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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 あまりにも分からない展開で頭の中が混乱してます。黄金都市とか象形文字がなぜリンカーンとどう関係あるのか全然分かりませんでした。宝探しの動機もよくわからないし、結末は しっかり宝をゲットしているんじゃないの?なぜ全て先進国の観光地で完結しているのかもよくわからないですよね。前作は都市に財宝がある意外感があったのですが、単にフロンティアに行きたくなかっただけかしら?いうまでもなく一番の謎は人間関係ですよね。真面目に見ないほうがよさそうです。[地上波(吹替)] 2点(2010-08-18 23:59:31)《改行有》 3. 300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 ストーリーは全くの単純で暴力シーンの連続で好き嫌いが分かれる映画だと思います。 でも私は迫力で押す映画は好きなので興奮し放しでした。面白かった。 また見たいかというと微妙ですが・・・[地上波(吹替)] 7点(2010-06-01 22:02:26)《改行有》 4. アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 ネビル博士の孤独な戦いである前半は面白かったですね。他の生き残りが出てきたところで嫌な予感がしたのですが、予想どおりの結果に・・・ 広げた風呂敷を強引にたたんでしまった感があって残念でした。 ネビル博士の視点で見ていたのが、いつのまにかアナとイーサンの話になってしまって、「何じゃこりゃ」でした。[地上波(吹替)] 5点(2010-05-02 21:58:58)《改行有》 5. ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 コメディだからなのか、登場人物を紹介するパートで緊張感がなさすぎで軽薄な描き方に不快感はありました。ギャグも古臭くて笑えません。トラブルに対する対処にプロの仕事のすごさを見ることはできましたが、どこかで見たようなシーンが多かったような気がします。 TVの2時間ドラマなら十分すぎますが映画ではちょっと物足りないです。[地上波(邦画)] 5点(2010-02-14 16:50:46)《改行有》 6. 落語娘 《ネタバレ》 美味しんぼって漫画に女の寿司職人が出てくる話がありました。 当初は男の真似をして張り合っていた彼女が、周りに教えられて女性ならではの特性で勝負するようになったという内容だったかと思います。 当時、その話に妙に納得してしまったので、この映画も同じような話かと思ったのですが・・・ 津川雅彦演じる師匠の存在感がすごすぎてタイトルと話がちょっとずれていたような 気がしました。ミムラ演じる新弟子は傍観者に過ぎなかったように見えてしまいました。 それから、ラストが忙しすぎてみんな良い人でしたと無理やり爽やかに終わらせるのも どうかと思いました。5点献上。[ビデオ(邦画)] 5点(2010-02-14 16:30:50)《改行有》 7. ニュースの天才 《ネタバレ》 どうして捏造に染まったかの描写は全くないのですが、スティーブンを 追い詰めていくのを編集長目線で見ていくのであれば、それでいいのかも と思いました。でも、持ち上げた後に叩き潰されるのはワイドショー的な カタルシスでちょっと残念な作品。[地上波(吹替)] 5点(2010-01-01 21:58:50)《改行有》 8. サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 タイムマシンを本当にくだらないことに使っているところにほのぼの感があります。 悪用しますよね。普通は。比較的プロットもしっかりしており伏線の回収もうまく言っていると思います。ただ、舞台的な演技がちょっと暑苦しくて、出演者に感情移入ができないのが残念。それは、おそらく、さびしいことに自分が歳をとりすぎたということかもしれません。[地上波(邦画)] 5点(2009-12-07 22:30:42)《改行有》 9. スコットランド・カップの奇跡/栄光のストライカー 《ネタバレ》 田舎の弱小チームのサクセスストーリーと家族の復活を絡ませているが、陳腐な感じがしました。[地上波(吹替)] 4点(2009-12-05 15:59:59) 10. おくりびと 《ネタバレ》 極論を言うと葬儀という儀式は死者というよりは残された人のためにあるものだと思っています。 本作は残される人々を通じて生きることを描いています。生きることへの執着を見せるよりは淡々と死を見せることで残された人々がどのように受けとめるかということなんでしょうね。ある人の人生をたどるという作品はありますが、かなり新鮮な視点だと思いました。 序盤では納棺師が他人の死を外側から眺めている一方で、生の象徴として食べ物がしつこいぐらい登場します。次第に自分に身近なところに死が近づいてきて、最後には生き別れの父の死に向き合うことになります。傍観者に過ぎなかった大悟たちを当事者にするためには、どうしてもご都合主義にならざるを得なかったのですが必要な展開だったと思います。広末涼子の演技が気持ち悪かったことや土手でのチェロがややくどかったのですが、山形の美しい風景もあって爽やかな映画でした。[地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 21:55:12)《改行有》 11. 20世紀少年 《ネタバレ》 話はすごく分かりやすい。でも、いろいろ詰め込もうとしてひとつひとつの描写が雑な印象が強かった。カルトVS世界の救世主の戦いというところで、現実味に乏しいので説得力のある展開が必要なんですよね。変な設定を強引に納得させるためにはSFやファンタジーに持っていくという手もあるかもしれないけど、一応は現実世界を舞台にしているので馬鹿馬鹿しいと思われてしまったらおしまいなのでは。 それにしても、この映画の続編を見続けるための原動力は何なんでしょうか? 「ともだち」は誰かという謎解き?「ともだち」一派との戦いへのカタルシスを求めて? 私はどちらも得ることができませんでした。 原点である1970年代の描写が甘かった結果として、誰が犯人でも正直興味が湧きません。2000年前後のともだちは既に気味の悪いカルトとして育っていますが、彼らと戦う必然性も伝わってこないのです。 [地上波(邦画)] 3点(2009-08-31 22:20:44)《改行有》 12. ホワイトアウト(2000) 《ネタバレ》 歳がばれるのであれですが、70年代にテレビのアクション物で興奮したクチです。 今見るとかなりイタいかもしれないけど、大都会とか西部警察は当時の洋画と比べてもアクションはそれほど遜色なかったと思っています。(子供だったからすぐ興奮したのかもしれないんですが) 時代が過ぎる中でどのあたりかわからない(たぶん80年代のどこか)のですが、ハリウッドがインフレになったせいなのか、自分が歳をとったせいか日本のアクションは刺激が感じられなくなってしまいました。 それなら見なきゃいいんですが、つい見ていつもがっかりしてます。本作は雪山ロケやアクションの撮影でもすごく頑張っているのに、頑張っているなというところに神経がいくあたりが脚本にもアクションにも力がなかったのでしょう。 それから松嶋奈々子はダムにいなくてもストーリーに影響がないし、むしろ遠隔地にでもいてもらった方があっさりして良かったと思うんですが。ラストなんかあれは失笑物でした。[地上波(邦画)] 4点(2009-08-10 22:43:27)《改行有》 13. バンク・ジョブ 《ネタバレ》 社会的地位のある人が持つ秘密。それを色々な立場の者が奪い合う。これがこの映画の面白さの中心。秘密に近づくための金庫破り、偶然の結果、裏社会を敵に回して次々に仲間が襲われていく後半の展開も緊張感たっぷり。あれだけ登場人物が出てきてもすっきりと頭に入るのは脚本がうまいから。それに、装飾過剰にならずあっさりとしたところも良かったです。主役のキャラにぴったり。70年代を再現しようとしてかなり丁寧に作られているところもいい。[DVD(字幕)] 8点(2009-06-21 22:22:03) 14. 千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 宮崎アニメのブランドと当時の大ヒットを思い出し、相性が悪い監督なのに懲りずに鑑賞してしまいました。結果は残念なものに終わりました。おそらく環境破壊のことを訴えているであろう暗示的で説教臭いメッセージは誰をターゲットにしているのか理解できませんでした。 舞台はノスタルジックなテーマパーク巡りであり大人の子供心に訴えているんでしょうけど、奇麗事を並べられて「お前らいい加減にしろ」と一方的に怒られて納得いかずに憮然として帰ってきた気分。問題は解決していない。でも主人公はなぜか清清しそう。そこも分からない。[地上波(邦画)] 5点(2009-06-10 22:44:52)《改行有》 15. ツォツィ 《ネタバレ》 人間は将来の希望がなくなると心が死んでしまいます。このツォツィやその仲間、土管に住んでいる子供たちはその日のことだけで精一杯。だから、残虐な行為もやっていけるのでしょう。ツォツイが赤ん坊を育てることで優しさを取り戻すことに救いは感じられてほっとしたのですが、舞台設定に対する元々の先入観(同情や恐怖)があまりに強く、本作の力はあまり感じられませんでした。もっと丁寧に描いてもらえればよかったと思います。[地上波(字幕)] 4点(2009-05-06 15:31:58) 16. マダガスカル 《ネタバレ》 「都会の動物園で飼いならされた動物が自然に帰されたら」というテーマで 描くアドベンチャーもの。ぬるま湯育ちの動物たちには危険が一杯。 アレックスの存在は用心棒としての配役としては必要だったのですが、 一方で友達を食べたくなるという葛藤もしっかり描いていてかなりシビアですね。 友情が欲望を乗り越え、肉食も魚で代用して解決というのも子供向けとしてはいい終わり方だと思いました。あくまで子供向けとして気楽に見る分にはよいのではないでしょうか。 不満があるとすれば、せっかくの異文化にいっても交流するよりも仲間内でほぼ完結してしまったことでしょうか。おそらく2で展開していくんでしょうね。[DVD(吹替)] 6点(2009-04-25 12:05:41)《改行有》 17. ビフォア・サンセット 《ネタバレ》 前作を知らずに見てしまった口ですが、良かった。 久しぶりに再会した元恋人が限られた時間を必死に楽しもうと会話しているのが伝わってきます。ラストもまたいい。あれだと飛行機には乗れないですね。[DVD(字幕)] 8点(2009-04-04 20:06:32)《改行有》 18. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 《ネタバレ》 天才たちを子供に持った設定があまり意味を成していなかったような気がする。 家族不幸+その張本人の父が家族との関係を取り戻す話なのに、その背景がなぜかうまく伝わってこない。 家族みんな不幸のせいなのか無気力・無表情なので彼らへの思い入れがわいてこない。 さらに、彼らの不幸エピソードで笑いをとるはずが、狙ったところで全く笑えなかった。 本当はここで観客を引き込まなければならないので、乗れなかったせいで残りは苦痛な時間となってしまった。 一方でロイヤルのクソぶりがあまり伝わらなかったせいで、「どうしてここまで嫌われるの?」という同情で彼を見ていた。そのせいで最後はちょっと幸せに死んでいったのは救いとなったが、明らかに解釈を間違っているということは分かっている。でももう一回見る気は起きないな。長いし・・・[地上波(字幕)] 5点(2009-03-29 23:00:34)《改行有》 19. ユナイテッド93 《ネタバレ》 冗長過ぎる管制塔のシーンでほとんどでユナイテッド93というよりは911全体の話。 でもわずかな本題の部分は心に迫るものがあった。 団結して戦うことになった乗客は最後まで家に帰る希望を失っていなかった。 英雄になるために自爆したわけではない。 それからテロリスト側も本当に脅えながらことを進めていた。乗客の反撃もさることながら死ぬことは嫌だったんだろう。そういうリアリティが本作にはあった。 ただ、覗き見的で見なければ良かったかもと思った。分かってはいたけど後味はよくない。[DVD(字幕)] 5点(2009-03-23 17:07:14)《改行有》 20. 幸せのちから 《ネタバレ》 幸せの追求というよりは、貧乏に耐えたり、大事なものを守るために必死になったり、余裕を失って凶暴になったりとリアルだと思いますが、見ているほうは落ち込んでしまう。 現代版のクレイマークレイマーのようで「実録親子ホームレス」だ。 母親が自分勝手に見えるが、それ以前に変な商売に引っかかって愛想がつかされてしまったのではとか、一部分にスポットを当てすぎていて不快に感じることも低評価の根底にあるのでは。あまり、主人公の目線で見ることはできなかった。原題からするとやはり幸せ=お金なのかな?その価値観にも今ひとつついていけない。[地上波(吹替)] 5点(2009-03-22 17:45:57)《改行有》
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