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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アパートの鍵貸します あまりにもアホくさい内容に驚きました。古典的な名作として名高い作品ですが、時代を超えられなかった作品の典型ですね。 公開当時は名作と評価される作品でも、今見ると常識的にあり得ない言動の数々にびっくりします。 エンターテイメント作品の宿命かも知れませんが余り期待しない方がいいと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2023-06-25 18:19:22)《改行有》

2.  小早川家の秋 小津の異色作。 話し自体はいつものあれで家族物です。 また演出も正面からのカット、斜めから2人で座って会話するカット、立ち上がるタイミングも一緒、 繋ぎの風景のカットなど、まるで小津調のパロディのような映画です。 そういう意味では小津らしい映画ですが、変なのはラスト10分。 全員が立ち上がって火葬場の煙突から出てくる煙を見るシーンから、 急に音楽が不気味になり、登場人物たちの顔を明らかにシリアス、深刻な顔になり急激に映画のトーンが変わる。 面食らうほどの唐突な変貌ぶりである。 葬式なので皆黒い喪服を着ているが、そこに黒いカラスを差し込んでわざわざ見せている。 いつもは主役の笠智衆は超端役で川で洗い物をしている。 何かいつもの小津映画と違う。わざと違う風をアピールしているようにも思う。 小津映画の中ではあまり評価の高い映画ではないかもしれないが、異色作と定評の東京暮色とは別の意味で異色作だと思う。 蛇足ですがヒロイン役の司葉子は、痩せすぎで演技も陰影が無く、年を取って娘役が出来なくなった原節子の代わりとなるには魅力がなくて残念。[地上波(邦画)] 7点(2015-10-17 00:56:49)《改行有》

3.  鳥(1963) 《ネタバレ》 久しぶりに鳥を見た。 ヒッチコックの傑作群の1つという印象があったのだが以外や酷く乱暴な作品に思えた。 大体にして説明不足で話がよくわからない。 メラニーとミッチの関係にしても偶然の出会いというには酷過ぎないか。 その後の鳥の襲撃を一緒に体験するには、あまりにも関係性が希薄。 そもそも突然鳥が襲ってくるのも説得力がない。メラニーがこの町にやって来たから鳥が暴れた??? 有名な作品ではあるが、ヒッチコックの代表作というより後期の下降線を辿る最初の作品と位置づけた方がよいと思う。 目をえぐられた死体は今見てもインパクトあるけど鳥に襲われてあんな風に死ぬかな。。。 ティッピー・ヘドレンはヒッチコック好みのブロンド美人だと思うが、 クールビューティーというより傲慢な印象が強い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-01 00:43:25)《改行有》

4.  博奕打ち 総長賭博 任侠映画である。任侠映画、ヤクザ映画に詳しい訳ではないが、 これは任侠映画であってそれ以上でもそれ以下でもないでしょう。 男の意地の張り合い。兄弟分や親分子分との思惑のすれ違いにより 多くのヤクザが死んでいく。 だがあくまで任侠映画のフォーマットの中で送る出来事であり、 そこには取り立てて哀しさや悲壮感はない。 鶴田浩二がウルトラマンのように電車から飛んだのは驚いたが、 それ以外は退屈を感じるほど想定内の物語でした。 この映画の神話化に疑問を感じつつこの得点です。 [DVD(邦画)] 5点(2009-12-05 23:29:51)(良:1票) 《改行有》

5.  乱れる 《ネタバレ》 途中まで見ていて「これは今まで見た成瀬作品の中でも最高傑作では?」と思ってみていたが、やはり問題はラスト。このラストを受け入れるかで映画の評価が大きく変わるのでは?決して結ばれない恋愛というテーマの映画は数限りなくあるが、この映画では高峰秀子の態度はあやふやで疑問が残る。途中下車時点で心を決めたかと思ったが、実際は抱擁はされても唇はだめよ!では納得出来ません。ここまできて加山雄三に「あなたは未来がある人だから」などといって拒絶しておいて、結局加山はやけ酒のすえ死んでしまう。高峰秀子の優柔不断な態度が、加山雄三の若い未来を奪ってしまったわけである。これでは悲劇というより単に「ふわふわしてるんじゃないよーー」と突っ込みも入れたくなります。それを差っぴいても演出、画像は全編素晴らしく、色々文句を書いてもこの高得点です。[DVD(邦画)] 9点(2009-05-20 16:25:22)

6.  名もなく貧しく美しく 《ネタバレ》 この映画は松山善三監督(高峰秀子のご主人)の傑作です。 ただしラストの秋子が車に引かれて死んでしまうのは何故か? 映画を通してみてハッピーエンドでもよいし、そのまま普通のエンディングでもよかったのではないか? 何故、さしたる必然性もなく悲劇的なラストにしたのか非常に残念です。 ラストシーンが違えば私にとって1回だけ見る傑作映画から、 繰り返し何度も見て何度も感動出来る映画となったと思います。 ここがテーマは違っても弱者を描いた傑作「二十四の瞳」との違いです。 プラス要素は沢山ありますが点数を付けるとすると8点です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-12 23:28:41)《改行有》

7.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 戦争の悲惨を伝えるにも色々な表現方法があるが、この映画では一部の陸軍の青年将校が戦場で死ねなかった自分の死に場所を求めて、お国や天皇の為、ましては一般国民の為とは真逆の行為に走る狂気を描いています。 したがって私にとってこの映画の主演は三船敏郎や笠智衆など有名俳優=政府高官ではなく、クーデターを起こそうとする青年将校達です。 この映画で描かれる自分達の死に場所を与えられなかった青年将校たちはひたすら不快で正視に堪えません。 どの場面でも目をひんむいて、口から唾を飛ばし、ひたすら怒鳴りまくり、自分達の正当性を訴えかけます。 (この時点で広島、長崎の原爆は投下されているにもかかわらず。) この映画の転機は森近衛師団長を殺害するところです。 軍は命令が絶対などと言う将校が、上官を殺害してしまう。 さらに絶対的なトップである天皇が終戦を決断してのに、 これを天皇が周囲の人間に惑わされたからなどと妄想して決起するなど考えられるでしょうか? この映画では何人もの軍人が死ぬ。しかもオールスターキャスト映画の範疇を超えて非情にリアルにその死を描かれている。 皇居前のカメラに脳みそを吹き飛ばすシーンや、三船の切腹や森近衛師団長の殺害場面など椿三十郎なみの血吹雪である。これは監督の単なる娯楽作品に終わらせないぞという意思を感じる。 私はこの映画を見てからここのサイトのコメントに目を通してたが、 映画の質が高いだけあってコメントも熱のこもったものが多いと思います。 但し(勿論私の個人的意見ですが)この映画の青年将校の迷走、陸軍大臣の切腹を 大和魂、武士道、サムライなどの旧来の日本の美しい伝統文化と同一視して美化して欲しくはありません。 日本人は平和ボケしていると言われて久しいです。平和であることが否定的に言われるほど平和なのでしょう。では我々は何処に行けばいいのか?この映画ではその行く先は描かれてはいませんが、決して戻ってはいけない時代を克明に記録していると思います。※この映画には原作があり、その内容に誤りがあるなど指摘もあるようですが、このでの評価はあくまでこの映画の内容によるものです。[CS・衛星(邦画)] 10点(2008-11-04 02:35:01)(良:2票) 《改行有》

8.  女房学校 とても面白いコメディ映画。山本富士子は不思議な女優さんで、日本映画史に残るような映画には全く出演していないが、どの出演作品を見ても外れがない。この作品でもばつぐんの美しさを見せつつ、「金魚、金魚、金魚、金魚、金魚・・・」と連呼する所など笑える。申し訳ないが他の女優さん、男優陣は山本富士子の引き立て役にしか感じなかった。ただ森雅之が変人学者の役で出演してるのにはびっくり。あの名優がねぇと見ていたら結構合ってました。お勧めです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-06-21 12:05:00)

9.  幕末残酷物語 《ネタバレ》 20年以上前にテレビで見て強烈な印象を受けた映画。 DVDで見直しました。加藤泰という監督さんもよく知らないし、 この映画の知名度も高くありませんがやはり傑作です。 最初から最後まで中だるみ無し。 江波とさととのラブシーンは名シーンだと思います。 正直大川橋蔵はあまりインパクトはないが、 河原崎長一郎の沖田総司、 西村晃の土方歳三ははまっている。 なにより藤純子が可憐!! ラストシーンの悲哀は鮮烈です。 ぜひ多くの人に見て欲しい作品です。 [ビデオ(邦画)] 10点(2008-05-18 16:15:09)《改行有》

10.  天国と地獄 黒澤映画の中でも完成度の高さは1,2を争うのでは?と思わせるほど質の高い作品。前半の室内だけで展開されるドラマがまったく飽きさせない。飽きさせない為の工夫がそこらじゅうに散りばめられている感じ。緻密で繊細に計算されたがゆえのこの完成度。逆にいつもはスクリーンから飛び出しそうな三船敏郎が思ったほど存在感がない(ちょび髭はやして違和感ありまくり)。俳優の生の魅力に頼らずに、完璧な脚本を元に完璧なこの映画を作ったともいえるかもしれない。この後、赤ひげ以降だんだん映画を発表する間隔も開いていき、黒澤最後の傑作といっても差し支えないでしょう。赤ひげはやたらと時間をかけた長時間映画だが、私は全然だめでした。1940年代から毎年のように作品を発表していた時代も次の「赤ひげ」で一旦終了。黒澤の苦悩の時代が始まることになります。これまで数々の傑作を作ってきた黒澤が、1963年にこの傑作をまた作れた事実が凄いのかもしれません。昔の巨匠は代表作が1作だけでない。小津、溝口、チャップリン、ヒッチコックみんなそうですよね。10点満点あげたい黒澤作品のうちの一本です。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2008-05-18 15:42:22)《改行有》

11.  私は二歳 子育ての日常生活をこんな映画にしてしまうなんて市川崑は凄い!気張った感じの映画でなないのですが、最後まで飽きずに見させてしまいます。船越英二と山本富士子の夫婦役も意外や意外、はまってました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-02 12:52:55)(良:1票)

12.  お琴と佐助(1961) 谷崎潤一郎の春琴抄は何回も映画化され、谷崎潤一郎自身は京マチ子版を見て 自分のイメージに一番あっているといったらしい。 という事で京マチ子版を見たかったのだが、山本富士子版を先にみてしまった。 しかし内容は期待以上。衣笠貞之助監督も小津、溝口、黒澤などに比べると 巨匠的な評価はないが、先に見た「白鷺」といい素晴らしい映画を撮る監督です。 (一番有名な地獄門はいまいちだったが) 山本富士子はいつもは見てるとほっとするような役者だが、この映画では厳しく 時にストイックでエゴイスティックで台詞も怒鳴り口調の山本富士子が見ることが出来る。 このような役も以外とあってる。 ありえないような師弟愛(純愛?)だが、大きな違和感を感じさせず美しく描いている。 8点献上。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-31 21:29:10)《改行有》

13.  殺しの烙印 《ネタバレ》 「訳が解らない映画」、「この映画のために鈴木清順が日活をくびになった」、「カルトムービー」など 見る前に仕入れた知識も多かったが、実際見てみると以外と単純なストーリーで訳がわからないという 感じでは全然なかった。 要するに日本でナンバースリーの殺し屋が、ある仕事に失敗して逆に組織から命を狙われ 最終的にはナンバーワンの殺し屋と対決するという話。 ただし映像、演出はかなり破天荒。 冒頭、カーチェイスのシーンで車がコーナーを”ギギー!!”という音をたててスピンして止まる。 その瞬間、宍戸錠が車から飛び出しこれから撃ち合いが始まるかと思うと・・・・・ いきなり音楽のリズムに合わせて女性の手が車のドアを叩きリズムを取り始める。 その後、撃ち合いが始まるのだが、このシーンは前後の話と何の関係もない。 何でこの緊迫した状況でこのシーンを入れたかは意味不明。 しかししばし唖然としたあと、私はどっと笑ってしまった。 この映画にはこの手の現実的ではないシーンが多い。 その演出を見て私は時に大笑いし、時にそのかっこよさに痺れた。 10年ぐらい前に「ツィゴイネルワイゼン」を見たときは、全然解らず何も楽しめないまま 終わった。鈴木清順=難解というイメージを持っていたが、この映画は久々に夢中になれる映画だった。 痛快。極上のエンターテイメントムービー。10点献上します。 (後で知りましたが私の見たのは無修正版らしいです。) [CS・衛星(邦画)] 10点(2007-05-24 15:41:06)(良:1票) 《改行有》

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