みんなのシネマレビュー |
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2. フロントライン 《ネタバレ》 2025.6.15観賞。 国内に新型コロナウイルス蔓延の契機となった豪華客船内でのパニック。美しい外観を擁する客船内では、てんやわんや。小栗旬演じる熱血リーダーが率いる、災害派遣医療チームが船内に乗り込み、救命活動に奮闘。自らが感染を受ける恐怖、周囲からの誹謗中傷、彼らの家族が受ける風評被害…船内での活動継続を阻む数々の障壁。苦悩しながらもチームと厚労省、外部の医者等と協力し、最善を尽くそうとするリーダー。その切迫感は大いに伝わってきた。後のパンデミックは防げず、決してサクセスストーリーではないが、この数日間の奮闘は価値あるものでねえか。傑作。[映画館(字幕)] 8点(2025-06-15 21:44:13)★《新規》★《改行有》 3. 八甲田山 《ネタバレ》 2025.6.14観賞。 実話に基づいた歴史冒険大作。当時の邦画スタッフとキャストを総動員させたような、集大成の様相を呈する。日露戦争に備えた八甲田山での雪中行軍訓練。双方向で出発した2つの隊がすれ違う計画。零下40度レベルの猛吹雪による極寒で、続々と斃れる隊員。寒さによって場面が硬直、観ている側も何だか寒気を覚えちまう。二隊は現地で相見えず。遺体となった欣也さんと、見えることになった健さん。仮想の冬将軍、半端ねえ。3普連の富良野演習みてえだ。[DVD(邦画)] 6点(2025-06-15 01:14:51)★《新規》★《改行有》 4. ブラックライト 《ネタバレ》 2025.6.13観賞。 リーアム・ニーソン主演のアクション・サスペンス。オイラはFBIを陰から支えるフィクサー。対するは、謎の計画により暗躍する旧友にしてFBI長官。相手の手下も含めて基本的な戦闘力はオイラが上、圧勝。やはり家族を守るタフガイを演じさせてリーアム・ニーソンの右に出る者は居ねえ。[DVD(字幕)] 6点(2025-06-14 04:01:34) 5. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 2025.6.12観賞。 シリーズ第10作。実写リメイク版を観た後に観賞。野原一家が戦国時代にタイムスリップして、勢力争いに巻き込まれる。戦国武将たちにカレーやビールを振る舞う。ガチの戦に車で乗りこんで加勢する一家。敵将と対峙するオイラ、必殺お股にヘッドバット。戦に勝利するも銃弾に散る武将。お姫様との恋はかなわず。幼児向けアニメ映画とは思えないほどのシブすぎる内容。有り得ないコトの連続だけどオトナでも十分に堪能できた。[DVD(邦画)] 6点(2025-06-13 06:52:36) 6. マークスマン(2021) 《ネタバレ》 2025.6.11観賞。 リーアム・ニーソン主演のアクション、ロードムービー。オイラは元海兵隊の凄腕ガンマン。追っ手は悪のカルテル。死に際の母親の願いを受けて、幼い息子を連れてトラックを走らせる。シカゴに向かってひたすら逃げる。数日間の逃避行を共にしているうちに、次第に心の距離が縮まるオイラと見ず知らずの子供。戦闘シーンでは年甲斐もなく凶悪なヤツらを相手に大暴れ。自らの命と引き換えに役割を果たす。西部劇風で物語に無駄がなく、観衆も共に決死の鬼ごっこを体感できる。良作。[DVD(字幕)] 7点(2025-06-12 05:40:58) 7. 国宝(2025) 《ネタバレ》 2025.6.11観賞。 国宝級のイケメンと称されるリョーくんが渾身の怪演を見せる、歌舞伎役者の半生を描いた壮大なドラマ。ライバルは歌舞伎名門の御曹司を熱演するリューセイくん。女形の競演。ちんにゅるかくごはぁ…ナニ言うとるか分からんのが歌舞伎の醍醐味やったっけ。女形の面構えはピエロみてえで物凄い形相。早速、今夜のユメに出てきそうやな。それでも、歌舞伎役者の頂点に昇り詰めるまでの数十年が如何に波乱万丈で凄惨かがよく伝わってきたので良作。[映画館(邦画)] 7点(2025-06-12 01:00:07) 8. そして、バトンは渡された 《ネタバレ》 2025.6.10観賞。 家族ドラマ。3人のお父ちゃんと2人のお母ちゃんを持つアタシ。ガキの頃はアタシを「みいたん」と呼んで、よく可愛がってくれたけれど、次々とお父ちゃんを替えて何だかいい加減な2人目のお母ちゃん。急に居なくなって現在は3人目のお父ちゃんと2人暮らし。アタシの一番の特技は作り笑い。高校卒業式でピアノを演奏。ピアノなのか料理なのか、これまたいい加減なカンジの婚約者を連れて両親巡礼の旅に出る。覚悟を決めて肝が据わった漢、アタシを貰い受けて、3人のお父ちゃんからバトンを引き継ぐ。実は病を隠して、ご気楽トンボを演じていた2人目のお母ちゃん。最終盤にタネが明かされ、過ぎ去ったシーンが別の角度で映される。視聴者を見事に欺き、再度観賞できる傑作。[DVD(邦画)] 8点(2025-06-11 04:23:35) 9. フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 2025.6.10観賞。 戦争アクション・ドラマ。ベトナム戦線を志し、招集される米海兵隊の訓練生。アタマを刈り上げる冒頭から40分程は営内訓練の中継。トロいデブをシゴき倒すクラポンみてえな鬼教官。厳しい軍隊訓練、まるで神奈川での曹学訓練やな。射撃の腕という長所を突き止められたデブ。ブチ切れたデブが銃を持ち出し、装填。便所で鬼教官をパチコン、そして自分にもズドン。一転して後半はベトナム戦線。実は女性だった敵の狙撃手との死闘。多くの犠牲を払いながらどうにか仕留める。前半は訓練、後半は実戦。軍隊の厳しさを写実的に、臨場感満点で表現されていた。生涯ランキングでベスト25入りの傑作。[インターネット(字幕)] 8点(2025-06-10 20:51:10) 10. オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体 《ネタバレ》 2025.6.9。購入DVDで観賞。 実話に基づいた歴史サスペンス・ドラマ。第二次大戦下、英国諜報部がヒトラーを欺くために奇策を敢行。死体に、ウソを書いた機密文書を忍ばせて地中海に流す。パチの個人情報、ニセの恋人まででっち上げちまう。懸命に死体の恋人を演じようとするアタシ。そりゃ気が変になるわな。濃ゆいサスペンスが展開されているけど、とっても冗長で印象に残らねえ。[DVD(字幕)] 6点(2025-06-10 00:40:32) 11. SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 2025.6.7観賞。 山崎貴監督による、名作アニメの実写映画化。主演はキムタク。ヒロインはクールビューティーな黒木メイサ。脇役も豪華俳優競演。SFアドベンチャー…このジャンルに対して当時のニッポンの技術を結集させて作り上げた雰囲気は伝わってきた。だけど、当時の山崎貴監督をもってしてもスターウォーズなどと比較するとまだまだ拙い印象の特撮技術。艦隊の戦闘シーンや妙な物体の動きなどは違和感あり。日本で最もカッコいい男、もちろん見た目は申し分ないんだけど優男ぶりは抜けてないよね。最終盤、ヒロインの唇を操縦機のサイドガラス越しにゲット。艦長代理として、一人艦に残って宙に散る。命に代えて職責を全う。原作未読で、結末は予想外。カッコよすぎるけど、この散り方は当時の日本でならキムタクにしか許されねえだろうや。[DVD(邦画)] 6点(2025-06-08 00:11:00)《改行有》 12. BALLAD 名もなき恋のうた 《ネタバレ》 2025.6.6観賞。 山崎貴監督によるSF時代劇、ラブ・ストーリー。原案はクレヨンしんちゃんの映画。オラは小学生のシンイチ。両親と共に戦国時代にタイムスリップ。ユイ姫を守る武将・クサナギくんと共に、珍しく敵役を演じる大沢たかおと戦う。戦国時代の物語は単純だが、合戦はそれなりの迫力。そこに現代の車が乗り込んで来て有り得ないけど、絵としては十分に面白い。それらは監督をはじめとするスタッフの為せる業。合戦は大勝利。クサナギくんは戦国時代の合戦なのに、敵の大将の首を取らねえ。この辺が幼児向けアニメ原作の甘ちゃんぶりかと思っていたら、クサナギくんが銃撃にて落命。予想に反する結末。現代に戻り、逞しくなったオラ。戦国時代をもう少し重厚に描いていたら、侍タイムスリッパ―に匹敵していたかもね。惜しい。[DVD(邦画)] 6点(2025-06-07 04:32:58)《改行有》 13. ザ・プレデター 《ネタバレ》 2025.6.4観賞。 ほとんど中身のないモンスター・パニック映画になってもとるぞ。最後に出現したのはオイラが纏うスーツ。続編やるんかな。駄作。[DVD(字幕)] 5点(2025-06-05 02:56:55)《改行有》 14. ボーン・コレクター 《ネタバレ》 2025.6.4観賞。 殺人サスペンス。首から下が麻痺している黒人刑事の頭脳とタラコ唇の新米女性刑事の行動力で連続殺人解決に挑む。デンゼルとアンジョリの異色タッグ。最終盤、デンゼルが横になっている病室までやってきた真犯人。ベッドを捜査して相手の手を挟んだり、相手の首に嚙みついたり四肢が動かない状態で真犯人と渡り合う。有り得ねえと思いながらも引き込まれた。[DVD(字幕)] 6点(2025-06-04 22:09:16)《改行有》 15. 血と骨 《ネタバレ》 2025.6.3観賞。 実の父をモデルにした漢の半生が原作のバイオレンス・ドラマ。韓国・済州島から出てきたバケモノ。発情すれば、誰彼構わずイッパツぶちかましてイかす。ぶちキレれば、誰彼構わずシバき回す。自分のためだけに生きる、ひたすら我が道を往くオイラをビートたけしが怪演。自分の思い通りにならなかったら、いきなり暴れ出してメチャクチャする。身内も外様も関係ねえ。ケンカシーンでは窓ガラスのパリンパリン、ちゃぶ台のドガシャンが何度も繰り返される。極めつけは娘のトモコちゃんの葬式にてトモコちゃんの仏前で、トモコちゃんを自殺に追いやったDV夫をドツき回す。触発された周囲で勃発する大乱闘。晩年は北朝鮮の自室のベッドにて、誰かよう分からんほどにヨボヨボになって逝くオイラ。我が人生全う。傑作。[DVD(邦画)] 8点(2025-06-03 23:52:45)《改行有》 16. ソニック × シャドウ TOKYO MISSION 《ネタバレ》 2024.12.29観賞。 ぬいぐるみCGアクション・コメディ、シリーズ第3弾。引き続き、青い俊足のハリネズミ、赤いバカヂカラのハリモグラ、黄色い頭脳派のキツネがチームとなる。相対するは愛しのマリアちゃんの復讐に燃えるオイラにクリソツのハリネズミ。さらにひげメガネの祖父が暗躍。ソニックとシャドウ、互いにスーパーサイヤ人みたいなんになってぶつかり合う。そして、分かち合う2人。最後はちょっぴり改心したひげメガネと命を懸ける。ぬいぐるみ劇の割に意外と敵味方が次々と入れ替わり、怒りや復讐という重いテーマを掲げる。ラストショットに登場するピンキーキャットみたいなん…まだ次があるんやね。[映画館(字幕)] 6点(2025-06-02 22:20:43)《改行有》 17. ベスト・キッド4 《ネタバレ》 2025.6.2観賞。 シリーズ第4弾。主役は亡くなったオイラの愛娘。誰かと思えば、ヒラリー・スワンク。名作「ミリオンダラー・ベイビー」の基礎はここで作られたのか。それにしても若い頃からイカつい面のアタシ。両親を亡くして投げやりになっているアタシを、まだまだご健在のわが師が僧院合宿にて鍛える。それは良いんだけど、ワルツを踊ったり、小坊主らとボウリングに興じたり…在らぬ方向に行っちまってるぞ。メインイベントではボコられたカレシを救うべく一肌脱ぐアタシ、トリャー。最後にわが師も参戦、悪徳軍団の軍隊長みたいなんをドツき回す。何だかんだ言っても、やってることはただの埠頭でのケンカやんけ。駄作は免れまい。[DVD(字幕)] 5点(2025-06-02 21:49:31)《改行有》 18. ベスト・キッド3/最後の挑戦 《ネタバレ》 2025.6.1観賞。 シリーズ第3弾。第1弾の悪徳道場を、さらに悪いセンセーが率いて復讐。今作のヒロインはジェシカちゃん。次から次へとオンナを乗り換えて、全くもってスミに置けねえオイラ。前半は盆栽とか冗長なエピソード。後半は何も教えてくれなくなったわが師を見切り、思わず悪徳道場の門を叩いちまう。ダークサイドに落ちかけてすっかり自信喪失。見かねたわが師との練習を再開し、大会決勝で悪徳道場の現・一番弟子を転ばせて王座防衛。後半はオイラの心の成長を感じられて、入り込めた。[DVD(字幕)] 6点(2025-06-02 03:19:42)《改行有》 19. ベスト・キッド2 《ネタバレ》 2025.6.1観賞。 シリーズ第2弾。冒頭は前作にオイラの優勝で終わった大会の場外戦。大会決勝で敗れた一番弟子に憤るセンセーを見かねたわが師、手を出さずに成敗。そして半年後、親友とのカノジョを巡る因縁を終わらせるために、沖縄へ発つわが師とオイラ。申し込まれる親友との決闘。一方のオイラは前作のエリザベスちゃんからあっさり乗り換えて、日系のトミーちゃんにゾッコン。決闘するかしねえか、わが師。トミーちゃんとの仲が煮え切らねえ、オイラ。なんかグダグダな展開。やっぱし決闘することになり、前夜に嵐が来てストーム・パニック。レスキュー、レスキュー…違うジャンルになってもとるやんけ。結局、親友とは闘わずして仲直り。どないやねん。締めは仲良く盆踊りかと思えば、納得いかねえ親友の一番弟子が殴り込む。今作もオイラがきぇーで倒すかと思ったらパチコンして終幕。ツッコミ所満載ながらも、前作には及ばねえ。[DVD(字幕)] 6点(2025-06-01 22:07:08)《改行有》 20. ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い 《ネタバレ》 2024.12.27観賞。 シリーズから200年前の物語、アニメ。ローハン国王軍と西境勢力の戦い。年甲斐もなく筋肉隆々で厳格な国王と凛々しき王女。対するは卑劣な西境の領主親子。一時は国王軍を追い詰めるが、勝敗を分けたのはこのひねくれ親子の単純な戦闘力の低さやな。オヤジは国王に一撃KO即死。マジで…国王もビックリ。ムスコは王女にチャンバラで完敗した挙句に卑劣な攻撃も実らず、盾を喉に押し当てられて圧死。なんじゃこいつら…親子共々にヨワすぎるぞ。だけど、物語は国王と王女の二人の強い絆、周囲との繋がりも明確に描かれていて引き付けられた。良作。[映画館(吹替)] 7点(2025-06-01 00:10:41)《改行有》
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