みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
スポンサーリンク
2. 十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 噂の名作、また新作としても上映されていますが。ストーリーは良い意味で単純明快。刺客側に感情移入します。一方で殿様側の軍師も、わかっているが任務に忠実。その激突の場となるのが落合宿なのですが、TVだと迫力が伝わらないのか、実際の斬り合いとなるとああなのか、取り立てての剣豪も居ない(西村さんゴメン)ためか、ワーワー右往左往して居る印象で終始しています。勧善懲悪を描きたかった分けでもないのでしょうが、エンターテイメントとしてもドラマとしてもあとひとつ。[地上波(邦画)] 5点(2010-09-29 12:53:21) 3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 随分前、吹き替えで見たんですが、その時は内容把握がイマイチだったのでしょうか。今回は吹き替えて見ました。単純に面白かった。B52の機内緊迫感とペンタゴン(?)でのまじめで間抜けな政治家と軍人の遣り取り。子供の頃、まだソ連の活きが良かったとき、友達と「馬鹿な奴が、核ミサイルのボタンを押して第三次世界大戦が起きる」なーんてことをまじめに話していました。この映画が元だったのでしょうか。非常にブラックなのですが、最近のCGだらけのパニック映画や下品なホラー映画に比べるとなんと品の良い、そしてコメディなのでしょう。[ビデオ(吹替)] 8点(2009-11-18 21:37:19) 4. 椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 皆さんの評価が高いのですが、個人的には7点でごめんなさい。悪くはないけど、三十郎が「スーパー」過ぎる。知恵者過ぎる。コミカルでテンポが良く、最後にあの名場面。間が良かったです。[DVD(邦画)] 7点(2007-11-23 22:10:09) 5. 空軍大戦略 《ネタバレ》 史実戦争映画(パットン大戦車軍団、遠すぎた橋など)は戦争好き者でないと、てんで分けが判らないないのだろうか。特にこの映画は実機を出来るだけ使用し、レシプロ戦闘機のドッグファイトや迎撃戦を映像化していることが魅力的なんだろうが、戦争映画にメンタル的な映像化を期待しているとそれは全くない。却って気持ちよい。最後にドイツ空軍が消耗戦に嫌気がさし、攻撃を止めてしまったことを、英側の迎撃隊が呆然としていることで表現している。本当にそんな感じだったんだろうな。CGなしで空戦、撃墜シーンを高水準で仕上げていることはファンには垂涎。[DVD(字幕)] 8点(2007-08-23 17:30:11) 6. 赤ひげ 《ネタバレ》 二木てるみさんが一番印象的。傷ついた心のとき目と癒された後の目の違いがなんともいえない。赤ひげが「名医」であることを主張するより、病む人間の心をどう捉え、癒していく必要性を訴えている。減点対象はありません。[DVD(邦画)] 10点(2007-08-23 17:17:33)
|