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プロフィール
コメント数 186
性別 男性
ホームページ http://vanitas.cocolog-nifty.com/blog/
自己紹介 半年レビュー書き込みがないまま放置でした。忙しかった。でも映画は見てたんです。だから、ぼちぼち再開します。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  フリーダ 《ネタバレ》 美しい映画だった。ジュリー・テイマーの視覚センスに脱帽。絵画を映像の中にあてはめるなんて、今の時代、CGで簡単にできてしまうことなんだろうけど、それをここまでセンスよく処理してしまうのはさすがだ。画家本人が描かれた自画像から画家本人が浮かび上がり、それがそのまま画家の心象風景につながる。今作は事故によって障害を負ってしまった女性の話だが、テイマーは前作『タイタス』でも手を切り取られてしまった女性を描いている。「不完全な肢体」というのは彼女にとってひとつのテーマとなっているのだろうか。シェイクスピアという素材に縛られていまひとつ身動き取れていなかった前作と比べると、この作品では、テイマーの自由な発想が束縛されずに羽ばたいていて、その分伸び伸びとした映像になっている。 あと、やはり、アカデミーとった音楽は特筆しておくべきかな。メキシコ音楽ってのは全然未知の世界だけど、とにかくいい雰囲気を出していた。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-17 05:26:47)《改行有》

2.  かもめ食堂 《ネタバレ》 ゆるくてよかった。のんびりしててね。このゆるゆる感が受けたんだろうね。でも、最後の最後に大繁盛のサクセスストーリーになってしまって、そこは、ちょっと違和感。繁盛しないまま終わった方がよかったんじゃないかなって。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-10-01 23:45:52)

3.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 一作目を支持した身としては、この理屈っぽさは辛いなあ。一作目のいい加減さ(もちろんいい意味での)を、理屈づけようとしているだけのかんじがする。悪くはないんだけど、良くもなかった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-14 23:57:00)

4.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 よく作ってあったと思う。丁寧なつくりは、黒澤直伝なんだろうな。原作読んでいても、素直に楽しめた。 ただ、原作の、シングルマザーの視点を息子の視点に変えてしまったことで、原作の中にある母の苦悩の描写は薄くなった。原作のそこの部分に共感した身としては、それは残念だ。あと、ルート先生のあの話を教室でじっと聞く中学生は、今時いないかな、とも思う。今時の中坊にはぴんと来ないんじゃないかなあ。実際の中学生の父はそう思ってしまったよ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-13 23:01:28)《改行有》

5.  夜のピクニック 《ネタバレ》 先にここでの悪評を先に読んでると、いつもそうなのだけど、結果的に、意外とよかった。レビューサイトってそういうものかも。原作読んでいたけど、違和感もなかった。最後の展開はやっぱりよかった。もちろん、本音を言えば、アニメは要らないと思うし、原作にないギャグもあまりセンスはない。でも、青春映画の傑作と呼ばれる作品の中のギャグって、実は、結構貧弱だったりする。そのレベル。プラトーン、この年頃の子供にやられても、どうかって思う。ディープ・パープルの話に乗ってくる女子高生って(特にああいう軽い子には)いないんじゃないかなあ。リアリティないかな。と、文句は言ったけど、素直に感動したんだよ、おっさんは。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-13 22:57:37)

6.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 すべての悪評を認めたうえで、私は言いたい。大好きだ。何故か。殺陣が美しいから。いや、もちろん、それだけでない。徹底的にB級だから。理屈じゃない。ただ不満もある。この手のB級は1時間半で終わらなくては。そこが残念。いや、もちろん、この2時間弱、飽きなかったんだよ。でも、この手の映画は1時間半で終わるものだ。それが美学なんだ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-09-13 22:52:12)

7.  助太刀屋助六 賛否が極端に分かれてますね。でも、90分の小品としては、十分楽しめたかな。製作に当たっている映像京都は、大映が倒産したあとに残ったスタッフや監督たちが立ち上げた、プログラムピクチャーを支えた職人集団。市川版の映画版『帰ってきた木枯し紋次郎』や、最近の山田洋次監督の時代劇も支えている。今回もかつての大映映画を思い起こさせる職人芸が光ってる。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-17 21:28:33)

8.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 脇の達者な役者たちがしっかりとした芝居をして画面に緊張感を与えているのは、毎度のことだけど、今回は特にそれが際立っていた。まあ、子供に付き合って吹き替えで見てしまうと、その味わいも半減なんだけどさ。ヘレナ・ボナム・カーター、近頃ますますキワモノ女優になってきた。好きな女優さんなんだけどなあ。でも楽しそう。 [映画館(吹替)] 7点(2007-07-17 21:19:39)《改行有》

9.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 最初に見たのは、アイルランドの映画館でした。いや、こう書くとなんか自慢話みたいな感じがしますが、普通に観光旅行で時間潰しに立ち寄っただけの話です。館内は意外と閑散としていました。まあ、こんなものなんだろうな、って感じもしました。私を日本人と見るや、チャンバラが好きで黒澤が好きだとかいうスペインから来たという役者志望の男がいろいろ話し掛けてきて、ちょっとうざったかったです。で、何がいいたいのかっていうと、そのチャンバラ好きを自称する彼が、映画が始まると、やたらと悲鳴に近い叫び声をあげてたんですね。いや、その反応の素直さに、かえって感動しました。確かに、これは、今までのどんなチャンバラ映画とも異なるものでしょう。もっといえば、座頭市という名前すらふさわしいのかどうかとすら思います。勝新太郎が演じ続け、築き上げていったキャラクターとはあまりに違いすぎる。しかし、北野がこの映画でやっている、自分自身の本来の路線と娯楽性とで、どうやったらおりあいがつけられるのかという実験は、成功しているのは間違いないです。 [地上波(邦画)] 8点(2007-06-05 23:15:49)《改行有》

10.  DISTANCE/ディスタンス このゆるさがたまらない。過去と現在の、一件ぶっきらぼうな混合の編集も、慣れればひたすら心地よい。長い。確かに。だけど、一度流れに乗ってしまうと、そんなに苦にならない。よかった。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-06-02 22:15:36)

11.  沙羅双樹 《ネタバレ》 普通に感動した。祭の場面まで笑うことのなかった少年。激しい雨の中の祝祭空間。再生のための豪雨。このあとから少年が、心からの笑顔を見せる。 このレビューの、この映画に対する批判的なレビューにうなずきつつ、しかし、私は、素直にこの感動にこの点数を捧げたい。 俳優の演技についていけない人もいるのもわかるが、これも私はひたすら心地よかった。生瀬さん、もともとが舞台の人だけあって、この手の即興的な撮影でも、ホント、いい味出してます。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-06-02 22:12:40)《改行有》

12.  舞台よりすてきな生活 《ネタバレ》 点数、低いなあ、みなさん。私はそんなに悪いとは思わなかったのです。 ありきたりと言えばありきたりな展開。主役がジャック・ニコルソンあたりでこの展開、ありそうですな。あ、いや、ヒュー・グラントであったかも、似たような筋が。 (←タイトルが思い出せん!) でも、ありきたりなようで、ひねりはあるかなと。決してハッピーエンドでないのも○。 ただし、ラストはお約束すぎるかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-12 06:48:56)《改行有》

13.  東京マリーゴールド 《ネタバレ》 平均点数、低いなあ。市川準監督って、好き嫌い分かれるんだねえ。 わしは、ハマりました。よかったです。田中麗奈がどの場面をとってもしっかりと絵の中にはまっていて、つくづくいい表情をする女優さんだなあと感心しました。 しかし、あのCM、笑いました。あったなあ、あんなCM。しかも結構好きだった。野球小町って(笑)。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-05-09 23:08:33)《改行有》

14.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 スパイダーマンが、自分のやってることが誰にも認められないし、私生活でも好きな人からも「あなたのことがよくわからない」なんて感じのことを言われてしまってスパイダーマンになるのが嫌になってしまうという展開。どこかで聞いたような……あ、バーマンだ! マスクを放置してしまって世の中の犯罪から目をそらそうとするところまで似てる。これは、剽窃か???? いやあ、ジャングル大帝とライオンキングのケースはかなり怪しかったと思うけど、これは……偶然なんだろうなあ。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-09 07:25:53)《改行有》

15.  DEATH NOTE デスノート the Last name 前編とばして後編のみ鑑賞。すでに前編を見た家族と見たから。まあ、いいか。家族の解説つきだったので、前編のないようもほぼフォローできました。 突っ込みどころ満載だったけど、なんとか最後まで引きつけたのは、演出力かなあ。いや、まあ、面白かったですよ。でも、脚本的には粗がありすぎる気もする。近頃の日本映画のヒット作は、そこそこ面白いけど、こういう(細かなことをないがしろにする)力業的な展開に頼りきるのはどうかなと思う。長い目で見れば、自分の首を締めてることになりはしないかなって。杞憂かな。だといいけど。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-20 22:48:12)《改行有》

16.  1980(イチキューハチマル) 《ネタバレ》 まさに1980年代の狂騒ぶりがそのまま再現されている感じ。これは、体験した者しかわからないかも。今の若い人がドラム式のタイムマシンに乗ってこの光景を見たって、理解できないだろうなあ。でも、80年代、バブルの騒ぎがなければ、楽しい時代だったよ。この映画はバブルが終わってからの視点から1980年という年をうまく逆算してとらえている。自主映画作りのような60年代70年代を引きずるようなアンダーグラウンドな流れと、ともさかりえの演じる元アイドルの、頭で考えないことがだいじなんだよ、みたいな80年代ノリが共存している。この図式のうまさには関心。でも、舞台ならともかく映像としてみると、図式の解読・解明に終わってしまった感じ。惜しいなあ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-03-18 23:32:44)《改行有》

17.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 他愛のない話なのに、というか、あまりにどうでもいい話なのに、どうしてここまで癒されてしまうのだろう。中年の親父がこの映画に感動してしまうって、かなりやばい気もする…でも、とにかく、主役二人の自然な演技は、見ていて気持ちいい。実は2度目の鑑賞なのだけど、一度目のときは、何が良いのかよくわからなかった。この違いは何? みなさん気づかれているとおり、徹底的に漫画ネタで世界が構築されている。一つ面白かったのが、高校の文化祭で演劇部が上演している劇『ジャングル大帝』が、『ライオン・キング』のパロディーだった点。ディズニーの『ライオン・キング』が公開されたとき、これは『ジャングル』のパクリだと、新聞の紙面をにぎわすほどの大騒ぎになったものだけど、ここでそれを逆手に取ったわけだね。これは笑えました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-03-18 23:30:03)《改行有》

18.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 記憶を消された恋人たちが、記憶がないにもかかわらずお互い惹かれあって再び恋人同士にって…原田知世ちゃん主演の往年の名作『時をかける少女』を思い出してしまいました(笑)。 一度別れてしまった異性と数年後によりを戻した経験のある身としては(苦笑)、いささか身につまされる内容でしたよ。先は読めましたが、まあ、落ち着くところに落ち着いてよかった。6.5点くらいかな。四捨五入して7点。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-19 23:33:10)《改行有》

19.  新選組(2000) 黒鉄ヒロシの漫画を切り取ってそのまま画面上でスライドさせるというタイプのアニメ(というか人形劇?)。これがなかなか面白かった。黒鉄の画力もさることながら、これを「演出」してしまう市川箟の力業。興味半分、怖いもの見たさ半分で見始めたけど(だからほとんど期待していなかった)見終えて、うなってしまった。こんな風に俳優を動かして、こんなタイミングで切り替えて、こんな構図で見せれば迫力が生まれるんだと、市川監督がわざわざ演出の手の内を明かしてくれている感じ。生身の俳優でなく紙人形だからそれが余計によく伝わる。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-06 09:43:47)

20.  コーヒー&シガレッツ 《ネタバレ》 久しぶりのジャームッシュ。最初の数話の感想。「ああ、いつもどおりのとりとめのない会話だなあ。でも、年取るとこのテンポ、ちょっとツライかも。」でも途中で(軽いネタバレです)「あれ? これはズレとズラシの対話なんだ」って気づいた。楽しみどころはそこだって。かみ合わない対話。そのズレ具合を追っていくんだなって。それに気づいたら、どのエピソードも俄然面白くなった。(理屈で納得しないと先に進めない。頑固親父のよくないところです。)そしたら、エピソード同士も相互関連していて、しかもお互いにズラシてるじゃないか。なるほどなあ。少しずつ撮りためたって割りに計算されているじゃないの。これは何度も見直したくなる。(そして、見返すたびに評価の点数が一点ずつあがっていきそうな気がする…) しかし、私には、この映画の中のコーヒーも煙草も、あんまりおいしそうには見えなかったなあ。だからってこの映画の面白さには関係ないんだけどさ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-01 23:43:12)《改行有》

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