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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 銀河鉄道999 荒っぽいストーリー展開にげんなり。 ハーロック、エメラルダスのムダなくだりを削れば、結構いい映画になっただろうに。 でも、それをやっちゃうと客の入りが3割は減っちゃうんだろうなあ、なんて思った。 所々「少年の成長物語」にグッとくる場面もあるんだけど、こうした「大人の事情」が透けて見えたりして、あまり楽しめなかった。 まあ、自分はTV放映の頃でも「メーテルの顔のアップが怖い」なんて思ってたクチなんで、元々今見ちゃいけなかったのかもしれない。[DVD(邦画)] 4点(2010-09-25 13:53:46)《改行有》 3. タクシードライバー(1976) はっきり言って主人公は全然好きになれないし、物語の終わりは全然納得できない。この映画がアカデミー賞を一つも取れなかったのは納得だし、映像的にも派手さはない。 ......だけど、不思議なことに、何年かすると見返したくなってしまう。都会の怪しげなギラギラした感じ。都会の孤独感。ひょっとして一歩間違えたら自分もこうなったかもと思わせる人物像。これらは今でも全然古くない。 この映画を大好きとは言えないけど、人には一度見ることを薦められる。ということは、やはり名作なんだと思う。[DVD(字幕)] 9点(2010-04-30 17:03:38)《改行有》 4. ルパン三世 カリオストロの城 公開当時、すごく評価が高くて、慌てて映画館に走って見た。 そんなフットワークの軽い頃が自分にもあった。 見た感想は、「子供向けとしては、よくできてるんじゃない」だった。 だから自分の中で、宮崎駿という人は「ありきたりな話を、抜群のスピード感のある演出で見せる人」であって、好みではなかった。 でも、今の年になると、もう一回「子供向けとしては、よくできた話」を作ってほしいなあ、と思ってしまう。 それができる人は、ほとんどいない、ということが分かってしまったから。 [DVD(邦画)] 7点(2008-06-29 00:08:27)(良:1票) 《改行有》 5. さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 公開当時なら9点は付けていただろう。特に前作がTVアニメのダイジェスト版であり、作画でさえ使いまわしなのに怒りを覚えたから、この映画のきちんとしたストーリーや斬新なアイデアに狂喜した。 ところが今見るとダメなんだなあ。どうにもストーリーやセリフ回しの子供っぽさにイライラさせられる。音楽やメカには今でも、おお、と思わされるんだけど。 最初のTVアニメ放映開始時、その画期的な世界観や、終盤までを見据えた設定には本当に驚かされた。なんせ、裏番組まで覚えているから。裏番組だった「猿の軍団」をクラスメイトみんなが見ていて、「ヤマトの方が絶対面白い」と力説して回っても、ほとんど信じてもらえなかった悔しい経験があるから。 そんな生粋のヤマトファンも、この映画を楽しめないようじゃ終わりですね。 ちょっと寂しいけれど、本当の意味で「さらば宇宙戦艦ヤマト」。[DVD(邦画)] 5点(2008-03-17 01:21:05)(良:1票) 《改行有》 6. ポセイドン・アドベンチャー(1972) ハリウッド大作映画の傑作。自分が初めて見た字幕映画であり、映画好きになったきっかけとなった映画でもある。 子供の頃は主人公のリーダーシップに憧れた。今は刑事の気持ちもよくわかるし、自分は冴えない独身中年男(マーティン)に近い大人になぜかなった。 こうして今なお楽しめる時、この映画の脚本がいかに優れているか改めて気付かされる。古い映画なのにテンポの良さも絶妙。 この映画はパニック映画の初期代表作のように言われるが、今でもハリウッド大作映画はどこかこの映画を意識して作られているように思えてならない。[DVD(吹替)] 10点(2007-09-02 22:02:22)(良:1票) 《改行有》
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