みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ゴーストバスターズ(1984) 《ネタバレ》 キャラクター先行のノリ中心の映画。この軽さが80年代っぽくて懐かしい。 でも内輪受けっぽいストーリーは破綻していると思う。[地上波(吹替)] 5点(2009-08-15 15:38:48)《改行有》 3. ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 本当に大好きな映画で何回も見ています。 まず、マービン、FBI、セラノをうまく組み合わせた綿密な脚本が見事です。無駄なシーンが全くありません。 また、キャラクターもみんなちょっと抜けていてユーモラスだから、貧乏で悲惨な逃避行も明るい。 それに、賞金稼ぎと賞金首という間柄ながら、主役の二人とも基本的に善人。 だから立場の違いを乗り越えてだんだんと友情が生まれていくのが自然に描かれていました。最後まで己の正義を貫いたジャックとマデューカスの2人を観客としても大好きになりました。 それに命がけの旅を終えての別れのシーンも本当に爽やかで洒落ていますね。[DVD(字幕)] 10点(2008-11-22 21:52:34)(良:1票) 《改行有》 4. 機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 時代の先を行っている設定、風景描写が独特であることといった独自性も魅力がある。ただし、調味料のようなもの。メインはストーリーであると思う。 謎解きの部分は面白いのではと期待していたが、動機が不明、煙に巻くような聖書の引用もちょっといただけなかった。時間が短いためか広げようとした風呂敷を閉じることができず、最後には、ただ惨劇を回避するためのアクションになってしまった。惜しい。[地上波(邦画)] 6点(2008-08-02 14:26:14)《改行有》 5. となりのトトロ 《ネタバレ》 これはどこまでも子供のための映画だと思った。監督も自身の少年時代を懐かしむ気持ちで作ったのだろう。夢のある設定、幻想的な森の風景、優しい人々たち‥。徹底して子供の目線の世界が展開されている。ファンタジーとしてうまくまとめた良作だと思う。[地上波(邦画)] 7点(2008-07-21 16:25:00) 6. パリ、テキサス 《ネタバレ》 なんとなく惹かれます。人間の弱さが描かれている。彼は人とのコミュニケーションをうまくとれない人だったのだろう。鏡越しでの再会、トランシーバーでの会話にそんなところが表現されている。それでも、結果は伴わなかったとはいえ、何かを取り返そうとしていた行動に共感できた。[DVD(字幕)] 8点(2008-06-29 15:23:21) 7. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 《ネタバレ》 退廃的な空気の中で自分を殺していた男の復活の物語なのかな。若者の根性ものやスポーツものと違ってあまり力が入っていなくて、犠牲は大きかったけど前向きに終わったストーリーが良いです。 それだけでなく、細部の雰囲気もいいですね。スージーとの出会いの場面(オーディション)と別れのシーンが大好きです。ミシェル・ファイファーの歌声にもしびれて、サントラまで買ってしまったものです。でもこの邦題はないですよね。[DVD(字幕)] 9点(2008-06-22 21:24:48)《改行有》 8. 風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 極めてメッセージ色の強い本作だが、なぜか心に響かない。「自然環境は守りたい」「大量破壊兵器の使用は愚かなことである」大変もっともなことだ。いつの時代にも通じるテーマである。しかし、そこには一方的な非難めいた偽善の臭いがするのだ。トルメキアにも事情はあるだろけど、悪い面だけ持ってきて叩いちゃっているし。それに、エンターテイメントとしても退屈な展開であった。[地上波(邦画)] 5点(2008-06-14 14:04:53) 9. うる星やつら オンリー・ユー 《ネタバレ》 2作目と異なり、原作の雰囲気がよく出ています。あたるに他の女がいることが判明して大騒ぎになるという王道パターンですが、相手が巨大組織の権力者であったため絶望的というか悲劇的な展開になっていきました。ラムが嫉妬してドタバタするだけでなく、完全に仲を引き裂かれそうになると落とした後で通常メンバーにとってはハッピーエンドでしたが、いずれにしてもラムもエルも哀れでした。それから、歌もよかったと思います。[DVD(邦画)] 7点(2008-02-10 00:58:01) 10. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 《ネタバレ》 決して否定的な意味ではないのですが、いつもの うる星やつらの世界を外から覚めた目で見ているような感覚を覚えました。 たった一人の夢ではあったのだけど、一番楽しい時間の象徴である学園祭前夜が 延々と続くが現実は別のところにあり、いずれは帰らなければならないんだという ことをラストに向けてこれでもかと続く悪夢に教えられているようです。 数々の幻想的な映像もすばらしく、あくまで能天気なギャグである原作との対比によって 重いメッセージがうまく浮かび上がっています。ストーリーも矛盾なく進めているのもいいです。でもあの中にいたら私は絶対に気がつかないだろうし夢の心地よさにきっとおぼれてしまいそう。[DVD(邦画)] 9点(2008-02-02 00:30:11)《改行有》 11. じゃりン子チエ 《ネタバレ》 とにかくキャラクターが魅力的。 それに声優がキャラクターにあっていると思います。棒読みですが西川のりお はこの人しかテツはありえないと思うほどのはまり役。 チエの中山千夏もイメージに合っています。 会話も明るいし、基本的にいい人ばかりでほのぼのとしており、 家族仲もよくていいお話です。井上靖の小説のような空気です。 原作のエピソードをつなげていった本作ですが、 キャラクターを広げる方向に進みすぎて最終的に自滅した感はあります。 途中に他のエピソードを入れてお母さんが帰ってくるところで 終わらせるともっとよくなったような気がしてなりません。 猫の喧嘩で終わらせて中途半端にしてしまったところがマイナスです。[地上波(邦画)] 7点(2008-01-04 21:27:59)(良:1票) 《改行有》 12. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 母親と暮らすことできず、愛犬は失い、これといって歓迎もされていない親戚との暮らし。 かなり厳しい現実へのイングマル少年の犬の鳴き真似による抵抗は胸に詰まる思いです。 でも、田舎の暮らしはみんな優しく、住民は能天気で、イングマルは乗り越えていく様を描いてありよかった。風景も美しい。 [地上波(字幕)] 8点(2008-01-03 18:01:28)《改行有》 13. ランボー 《ネタバレ》 ベトナム戦争の爪あとがまだ生々しかった時代の空気がでています。 続編からマンガになっていったこのシリーズも本作品は全くムードが 違いますね。特に山での戦い(がけからのダイブ)はいいです![地上波(吹替)] 7点(2007-08-09 23:18:20)《改行有》
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