みんなのシネマレビュー |
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1. 赤毛のアン/グリーンゲーブルズへの道 《ネタバレ》 高畑勲監督による名作の日本アニメ映画化。里親が決まるまでのTVアニメ導入部を再編集して劇場版とする。とても早口でおしゃべり、こましゃくれた少女。初めのうちはウザがられるが、彼女の生い立ちの苦労話などを聞いていると、それがアタシのイイところだと気付かされる。里親となる老兄妹もそれぞれ性格は対照的だが、彼女のおおらかさを認めて温かく見守ることになる。良作。[DVD(邦画)] 7点(2025-04-29 23:49:21)★《新規》★ 2. バーディ 《ネタバレ》 ニコラス・ケイジ出演のヒューマン・ドラマ。バーディ…鳥人間。鳥になりてえと一途に願うオイラ。ベトナム戦争に従軍して精神を病んだオイラと被爆して顔面を損傷した親友のニコちゃん。まだ若くてイケメンのお顔が台無し、包帯グルグル男に。幼い頃から親友同士のオイラとニコちゃん。現在と過去を度々に往来する斬新な構成。ガキの頃から鳥一筋のオイラ。学生の卒業パーティーにて、有り得ねえ程に積極的に迫ってくるカノジョとイッパツをカマすチャンスをもカンタンに逸する。ニコちゃんの懸命の尽力と叱咤激励があって、ようやくご自分を取り戻したオイラ。鳥になった…病棟を逃げ出す際に縁からとうっ!オチではマジで飛び降りたと思ったぜい。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-29 20:00:42)★《新規》★ 3. Flow 《ネタバレ》 黒猫のアドベンチャー。全編85分間セリフなし、ラトビアのアニメ映画。大洪水に呑まれて住処を追われるオイラ。やむを得ず流れてきたボートに乗り込んでひたすら漂う。どんぶらこ、どんぶらこ…。やがて多様な動物たちと乗り合わせ、いろんな苦難に遭遇するが誰もな~んも言えへん。多くを語らずに、ただひたすら自分たちの為すべきを為そうとするオイラたち。本年度の米アカデミー長編アニメーション賞受賞作。物珍しい、斬新、画期的…。それはそうやけども、残念ながらディズニー映画の前座でやる短編アニメの延長線レベルに過ぎねえ。[映画館(字幕)] 6点(2025-04-29 15:52:26)★《新規》★ 4. 不眠症/オリジナル版 インソムニア 《ネタバレ》 殺人サスペンス。白夜の地にて、少女殺人事件の捜査に当たる刑事。何だか眠れず、現実と夢の狭間を往くオイラ。いつもフラフラ、ガチか幻か見当がつかぬ。最後の最後まで呆然自失、マジでダイジョブか。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-29 02:29:32)★《新規》★ 5. ライブ・フレッシュ 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるラブ・ストーリー、サスペンス。2人の横ケツがくっついたイッパツ状態、衝撃のパッケージ。5人の男女が時間の流れと共に巡り巡って絡み合う。銃撃により半身不随となりながらも車椅子バスケの一流選手に転身した警官を、ハビエル・バルデムが特異な存在感を発揮して好演。象徴的なシーンは、男女のアタマが180度異なる向きでカマすイッパツ。全体的に有り得ないような偶然の連続だが、目を離せず見応えがあった。良作。[DVD(字幕)] 7点(2025-04-28 15:42:01) 6. 欲望の法則 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による同性愛ドラマ、サスペンス。若き頃のアントニオ・バンデラスが同性愛者にして殺人鬼を怪演。冒頭からいきなり、し〇りまくってんじゃねえよ。1人のオトコを2人のオトコで取り合ってんじゃねえよ。そして、殺してんじゃねえよ。立てこもりながら、オトコ同士でヤッてイッて逝ってんじゃえねえよ。エンドロール後に「バッド・エデュケーション」を予告してんじゃねえよ。中身皆無もさることながら、同性愛描写にはウンザリやな。超駄作、生涯ワースト9入り。[DVD(字幕)] 4点(2025-04-28 03:09:55) 7. 間違えられた男 《ネタバレ》 アルフレッド・ヒッチコック監督による、実話に基づいたサスペンス・ドラマ。愛妻の歯の治療代を工面しに行った保険事務所で強盗に間違えられて拘留されちまうオイラ。裁判になり、証人が死んでいて状況は絶望的。精神が病んでいく妻。自分で自分を追い詰めてオイラを真犯人と思い込んでふいにパチコ~ン。結局、真犯人が捕まり疑いは晴れるのだが、濡れ衣を着せられるオイラの不安感に加えて、精神衰弱していく妻の様子もよく描いていた。今作はまさに、夫婦の物語やね。拘留されたオイラをグルグル。ヒッチコック監督特有のカメラワークも効果的に使用されていた。それにしても真犯人、風貌は似ていたけれど顔つきはまるで違っていたぞ。それは別として、良作。[DVD(字幕)] 7点(2025-04-27 22:20:57) 8. グロリアの憂鬱/セックスとドラッグと殺人 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるサスペンス・ドラマ。冒頭で道場のシャワールームにて剣道マンとイッパツ。家族含めて変人に振り回され、苦悩の尽きないアタシ。ついにはきつくシバかれた仕返しに、義母がパクってきた幹みたいなんで夫に面~。ドツき殺しちまう。殺人やっちゃったけど、やりましたと手を挙げねえ。後ろめたさを感じながらも、太く居直るアタシ。だって、正当防衛だもんよ。憂鬱感が伝わってくる。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-26 01:43:03) 9. リアル・ペイン〜心の旅〜 《ネタバレ》 亡くなった最愛の祖母を偲んで、いとこ同士で史跡ツアーに参加するロードムービー。人生に疲れ、傷心のオイラ。旅の道連れは疎遠になっていたいとこ、それぞれ多様な人々。道中鬱積していたモノを開放、徐々にストレスを解消していくオイラ。注がれるのは周囲の温かい眼差し。痛々しく痕跡が残るホロコーストの強制収容所を訪れる。そして、終着点は祖母の家。旅を終えて、見つめるのはその先。オイラの人生これから、まだまだ捨てたもんじゃねえ。わずか90分で心が洗われるハートウォーミングストーリー。キーラン・カルキンがオイラを好演し、米アカデミー最優秀助演男優賞受賞。良作。[映画館(字幕)] 7点(2025-04-23 22:11:01) 10. ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE 《ネタバレ》 劇場版のミッションは台湾縦断。リミットは3泊4日、路線バスのみを乗り継いで波乱含みの旅を敢行。参加者は3名。リードオフマンのユースケくん、年長者のえべっさん。そして紅一点、皆のマドンナにはミカちゃん。持ち前の元気さとコミュニケーション力でおっさんらを引っ張る。番組ルール厳守。いきなり高速バスに乗っちまったり、3日目に台風運休を食らうなどハプニングの連続。ゴール目前でえべっさんによるガチのすってんころりんには笑かされたが、制限時間いっぱいで目的地到達。ナレーターも面白くて、3人と共に旅をしているような臨場感があり、観る側としては楽しめた。[DVD(邦画)] 6点(2025-04-23 01:30:01) 11. バチ当たり修道院の最期 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督の初期作品。恋人に自殺された女性歌手が駆け込んだ修道院は、怠惰の限りを尽くす尼僧の巣窟。笑いは一切なく、マジメな顔してサボりまくるオバさんたち。ただそれだけで中身も教訓も無し。駄作。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-22 01:32:17) 12. 大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─ 《ネタバレ》 是枝裕和監督による歌手・Coccoのライブと道中のドキュメンタリー。Coccoのファンというよりは是枝監督全作品を観るということで観賞。とてもスレンダー体型で、何だかあいみょんみてえな若い頃のアタシ。沖縄県辺野古や青森県六ヶ所村、国際環境問題について俯瞰的にとらえるアタシ。ステージで笑ったり泣いたり、感性をとても豊かに表現。ちょっと冗長な場面もあるけど、内面の繊細さが良く演出されていた。だけど齢30過ぎて、自人称あーちゃんは結構痛ぇぞ。読み終えたファンレターを焚火にて焼却。さらに自分で散髪して焼却。大丈夫であるように…ていうかあんたの心がダイジョブか。[DVD(邦画)] 6点(2025-04-21 13:33:08) 13. アホリックス リローデッド 《ネタバレ》 「マトリックス」のパロディ、シリーズ第2弾。フランクという架空のアクション俳優の人生について、実在の名立たる俳優たちが証言する偽ドキュメンタリー。もっともらしくやっているが、実際に居ねえヤツのドキュメンタリーを作っても意味ないやろ。最後に出演した待望の作品は、ほとんどダンス映画やな。駄作。[DVD(字幕)] 5点(2025-04-21 01:21:26) 14. アホリックス 《ネタバレ》 「マトリックス」のパロディ。マトリックス除けをカマすものの腰を抜かすキアヌもどき。オカマのトリニティ崩れ。チビでトミタくん並みにアタマが長いローレンスみたいなん。アクションはチャラけて、全てコメディと化す。中身は無いに等しい。酷すぎて評価の仕様が無いやんけ。それでも映画鑑賞1本は1本や。超駄作。生涯ワースト2入り。[DVD(字幕)] 4点(2025-04-20 21:44:32) 15. フォー・ルームス 《ネタバレ》 オムニバス、コメディ・ドラマ。あるホテルにて、ベルボーイが4つの部屋でそれぞれ騒動に巻き込まれる。1部屋につき1話、1人の監督が担当。どの話もほぼ下ネタが土台やな。女性監督の1話目から、裸女にベルボーイの精〇を吸い取られるとか大炸裂。タランティーノ監督・出演の4話目がただ大事を焦らしているだけで、入り込めなかった。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-20 04:06:48) 16. たたり(1963) 《ネタバレ》 ホラー・サスペンス。モノクロ作品。男性2名、女性2名がユーレイ屋敷で過ごす恐怖の一夜。幽霊の類は一切登場せず、色彩も無い。物音や雰囲気だけで視聴者を脅す。もちろんそれには限界があり、怖くはないんだけど中身のないモンスター映画とは異なり、最低限の筋書きはあった。グラグラの螺旋階段の頂上で、ヒロインがカマすイナバウアは意味不明。最後の車事故死は予想外。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-19 22:56:51) 17. ハイヒール(1991) 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるサスペンス・ドラマ。主題は母娘の愛。大好きな母に捨てられた幼い頃のアタシ。やがて成長して何だかフェリシティ・ジョーンズみてえになり、母の真似をするために母の愛人と結婚。それで上手くいくはずもなく、冷めた愛。そこで、鉄棒みたいなんにぶら下がりながらオカマと久々のイッパ~ツ。そして妊娠。オカマとカマしてんじゃねえよ。夫を殺害。その罪を被ろうとする臨死の母。命を懸けた娘への愛情。不倫に殺人、どうしようもないアタシをかばって逝く母。この愛情だけは本物だ。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-19 01:20:37) 18. レンフィールド 《ネタバレ》 ホラー・アクション、コメディ。ニコラス・ケイジがドラキュラを怪演。青年と、決して美しいとは言えないヒロインの婦警が共闘。ちぎれた人の2本の腕をヌンチャクみたいにしてシバき回す。アクションシーンはよくできていたが、物語に中身がないね。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-18 05:07:24) 19. クロエ(2009) 《ネタバレ》 官能的ラブストーリー。「恍惚」のリメイク版。娼婦に夫を誘惑させて、その作り話を真に受けて嫉妬心を燃え上がらせる妻役にジュリアン・ムーア。それは良いとしても、硬派なリーアム・ニーソンが娼婦の作り話の中でその誘惑に乗せられて不倫しまくる夫役かよ。実際には潔白だとしても、妄想の中での不倫描写が結構イタイよな。そして、問題の娼婦役にギョロ目のアマンダ・セイフリッド。作り話がバレた後、懲りずにムスコさんに迫ってイッパ~ツ。さらには飛び降り自殺。そんな内容はオリジナルには無くて蛇足やな。妻とのレズシーンも含めてリメイク版では性描写を見せちまう。語り口だけで表現しているオリジナルに比べると陳腐だけど、今夜のオカズにデキるなので減点なし。[DVD(字幕)] 6点(2025-04-17 01:32:32) 20. バッド・エデュケーション(2004) 《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるキョーレツな半自伝的同性愛ドラマ。2人のイケメン…監督と俳優が学生時代の親友。それは良いんだけど、オーディションと銘打ったおフタリの露骨な同性愛シーン。フジテレビ顔負けやな。さらには同級生の弟と神父と名乗るハゲたおっさんがまぐわいを致す。ストーリーなんてあったもんじゃねえ。ケバい同性愛シーンの数々に意識を持っていかれちまったわ。濃ゆい性愛ドラマの巨匠、ある意味壮絶な人生。男同士でヤってんじゃねえよ。何と生涯ワースト4入りの超駄作。[DVD(字幕)] 4点(2025-04-16 02:57:48)
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