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1. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 最後まであの1つの狭い部屋だけで完結するとは思ってませんでした。レザボアドッグス以上の「舞台劇」ながら、引き込まれる構成・演出と俳優陣の演技。そして脚本の力をまざまざと魅せつけられました。当時の「陪審員制度万歳キャンペーン」だけではなく、父子の情、差別問題、男らしさ、真摯に議論する姿勢~民主主義全体の啓蒙など、様々なメッセージ性が随所に見られるのもすばらしい。最後に名前だけを聞いて何もなかったようにそれぞれの日常へ戻る彼ら、クールなだけではなく日本の「粋」「侘寂」にも通ずるところがあるといえます。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-26 03:32:49)
2. シェーン
《ネタバレ》 「なるほどね~アメリカ版水戸黄門かぁ」と思ったら・・・男のハートを震わす凄まじい後半。昨今の世界のあらゆるコンテンツにオマージュされた、ハードボイルドに生きる上でのベーシックになっている。10点満点中、前半4点、後半6点、スターレットとの殴り合いから10点、ラスト5分100点。[DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 02:35:04)(良:1票)
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