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1. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 私がこの映画で最も好きなのは、絶望した主人公が自殺を決意したのを直接描写していないところ。崖の上から”あのときの”ロープを取りに行くシーンで、この映画の持つ優しさに涙した。[DVD(字幕)] 9点(2008-01-13 22:25:34)
2. アポカリプト
《ネタバレ》 本来戦闘系アクションは好きなのだが、300等の最近の映像美先行CG映画には正直言って入っていけない私であった。しかしこの映画は凄い。冒頭からいきなり猪のキンタマをむしゃむしゃ喰い(本物?)、村の殺戮は観ている者に(好むも好まざるも)痛みが伝わる。黒豹も本物だそうで、主人公が追っかけられて本気でビビッている。時代考証においてマヤとアステカが一緒になっているきらいもあるが、それでも映像に有無を言わせぬ圧倒的迫力がある。更なる殺戮の序章を暗示させるラストには恐れ入った。
[DVD(字幕)] 10点(2008-01-13 22:19:24)《改行有》
3. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 エイリアンvsプレデターの続編というだけの内容。内容は最悪。文字通り”何の罪もない人が殺される”ことの連続が、ストーリー上全く意味をなしていない。それが逆説的に殺人というものの本質を突いているという深みを描いているのだとも到底思えない内容で、もはや悪趣味の極み。エイリアンとプレデター両者の過去全ての作品を貶めているとしか言いようがない。正直言って自分の中では見なかったことにしたい。
[映画館(字幕)] 1点(2008-01-13 21:58:01)《改行有》
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