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1. 髪結いの亭主
《ネタバレ》 官能的で、突っ込みどころ満載なステキ映画。どうして美容室で寝起きにプロポーズしているのか、そして奥さんもなんで受けるのか。毛糸の海水パンツって?真夜中の香水カクテルパーティーって?そのダンスはなんだ?そんな疑問をふっとばし、ひたすら愛とロマンな映画。まさにフランス映画!といいたくなるような、ミステリアスとエロスをしっとりと漂わせた映画。ところどころで笑ってしまうのに、最終的に切なくて泣けてしまうのだからズルイ映画だ。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-28 10:33:23)
2. ポンヌフの恋人
《ネタバレ》 冒頭、青白いトンネルの光を追うように、コダーイの無伴奏チェロ・ソナタが流れるシーンが最高に良い。自分の中でのベスト・オープニングだ。しかしその後の映像は美醜がまじり、題名からは想像もできないほど馬鹿笑いとゴミと垢にまみれた恋人達の物語になる。最初の収容所のシーンは特に衝撃だった。あのオープニングから繋がる作品とは思えなかった。でも時折、本当にハッとするほど美しいシーンがさしはさまれているし、笑いどころもあって楽しい映画ではある。しかしアレックス役のドニ・ラヴァンの頭のかたちがすごくて入り込めなかった…。確かに今思うと、彼だからこそこのような美醜が絶妙にまざった映画ができたと思うのだけども。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-28 10:24:35)
3. ANA+OTTO/アナとオットー
《ネタバレ》 友人が薦めてくれた映画。自分のなかでかなりお気に入りに。さまざまに引き起こされる偶然をアナとオットーの視点から描いているのだが、二人の感情のすれ違いやうまく合ったときなどをハラハラしながら見守った。ナイワ・ニムリはショートカットが本当にキレイ!!映像も淡くてとても詩的で美しかった。北極圏で白夜を見たいなと思ってしまった。ところでオットーが飛ばした紙ヒコーキにはどんな言葉がかかれていたのだろう?[DVD(字幕)] 8点(2007-07-28 09:57:56)
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