あの人もこの人もみんな生きてた頃なんだ、ってことだね。それはそれでものすごい感慨だ。それより何より、これをとった新藤兼人がまだ存命で元気だってのがいちばんの驚きでもあるかな。下の方も指摘されてるが、新藤さん、結構「そこまで言う?」的ななコメントしてて、それが笑える。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-11 01:00:43)《改行有》

2.  オープニング・ナイト 《ネタバレ》 これは、もう一つの『黄金の馬車』だ! 役者って、確かに、芸術作品の素材としては、もうこれ以上なく不安定で計算の立たない存在なんだよね。絵画が絵の具を材料として、小説家がペンと紙を材料にして作品を制作するのとはわけが違う。何より生の人間なんだもの。生の人間が素材となって、生の人間の生活を再現する、それが演技。それが演劇。その役者の「もろさ」「危うさ」をとことんまで突き詰めた作品。この息苦しさが演劇。この緊張感が舞台。2時間半、一切無駄がない、大傑作[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-09-02 15:16:29)

3.  旅芸人の記録 《ネタバレ》 こんな長尺なのに、なぜか、これまでの生涯で四度も見ている…しかも毎回発見がある。もうすばらしいとしか言いようのない映画です。 下の方も書かれていますが、ギリシア神話、あるいはギリシア悲劇のアトレウス家の物語を知っていないと、理解が十分出来ません。 そういう、鑑賞者の知識を試すような映画は、原則的にはあまり好きではありません。でも、これはありです。私が最初に見たのは大学生のころで、そのころ、まったく背景的な知識を持っていなかったのですが、ただひたすら圧倒され、もっとこの映画を理解したい、と思ったものでした。その後、ギリシア神話の知識を身につけ、偶然この映画と再会し、そのときのあらためての感動ときたらありませんでした。たぶん、そういう映画です。 まだまだ十分な理解が出来ているとは思いません。きっと何年かしたら、またこの映画を見るのでしょう。 それでいいのではないかと思ってます。[ビデオ(字幕)] 9点(2007-09-02 15:09:48)(良:1票) 《改行有》

4.  新・座頭市物語 折れた杖 《ネタバレ》 勝新太郎がアヴァンギャルドの気質を持った映像作家であることは聞いたことがあったし、実際勝プロで「燃えつきた地図」を勅使河原宏を使って撮らせたりしてるし。しかし、ここまですごい映像をとる人だとは、予想外だった。これに比べたら、89年のリメイク版なんて、足元にも及ばないぶっとんだ映像だ。 まず構図にびっくり。下から上から、至るところにカメラを据える。そしてアップをとにかく多用する。アップが逆に見ているほうの想像力をかき立てる。そしてひたすら殺伐とした世紀末的世界。(まるで「北斗の拳」だね。)痴呆の少女がチンピラどもにいたずらされたりなど、衝撃的なシーンも。 これはすごい。本当にすごい。自分で築き上げてきたシリーズを自らのプロデュースで自らの演出で壊してしまう、勝新太郎。頭が下がります。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-06-18 22:49:10)《改行有》

5.  マクベス(1971) 71年という時代背景をあわせて考えてみると、この映画が見えてくる。舞台でも残酷さを全面に押し出したシーズンが60年代終わりには展開していたから、もろにその空気を受けている。ただ、今にして思うと、その当時の衝撃は薄れてしまっている感は否めない。せめてもう少し短かったら楽しめると思う。しっかりと作っているだけに、残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-17 15:05:23)

6.  逃げ去る恋 《ネタバレ》 鼻をかむのに紙ではいやといってティッシュを使わないなんて(いや、確かにあちらではみなハンカチ使いますけど)フランス人って奴は。手近にティッシュがあるならそれでいいじゃないか(苦笑)。 大人に判ってもらえなかったドワネル君は、大人になって女の人たちにもあまり判ってもらえないんだねえ(さらに苦笑)。ってわけで私の中の邦題は『女は判ってくれない』(撃沈)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-27 09:14:48)《改行有》

7.  恋のエチュード 《ネタバレ》 トリュフォーの中で一番好き。かつてそう思った。今見直して、やはり、これが一番いいとおもう。『突然炎のごとく』と似てる設定で、原作者が同じだからもちろんそうなってもいいんだけど、それにしてもなあ、って思ってみていると、ちゃんと映画の中でその理由が明らかにされる。ナルホドなって感じ。主人公は同性から見て共感できない。むしろ、姉妹のいたわりあい、旧習との葛藤、親との確執(ってほどではないけど)というような諸々の描写が、じわりじわりと染み透ってくる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-27 09:06:37)

8.  テス 《ネタバレ》 まったく退屈することなく3時間。さすがポランスキー。冒頭に「シャロン・テートに捧ぐ」ってあるから、余計に凍ってしまう。ああ、ポランスキーはこの美貌の少女の不幸な生涯を、チャールズ・マンソン一味に殺害された自分の妻に重ね合わせていたのだね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-15 23:04:35)

9.  新・兵隊やくざ 火線 《ネタバレ》 『兵隊やくざ』シリーズは、大映のシリーズものの中でも私の一番のお気に入り。特に第一作の増村保造演出は、それはそれは何度見てもほれぼれする出来栄えだった。確か大映で8本作られて、第一作には及ばないながらも、また、出来不出来は多少はあるけれども、全体的にはまずまずの統一を保っている、シリーズとしても優等生だったと思う。大映が倒産した後、東宝でさらに最終作が作られていたことを知ったのはずっと後からのこと。しかも、それが第一作の増村保造によるものだというじゃないか。これは見たい! でも、もちろん版権が違うからDVDのセットには入らないし、ビデオが流通している形跡もない。どうにか見られないものかなあ、とずっと思っていた。そして、やっと見ることができた。日本映画専門チャンネルが、何と、『兵隊やくざ』シリーズ全作品一挙放送などという、酔狂な企画をやってくれたのだ。狂気乱舞! やった、やっと見られる! この興奮!  しかし! まず巻頭。タイトルに東宝と出た。ああ、あたりまえだけど、違和感を感じるなあ。やっぱり大映印で始まらないとなあ。この違和感がそのまま本編の展開を予見していた。とにかく全体的に違和感だらけ。こんなの『兵隊やくざ』じゃないよお。冒頭。シリーズ全体を通して、常に冷静だ田村高広の有田上等兵が、いきなり信じられないくらい冷静さを欠き、敵に囲まれて自暴自棄になってしまう。ええ? こんな有田上等兵なんて! 全体のイニシアチブがなぜか勝新の大宮の方に移っている。何で? 逆でしょう?  音楽が、なんだかプロコル・ハルムみたい。というか、完全パクリ? 女は一度抱いた男には素直に従う、って理屈が通ってしまうのがわけわからん。あれだけ巧みに女心を描き出した増村の書いたせりふとは、とても思えないよ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-03-18 23:11:17)《改行有》

10.  しびれくらげ 『でんきくらげ』とみごとに同工異曲。テレビ東京の放映順にだまされてたけど、こっちが先なんだね。渥美まりに関しては、ファッショモデルという設定だけあって、こちらの方が洗練されている感じ。話は、要は、駄目な男には気をつけなさいっていう教訓なんだけど、それにしても  のお父さんは、あんまりにも同情できないキャラだね。あまりに馬鹿すぎて、笑えるけど、でも、この手の駄目父さん、案外実在するんだよね。終わり方の後味は、どろどろしていた話の割に悪くない。 [地上波(邦画)] 6点(2007-03-09 23:12:08)《改行有》

11.  でんきくらげ 《ネタバレ》 ついに見た。『でんきくらげ』。渥美マリ。でも、残念ながら、若尾文子や緑魔子なんかの歴代の増村ヒロイン(そのあとの原田美枝子なんかも)と比べると、現在の目からはちょっと見劣りするかな。でも、だんだん男食いを経るに連れて、最初の野暮ったいキャラから脱してあか抜けてくる。そこはきちんと演じわけしているけど、いかんせん、若尾文子の華がないのだな。川津祐介、カッコよく登場したけど、踊りで台無しだよお。いくら70年代でもあの踊りは駄目じゃないの? この映画でも他の映画でも、いつもクールなイメージだったんだけど、ここで一気に崩れた。全体的に、悪くはないんだけど、ぐいぐいと引っ張る求心力もない。増村は70年代になると、どうして急にかつてのシャープさがなくなるのだろう。同じ話でも60年代ならもっとスピーディーに、もっと直球勝負で描ききれたと思う。時代に負けたのか、才能が枯渇したのか。テレビ東京、今週が『でんきくらげ』で、来週は『しびれくらげ』だって。どうして急にこのシリーズを放映? こちらとしては、再度増村見なおしてた時期だったから、グッドタイミングなんだけど。[地上波(字幕)] 6点(2007-02-23 21:46:19)(良:2票)

12.  股旅 市川崑のユーモアとATG映画の(低予算ゆえの)実験性が、こんな不可思議な作品を生み出すとは! アンチヒーロー極まれり。とにかく面白かった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-31 22:33:07)

13.  鏡の中の女 《ネタバレ》 評価が難しいなあ。決してつまらなかったわけじゃなく、むしろ飽きることなく見られたのだけど、でも、テーマ的に重すぎた。圧巻はラストの娘との対面や、祖父母との対話。深すぎる。 ひたすらカメラの視線に役者を晒し、極限まで役者を試す。演出とカメラと俳優の三位一体の業。『ある結婚の風景』もそうだったけど、これは、ほんと息苦しいまでの閉塞感で役者を試している。個人的にはユーモアとか諧謔に走るベルイマンのほうが好きなのだけど、この映画の力業は、それはそれで評価したい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-30 22:57:21)《改行有》

14.  華麗なる一族 話は悪くない。長尺でありながら、ほとんど退屈しなかった。でも映画として心踊らなかった。いい素材なのに。本当にもったいない。人物関係は確かに整理するのが大変で、多くの人物が頭に入りにくかった。誰もみな無表情でありながら腹に思惑を含んでいて、みんな同じ顔に見えてしまったからだと思う。主役の佐分利信の役どころも含めて、人物たちの内面を、この映画は描いていない。あえて描かなかったのかもしれない。でも、それではあんまりのような気がする。 ちなみに現在放映中のキムタク主演版は見ていないので、比較はできないが、連続ドラマのほうがこのネタは合っている気がする。[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-22 21:00:16)《改行有》

15.  バリー・リンドン 《ネタバレ》 この正月三が日あたりにどのテレビ局でもかかっていた、通信教育のユ●キ●ンのCMの音楽が(野際陽子とか織田裕二のあれね)、英国の軍楽隊のマーチだったのだとこの映画を見てはじめて知りました(笑)。 シリアスで時に残酷な物語世界なのに、どこかユーモラス。この語り口に最初からぐいっと引き寄せられました。 長さもまったく感じなかった。まさしく力ワザです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-10 05:52:59)《改行有》

16.  讃歌 これは凄い。エロティシズムの極地を追求しているようで、そんな言葉を使ってしまうのがためらわれるくらい一途で純粋な思いが全編を支配している。不思議な映画だ。もっと広く知られていい映画だと思う。新藤兼人作品で一番好きかも。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-12-26 08:48:19)

17.  ルートヴィヒ(1972) 何度見てもこの四時間が飽きない。非常に贅沢なひととき。ひたすら豊かな時間の流れ。この至福は言葉で説明できません。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-23 23:52:11)

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