みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 手紙(2006) 反省(後悔、罪悪感、謝罪)が人間を人間たらしめるのだなと強く感じた。それがなければ動物と同じ。すごくつらい内容なのに、なぜか救いを感じてしまうのはそういことだと思う。昨今の事件や不祥事で真の意味の反省がなされていないモヤモヤ感が少し晴れるような作品だった。[DVD(邦画)] 9点(2007-10-19 08:22:14) 2. 愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 自分を不幸のどん底に陥れた恐怖の妄想女の命を救ってしまうなんてこの被害者の男性はどこまでも可愛そう。「俺は何もやっていない」を信じてくれた奥さんの存在で救われる(まあこういうところ日頃のおこないが物を言うのだろうけど)。 奥さんの妊娠を知って周りの人に”幸せのお裾分け”分かる気がするなぁ。[DVD(字幕)] 8点(2007-10-19 07:57:35)《改行有》 3. インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》 私のなかではこのⅡが一番良かった。香港返還セレモニーの花火を観ているときのサムの涙が最高です。人の人生ってその時々に分岐点がある。マフィアのボスとして絶頂期を迎えた彼が本当に望んだものがこれだったのか、本当は奥さんと仲良く中堅の幹部でのんびり生きるほうが幸せだったのかもしれない。Ⅱでは登場人物達が運命に弄ばれていく姿が非常に印象的だ。ⅠやⅢがあるからこそまたⅡが良く感じるのかもしれない。[DVD(字幕)] 9点(2007-10-03 18:43:05)(良:2票) 4. 鉄コン筋クリート 《ネタバレ》 雰囲気や世界観などはとても魅力的で前半は楽しんで観ていましたが、後半の精神面(内面)の描写のところで少し集中力が切れてしまった。どこまでの深さで、どこまでの時間を割くかが非常に難しいと思う(少ないと意味が分からないし、やりすぎると説教くさくなる。)が、私にはどうもついていけなかった。[DVD(邦画)] 7点(2007-08-28 20:40:38) 5. レクイエム・フォー・ドリーム 映画を観終わってこんなに嫌な気持ちになった作品は初めて。でもこれは直視しないといけないものだと思った。日本で生活に困って覚せい剤に関わっていく人はいないと思う。大半が「かっこいい」「悪ぶって」から始まるのではないかと思う。あらゆる高校生に義務化にでもして見せたい思った。どんな反覚せい剤のCMより効果があるだろう。[DVD(字幕)] 8点(2007-08-02 23:53:04) 6. シティ・オブ・ゴッド これまで観てきたどんなギャングものよりリアルで怖かった。 子供が銃をもって笑っている姿は本当にゾッとする。残酷なことをしているのにそれを否定できないものがある。環境が生き方や倫理観を支配している。 そして余談だが、サッカーブラジル代表が強いのもなんとなく分かった気がする。 「ハングリーになれ、チャンスは二度と巡ってこない」今の日本人には無理だなぁ。 [DVD(字幕)] 9点(2007-08-02 23:35:31)《改行有》 7. リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 バラバラの家族にはオンボロの車を与えなさいってことかな。 あの狭い空間で話し合い、そしてみんなで力を合わせて車を押せば、自ずと一体感が 生まれるのかな。あの恥ずかしいステージに上がってきてくれるのが家族のありがたいところだな。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-21 22:58:29)《改行有》 8. フラガール 本筋は通っているし、泣けるポイントも随所にあるが、 ダイジェスト版的な薄っぺらさを感じてしまった。 内容を深く掘り下げない分、テンポがよくなっているので さらっと鑑賞する映画としてはよいかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-21 22:46:09)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS