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1. ジャズ大名
《ネタバレ》 アニメ『ぜんまいざむらい』を観てたら、無性にこの映画が観たくなりました。徐々にジャズにはまっていく家来のたちの姿が可笑しかったです。音楽はジャズ奏者の山下洋輔さんと原作者の筒井康隆さんが担当。劇中、何度も繰り返すフレーズがしばらく頭から離れませんでした。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-12-06 00:53:06)
2. の・ようなもの
《ネタバレ》 DVDが出たんで買いました。とにかく大好きな映画です。衝撃的な事件も情熱的なロマンスもなく、若手落語家の日常を淡々と描くだけなんですが、主演の伊藤克信さんをはじめとするキャラクターがみな魅力的で、何度も観たくなります。伊藤さんは、本作がデビュー作。たどたどしいところはあるけど、自然体でとってもいい味を出しています。先輩役の尾藤イサオさん、でんでんさん、小林まさひろさん、後輩役の大野貴保さんとのチームワークがよくて、散りばめられたコネタ(ラブホテルのシーン、銭湯のシーン)もくすっと笑えマス。脇役ですけど鷲尾真知子さん、吉沢由紀さんの独特なキャラも面白いですね。銭湯に向かう時の坂道とか、師匠の家とか、下町の雰囲気もいいなぁ。尾藤さんの歌う主題歌もいいです。とにかく好きなところだらけ。この前、北野たけしさんのTV『点と線』に伊藤さんが一瞬出てました。「いまのそうだよねぇ」と思うくらいのちょい役(運転手役)でした。もっと活躍してほしいです。[DVD(邦画)] 10点(2007-12-01 22:37:14)
3. ガキ帝国
《ネタバレ》 素人っぽい役者さんが多くて、荒削りな感じがしたけど、作り手の熱気が伝わってきて、すごくよかったなぁ。チャボ役の故・松本竜介さんは、下手丸出しなんだけど、いい味だしてました。とくに、ラストで車の上からケンカ相手にストンピングするシーン、これは、鬼気迫る(!?)ものがありましたね。ヒーヒー言いながら何回もストンピングを繰り返すんですが、カメラの横では、井筒監督が、「もっと気合いれてやらんか~」と竜介さんをしごいてるような気がする? そんなことをつい想像してしまうほど、熱い映画でした。それから、準主役のケンを演じた故・趙方豪さんは、渋くて好きでした。[映画館(邦画)] 8点(2007-11-05 01:42:49)
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