みんなのシネマレビュー
トントさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1988
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789101112
投稿日付順123456789101112
変更日付順123456789101112

1.  風の歌が聴きたい 《ネタバレ》 聾唖者の映画といえば、名作「名もなく貧しく美しく」。 大林さんの本作は正に平成の「名もなく貧しく美しく」です。 聾唖者の映画といえば、もう一本お薦めなのが「エール!」。 これも素晴らしい映画です。 大林演出マジックのない、真っ向勝負の演出で、 感動の出産場面を描きます。 考えてみれば、映画で出産場面を描いた映画ってないですよね。 (小生も経験ないですが・・笑) もうこの場面は涙、涙でした。 さて、令和の時代の「名もなく貧しく美しく」は、誰が撮影するのでしょうか?[ビデオ(邦画)] 10点(2023-01-10 21:52:58)《改行有》

2.  寝盗られ宗介 《ネタバレ》 こりゃ、落語だね。 成金親父のドラ息子が、親父の死ぬ前に結婚式をあげるという、簡単な話。 しかし、嫁が一筋縄でいかない。 原田芳雄演じる座長に惚れていながら、別の男と次々関係もってしまう、 素直になれない色気たっぷりの女性を藤谷美和子が演じる。 さぁ結婚式が始まった! 新しい間男と行ってしまった、藤谷演じるレイコは、果たして式場に来るのか!? スリル満点の結婚式の場面。 原田芳雄ショーも炸裂!愛の賛歌の場面は、こんな凄い俳優が日本にいたのか?と度肝を抜かれる。 結末は?・・言わない(笑) 是非、本編を観ましょう♪[ビデオ(邦画)] 10点(2021-03-10 23:47:00)(良:1票) 《改行有》

3.  シベリアの理髪師 《ネタバレ》 素晴らしい作品! ロシアの粗野な熊のような連中の国からチェーホフが生まれたのも 納得できる、そんなロシアの巨匠ミハルコフの作品。 話は、タイトルのシベリアの理髪師といわれるような、あの地の木々をどんどん 伐採していく機械の開発資金を調達すべく、アメリカの女性がロシアの将軍に近づこうと したことが発端である。 その列車の中、ロシアの士官と音楽を通じた交流をしてしまう、その女性。 そこで、青年士官は、すっかり恋の虜になる。 しかし将軍との三角関係で、嫉妬のあまり、青年は皇帝の列席する芝居で 大失態をしてしまい、シベリア極寒の地に送られてしまう。 その女性は、罪の意識と、純粋な青年に愛を感じ、その青年を追いかける。 しかし、もう青年は結婚しており、愛にやぶれる、その女性は、ある秘密を胸に生きる、という話である。 その秘密とは、 音楽(芸術)は、国境を超えるということである。 あの列車での思い出を胸に彼女は生きるのである。 政治姿勢の厳しいロシアの国で、ミハルコフのギリギリの発言だろう。 (あのマスクの兵士が彼との息子であったという考えもできる) 映画の演出モンタージュの生まれた国らしく、 核心のラストの部分は、この演出がすさまじくキレル。 文句なく10点![ビデオ(字幕)] 10点(2021-01-11 20:43:44)《改行有》

4.  リトル・ブッダ 《ネタバレ》 ベルトルッチが亡くなってしまった。 追悼の意を込め、自分が観られる範囲での、まだ観てなかった最後のベルトルッチ作品を鑑賞した。 カメラマン、ストローラとの最後のタッグ作品である。 これ以降、ベルトルッチは小作品(でもどれもスゴイ作品ばかりなのだけど)を撮ることになる。 見応え充分!嫉妬すら覚える、このブッダへのアプローチの作家的感性。 何十年に1人の逸材だろうなぁ。 観ながら、スコセッシがキリストの伝記を「最後の誘惑」で忠実に創ったのを思い出した。 さすがベルトルッチ、彼と同じようなアプローチはたどらない。 高僧がブッダの生まれ変わりの子どもを探し、3人候補が上がる。さて、一体どの子が・・ という話にしてしまい、それを観応えある映像で魅せる。 どの作品も好きだったベルトルッチ。 ただ才気あふれる彼も、自伝のような「ドリーマーズ」でだらしない性を描いた後、 遺作となる「孤独な天使たち」との間にかなりの時間が経っている。 闘病してたんだろうが、この間の彼の心が何を感じ、何を想っていたか、興味ある。 「孤独な~」を観ると、若い世代への信頼感が感じられる。 もう老境の域だったんだろうか・・ 素敵な詩的な大監督、安らかにお休みください。[ビデオ(字幕)] 10点(2019-03-10 20:45:27)《改行有》

5.  桜桃の味 《ネタバレ》 何度も観た大好きな作品。 最後のシーンは、これは映画なのだから、あまり暗くならないでくださいよ~という監督の意図らしい。 平成最後の紅白で、歌手のsuperflyが「Gifts」という曲を歌ったが、 その歌詞の内容に、この映画を思い出した。 劇中の老師の説教、けだし名説教である。 キアロスタミはこの作品があるから、他の作品も好きだ。[DVD(字幕)] 10点(2019-01-19 18:31:51)《改行有》

6.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 純粋な愛だなぁと思いました。ボロボロの二人が花火の中で戯れる橋の上。CGでは感じられない美しさがありました。この映画の見ごたえ十分さには、人には教えたくない名作だって気がしました。公開当時は、ずっとロングランだったらしいけど、今の若者はこんな映画体験、あまりしないだろうなぁ。うふふ、とっておきの一本だ。今ではDVDもあって、女性なんかにプレゼントすると、ポイントアップって感じの作品です。[ビデオ(字幕)] 10点(2012-11-13 02:22:15)

7.  恋のためらい/フランキー&ジョニー 《ネタバレ》 良かったです。ムショ帰りのハンディも気にせず、自信を持って、女性を口説くアルパチーノの姿は、自信を無くしかけてる最近の自分に、勇気をもらったように感じました。もう年齢的にはこの主人公と同じくらいなので、よく分かるような感じがします。ニューヨークのあの狭い島に、所狭しと建物があり、居住区ではその建物の中に色んな人たちが住んでいて、孤独な夜があけ、朝日があんなにきれいにさしこむ。素敵な映画ですね。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-26 22:39:52)

8.  女ざかり(1994) 《ネタバレ》 面白いじゃないか!吉永小百合! 本当にこれ観て、つくづく思った。 彼女は使いづらい俳優なんだろうなって。 小百合ブランドを、大林ブランドで力でねじふせて使ってみたら、 何ととても面白い作品に仕上がっている! とにかく、小百合ブランドを潰すような使い方ばっかり! 性の匂いのしない吉永と、中年のエロさたっぷりの津川をカップルにするとことか、 内容そのものが、「現実(昭和の)世界」マイナス「大林ワールドの少女世界」イコール「この映画」って感じだもん。 政治の世界の不気味なとこに入っていく度胸のある女性を吉永が演じると、これが実にはまり役! そして、その後、政治のしがらみに絡めとられた組織(新聞社)から退職するまで、実に見応えがある。 何というか、喧嘩に勝ったら、もうそれでいいみたいな女性が吉永に重なって、ラストは拍手もんですよ。 そして、政治の不気味さが大林ワールドの異世界と不思議とマッチしてて、お見事! これは、傑作![DVD(邦画)] 9点(2023-01-08 23:16:29)《改行有》

9.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 《ネタバレ》 今年のクリスマスの1本はこれ! 楽しい♪ キリスト教文化の結晶みたいなアニメーションです。 キャラクターといい、カボチャの王がサンタを誘拐するという設定といい、 本作は、あの国の文化の輝きが際立ってます! しかし、この映画にもクリスマスの幸せの日々は軍隊で守られてるというのがチラリと出てきますが、 あの国は、その幸せを壊した他の者には手厳しいのも確か。 他の国の子どもが小さい頃、これを観たら、強烈なインパクトに自分はどこの国の子じゃ?と悩むのでは・・ 例えば香港とか。そんな可哀そうな人がいるのでは?とチラリと思いました。 「ハウル」も、そんなんあるかも・・ スヌーピーで子どもの頃育った僕は、10点満点にしても良かったのですが、 同時にサザエさんにもお世話になったので、満点にできなかった(笑)[DVD(字幕)] 9点(2021-12-24 23:16:47)《改行有》

10.  マチネー/土曜の午後はキッスで始まる 《ネタバレ》 この手があったか! 映画ファンなら間違いなく喜ぶ内容。 「ハウリング」のジョー・ダンテがこんな映画創るとは・・ まぁ「グレムリン」のバカ騒ぎから考えると、 本作も「有り」かなぁ・・ ジョンランデイスとの交友関係も影響したのでは・・ 某レンタル屋の発掘良品にあったので鑑賞。 まさしくこんな隠れたB級傑作を発掘してこそ。 「マチネー」とは昼興行のことみたい。 土曜の昼間の映画館での話だからか。 当時、中東との戦争が始まり、アメリカ国内でも 娯楽に対する厳しい目もあったんでしょうね。 ジョー・ダンテの「答え」がここにある。[DVD(字幕)] 9点(2018-10-20 14:00:31)《改行有》

11.  オルランド 《ネタバレ》 実に興味深い!最初は戸惑ったが、最後まで観ると、ストーンと理解できる映画だ。サリーポッターは最初に「タンゴレッスン」を観ていたので、どう来るか構えてみてた。が、この映画は実に素直な創りで、ネタバレだが、女性の心の移り変わりを、400年くらいの歴史を生きる一人の人間を通して、表現したものだ。なんだ!サリーポッターって素直な人じゃん!というのが正直な感想だ。女性監督らしく、音楽もカメラも実に美しい。でもってストーリーも興味深いから、これは女の子がいる家には、我が家に一本というようなアイテムにいいような。女性にプレゼントするにもいい映画かもしれないですね。[ビデオ(字幕)] 9点(2017-07-16 19:07:57)

12.  幻の光 《ネタバレ》 海辺の村の時間の流れ方、ロングばかりではっきり見せぬ江角の美しい顔、子どもたちの自然な振る舞い。後の是枝節の萌芽はあちこちで見受けられる。是枝は職人になりたかったらしい。すると周囲から作家でいてくださいと言われたらしいのだが・・。確かな演出。奇をてらわぬ素材。海外で賞をとったのもうなずける。でも江角の美しさに票が集まったのかもしれない(笑)[ビデオ(邦画)] 9点(2016-07-30 23:58:56)

13.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 やっぱこの頃(1960年前後)のアメリカには、敵わないなぁとつくづく思わされる。自然の中で育ってるせいか、地頭が良い。ロケット工学を独学で理解しちゃうって、やっぱ半端じゃないよね。日本じゃペーパーの上で理解してることを、彼らは体感してるんだもん。ロケット打ち上げを何度も失敗できる環境に恵まれてるのも凄いけど、それにめげないのもまた精神的にタフ。実話っていうんだから、アメリカの宇宙工学は、本当に人間がでかくなって、宇宙に届いたって感じがします。やはり国には国に向いた技術ってあるなぁ。日本じゃこんな環境、望めないもんね。もちろん日本の良さを活かした技術もあるから、卑下することはないんだけどね。ホント、アメリカは、国土の広さが示すように、でかいとこが売りだね。今や大スターのジェイクギレンホールの出世作。脇役もお気に入りのローラダーンやクリスクーパーが固めてて、安心して観ていられる良作ですね。[ビデオ(字幕)] 9点(2016-07-12 03:01:25)(良:1票)

14.  こうのとり、たちずさんで 《ネタバレ》 素晴らしい。政治映画は(ドキュメンタリーを除いて)アメリカとかでもよく創られるが、ここまで魂にひびく映画はそんなにないと思う。正義感より詩情に訴えた映画のほうが観終わった後、心に来るものが大きいと思う。しかし、あまりに感動し、アンゲロプロスの本を読んだら、彼の撮影中の役者の接し方があまりにも厳しいので(嫌なジジィだなぁと思うくらい)、やはりこれだけの映画を創る現場は、凄いものだと思いました。彼がいなくなった今、これから彼のような作家が出てくるだろうかと心配になった。何度も観たい映画。DVDが欲しい・・。[DVD(字幕)] 9点(2015-02-05 11:03:50)

15.  シャンドライの恋 《ネタバレ》 ベルトリッチの粋な小品。イタリアの密集した住居の中の官能の愛、といえば「ラストタンゴ・イン・パリ」を思い出すが、私はあの作品はあまり好きではなかったが、こんなに楽しい愛と官能の閉鎖した空間を描く監督の作品ならば、もう一回観直さねば・・と思う。二人の目とピアノのテンポと悩ましいカメラの動きで、二人の愛の高まりを描く。官能とは裸で表現するだけではないんですね。[DVD(字幕)] 9点(2013-12-15 08:34:49)

16.  ブラッド・イン ブラッド・アウト 《ネタバレ》 若い頃のギャングが、その後どうなるかを描いた映画。 「ワンスアポン~」の現代版ヒスパニック版である。 メキシコギャングと言えば、過激な「シティオブゴッド」を思い出す。 その血をひくヒスパニックたちも凄味がある。 興味深いのは、若い頃はひ弱な感じのハーフが、刑務所で頭角を現し、とうとう 世話になったボスまで殺して、トップに上り詰めるのだ。 そして、若い頃のリーダーが、警察側になり、彼と対峙するようになることだ。 ここが、いわゆる古典のギャングものと違う。 ドラッグ戦争ものである。ドラッグ戦争の映画といえば「トラフィック」「ボーダーライン」等々・・ 刑務所ものとしては「ショーシャンク」「父の祈りを」「デッドロック」等々・・ ハックフォードの作家的でない映像が、よりリアルに劇を引き立たせる。[DVD(字幕)] 8点(2024-05-12 19:38:15)《改行有》

17.  グラスハープ/草の竪琴 《ネタバレ》 大人VS子どもの「ぼくらの7日間戦争」を思い出した。 トムソーヤの国で、これをやられると、こっちの方が元祖かなぁと思ってしまう。 秘密基地あるあるで、終始、顔がほっこりしてしまう。 今の子は、ネットばかりで、こういう世界は、どんな風に感じるんだろう?[DVD(字幕)] 8点(2024-03-20 23:51:10)《改行有》

18.  ボヴァリー夫人(1991) 《ネタバレ》 どうして道楽野郎のスケコマシの手に堕ちるかなぁ・・ 満たされなかったとはいえ、あまりに辛い・・ そこからだらしない女になり、分不相応な買い物に走り、 借金漬けになってしまう。 最後は、悲惨である。 ボヴァリー夫人の若い頃が描かれていると、より説得力を増す。 イザベルユベールは、「ピアニスト」でも弱い女性を演じている。 印象的な顔立ち。 美人なんだけど、ガラスみたいな、割れそうな顔立ちなんですよね。[DVD(字幕)] 8点(2023-11-27 09:19:19)《改行有》

19.  太陽に灼かれて 《ネタバレ》 2023年の現在、問題大アリのロシアだが、 ロシア文化は嫌いじゃない。 ニキータミハルコフは、大好きな映画監督だ。 だが、本作で、ウクライナ侵攻を納得させるような文化の違いに気がついた。 スターリン政権下での諜報員と、かわいい女の子のやりとり。 (また、この子役が実にまぶしいくらいカワイイ) それ自体は、まぁ面白い素材ではあるかな、とは思うが、 西側ではありえない文化表現だ。 それは、こんな鈍感な女性も子どもも、普通、他の国だったら映画でも描かれない。 どんな女性や子供でも、つきあう大人の影に敏感である。 それがヨーロッパやアメリカの映画文化だ。人間への信頼に根ざしている。 ロシアの諜報員は、自分の影すらも消せるくらい訓練されているのか? 何か意味そのものが分からない存在だ。 ミハルコフの映画は好きだ。 これからも観るだろう。 だが、少し残念な気持ちになった本作である。 後記 (レビュワーさんの一人が言っているように、チェーホフの現代版のつもりで、こんな映画になったのかもしれない。 それほどのチェーホフ好きってことかも・・ミハルコフは大好きな作家だ。そう信じよう・・)[DVD(字幕)] 8点(2023-11-12 22:25:04)《改行有》

20.  阿部一族(1993)<TVM> 《ネタバレ》 森鴎外のしっかりした原作に、 アクションの部分は、深作さんが渾身の力で、 演出する。 すると、こんなに奥深い娯楽時代劇が出来てしまう。 テレビ映画と言うことだが、ちょっと高めに、この点数。[DVD(邦画)] 8点(2022-10-23 14:29:03)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS