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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 男が女を愛する時(1994) 《ネタバレ》 理解のありすぎるダンナ様、恵まれた生活、愛らしい子供・・・。 最初観たとき、彼女は何が不満なのか全く理解できなかった。 しかし、最後にダンナ様が言った「だが、彼女を理解しようとしなかった」という台詞で全てが分かったような気がした。 愛は相手を包み込み、全てを許すことだけではなく、対等に向き合い、目線を合わせることも大切なのだということを。 むしろ、そちらの方が大切なのかも知れない。 アル中で荒む母親の姿を、ただ見守ることしかできない子供たちの姿が辛かった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-13 23:02:45)《改行有》 2. エリザベス 綺麗なだけの女王ではない。 なんとも強く、美しい女王だったのだろう。 主演のケイト・ブランセットは知らない女優だったが、本当に素晴らしかった。 かなりおどろおどろしい印象を受ける作品だが、この時代、この時期を背景にしていたのならこれも仕方がないのだろう。[DVD(字幕)] 9点(2008-01-13 22:58:44) 3. 運命の瞬間(とき)/そしてエイズは蔓延した<TVM> 世の中の仕組みというか、嫌なところが”これでもか!”というほど良く出ていた。 個人の欲や名誉、権利、体面などにより、いかに人間が愚かな選択をしているか。 これはここだけの問題だけでなく、常にどこにでもある問題なのだろうが、被害を被っている一般の人間にはたまらない問題。 とても考えさせられる作品。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-13 22:55:28)《改行有》 4. 海の上のピアニスト 《ネタバレ》 ピアノ対決のシーンや、コーンの船酔いを和らげるため、2人でストッパーを外したピアノを弾くシーンはとてもよかった。 ただストーリーが平坦で、とにかくやたらと長く感じてしまった作品。 結局1900は一度も船を下りることなく生涯を終えたのだろうか? きっと彼には、それが一番幸せだったのかも知れない。 コーンという、彼を良く理解してくれ、親身に心配してくれる友達ができたのが本当に良かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-13 22:50:32)
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