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1. ルパン三世 カリオストロの城
テレビ版や映画ルパン対マモーでのルパン三世は、お宝に目がなくて、エッチで、そして破天荒。銭形のとっつぁんも突っ走りすぎ。そんな若き日の彼らを観てきたからこそ、年を重ねて素敵な’中年’になったルパンや銭形やその他の面々に私は心を奪われるのだろう。観客の記憶に潜むルパンたちの残映を巧みに利用した宮崎駿の演出術には、ただただ驚くばかりだ。[地上波(邦画)] 10点(2007-06-12 03:12:50)(良:1票)
2. くまのプーさん 完全保存版
《ネタバレ》 よく練り込まれて作られた良品だと思います。最近の切っ先の尖った絵柄のアニメに比べると、柔らかいタッチの絵が絶妙で優しい気持ちになれます。ストーリーは基本的に子供向けでしたが、物語の最後にクリストファー・ロビンがつぶやく一言が私の琴線に触れました。ちなみにこれを見てから東京ディズニーランドの「プーさんのハニーハント」に乗ると楽しさ倍増です。[DVD(邦画)] 8点(2007-05-06 03:44:03)
3. 激突!<TVM>
(映画作りの)才能は努力やお金だけでは決して得られない、ということを私に教えてくれた作品です。この時期のスピルバーグだったら、お金を少し渡して「もう1本作って!」といえば同レベルの傑作を簡単に作ってしまったのではないでしょうか。特撮や音楽、俳優にお金がかかっていない分、彼の才能のほとばしりを直接感じられる作品です。[地上波(吹替)] 9点(2007-01-14 15:26:24)
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