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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 ガタカを見て歓喜し、その後TIMEを見て失望させられたアンドリューニコル。期待していなかったのですが、武器商人版グッドフェローズみたいなノリで楽しむ事ができました。場面が変わると説明をナレーションで済ませてくれるので非常にテンポが良く、サラッと見る事のできる作品かと思います。武器商人と車の営業の違いに関する話には感心させられました。[インターネット(字幕)] 7点(2017-11-27 10:30:08) 2. クローズZERO 《ネタバレ》 山田孝之の冒頭のくだりで一気に引き込まれた。芹沢でもう1本撮ってもらいたいくらい。そのくらい魅力的な人物像。やっぱり山田孝之巧いです。お話ははまぁ予想通り。あの下っ端チンピラのスパイスが利いていて一辺倒のストーリーに緩急をつけていた。岸谷五朗の今作の雰囲気で「リターナー」を思い出した方もいらっしゃるかと。…僕だけか。[DVD(邦画)] 7点(2011-12-09 01:31:04) 3. ビフォア・サンセット 《ネタバレ》 前作に比べての二人の老けっぷりにちょっとびっくりしてしまったが(特にイーサン・ホーク!)、大人になって色んな事情を抱えて素直になれない二人のこのラストシーンはブツ切りだけど最高に良い。もう飛行機乗らないでこのまま二人でいればいいぢゃん!って言いたいよね。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-17 20:48:00) 4. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 最高過ぎるこの作品のエンドロールをスロー再生またはコマ送りで何度も見返したのはきっと僕だけではないと思ってます。[DVD(吹替)] 7点(2011-04-17 20:35:54) 5. マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 トビーの痛々しい程の演技はお見事。お話は、特に兄弟ネタが本筋でもなく肩透かし。また、ラストがブツ切り過ぎてこれは本当に不満。皆がこれだけの熱演をかましてくれているのにそれぞれが本当の意味でわかり合うここからの展開がなぜ描写されていないのか不明。弟とは何も話を出来ていないし、妻ともほんの少しだけ打ち解け合えたばかりなのに。もう少しラストの展開を丁寧にしてほしかった。傑作になり損ねた感アリ。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-12 10:15:04) 6. アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 ベイトマン。また愛すべきキャラが一人増えてしまった。自覚の無い変態を描く作品って好きです。衣装にしろセットにしろ華やかで観ていて楽しいし、中毒性のある作品でした。クロエ・セヴィニーをどんな風に殺してくれるのか楽しみにしていたので残念。頭を斧でかち割るシーンと名刺バトルのシーン最高。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-26 16:53:26) 7. 殺し屋1 《ネタバレ》 詰め込んであるので、ダイジェスト的な印象は否めない。インパクトのあるシーンは一通りなぞっていたかな。再現するのは良いのだけれど、原作にはその暴力一つ一つまでの過程がしっかりとした描写で存在した。そこが全然なってない。例えば、腕を素手でもぎ取るシーンにしても、原作では本当に理不尽な理由での行動であったはず。それだって良い。その理不尽さが変態性でもあるのだから。一方映画では、その理不尽さを描写出来ていないから、「なぜいきなり?」としか映らない。これは役者の力不足でもある。浅野などヒドい。変態でも何でもないではないか。垣原の暴力論も棒読みで語られては何も伝わってなどきやしない。[DVD(邦画)] 2点(2010-10-17 23:49:35) 8. ファンボーイズ 《ネタバレ》 ドタバタ青春ものにちょっぴり切ない要素が混ざるってのはやはり良いもんだな~。主人公の境遇が自分と被ってしまった。本当に大切なものや熱中したものってのは、振り返って恥ずかしく感じるものでも簡単に消えてしまうわけないんだよね。久々に旧友達に会いたくなりましたとさ。トレッキーとのバトルは必見ですよ。笑[DVD(吹替)] 8点(2010-06-08 00:43:14) 9. 第9地区 《ネタバレ》 怒涛の展開と、情報量!いかにも21世紀の映画というオーラがあり、個人的には久々大ヒット。設定の巧さを土台に、どう展開するのか予測の出来ないストーリーにワクワクしました。結局エビに感情移入させられてしまい、この辺はアバターと同様。ツボだったのはやっぱりパワードスーツの大暴れ。対人間でのリアルな戦闘は、トランスフォーマーなんぞより数十倍も迫力があった。この監督の次回作は期待できるなー。バーホーベンの様に反骨魂を忘れない監督になる事を祈ってます。[映画館(字幕)] 9点(2010-06-06 19:44:41) 10. イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 クセの無さが新鮮だった。他の監督が撮ったと言われても別に驚く事はないくらい。その代わり、今回は純粋に面白かったと感じた。タランティーノ節を楽しみにして観た人にはもしかしたら物足りないのかもしれないが、これはこれでまともに楽しめる作品で良いと思う。「キル・ビル2」では退屈でしかなかったが、今回は緊張感を保ったまま2時間半鑑賞できた。結果的にユダヤハンターの迫力が全てだったと言っても過言ではないかも。良い悪役だった。それに比べてビックリするくらい良くないのがブラピ。ブラピってスナッチの時も感じたけど、ふざけた役やると大体すべる気が。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-06 19:35:00) 11. (500)日のサマー 《ネタバレ》 アメリカ人でもこんな想いで恋愛するんだーと、参考になりました。僕だけじゃなかった(笑)サマーの一挙一動に翻弄され、悩むトム。その想いも虚しく、結局はあっさりと別の男と結婚してしまうサマー。期待は全て裏切られる。新しいラブストーリーです。まぁ一番グッと来たのは結局ラストなんだけども、500が1に変わったり、理想と現実の二画面構成だったり、小粋な演出がお気に入りです。オータムとはうまくいくといいなー!新スパイダーマンも期待できそうです。[映画館(字幕)] 8点(2010-06-06 19:02:36) 12. トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 どうでもよい危機。どうでもよいロマンス。どうでもよい友情。どうでもよいギャグ。どうでもよいアクション。どうでもよい歴史。その全てがここにある。そして、その全てが無駄に長い。これが2時間弱ならまた随分と違う。[DVD(吹替)] 1点(2010-05-02 07:54:53)(良:2票) 13. ハート・ロッカー 《ネタバレ》 爆弾を前にしての臨場感はある。けれども狂気じみた何かは感じなかった。「戦争は麻薬」のフレーズを主人公がラストシーンで体現してるんだろうけど、元々こいつ普通の人間じゃない。おかしい奴なモンだから、「普通の人もハマる程戦争が危険な魅力を放っている」という仕組みに当てはまっていない。じゃなきゃ伝わってこない。単に記録映画的なものだとしても中途半端な印象。冒頭のシーンが一番良かった。ガイ・ピアースだったのねー。[映画館(字幕)] 6点(2010-04-08 03:02:06) 14. 2012(2009) 《ネタバレ》 これだけのCG技術を見せ付けられても数日経つとほとんど記憶に残っていない。というのも、この手の作品ってストーリーが完全に形式化してるからだと思う。重要なのはその枠の中で「どれだけ斬新な地球破壊ができるか」。その意味ではまぁまぁなのかなー。中でもイエローストーンの大爆発は圧巻だった。あ、再婚相手の扱いが酷すぎるので1点マイナスという事で。[DVD(字幕)] 4点(2010-04-08 00:35:28) 15. Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 あれれ?おもろいなぁ。当時観た時にはあまりに有り得なさ過ぎな展開にウンザリだったんですが、歳とって頭が柔らかくなったのかな。こんなにゴージャスな作品という印象を持ってなかったのでそこが新鮮だった。キャストだけじゃなく、衣装だったり会話だったり。キャストに関しては「容姿・コメディ演技・アクション」の条件を満たす主演2人でピッタリハマってます。特にアンジェリーナが車で突進する時の顔最高。[地上波(吹替)] 9点(2010-01-20 06:02:57) 16. 3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 全体的に「?」が多すぎる作品だった。ラスト、クロウが手下全員を殺した時にその「?」は頂点に。素直にどうして殺しちゃうの???と。冒頭で掟を破った手下をクロウが射殺するシーンがありますが、それを伏線としていたとしても乱暴かと。まぁリメイクなので仕方ありませんが。 主演の2人はとっても輝いていました。ベールは哀愁を漂わせ、クロウは殺気とセクシーさを兼ね備えていて改めて良い役者だと実感しました。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-06 23:32:09)《改行有》 17. ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 悪い点があるかと言われれば特に無く、良い点を挙げるならばディカプリオが拷問されるシーンがやけに気合い入っていたなぁ・・・くらいの印象。ラッセル・クロウは相変わらず作品ごとに全く異なるキャラで登場するので楽しませてくれますが、中途半端な印象しかない。これは最近のリドリー・スコットに対する印象と同様で。[DVD(吹替)] 5点(2010-01-06 23:23:11)(良:1票) 18. グラン・トリノ 《ネタバレ》 中盤までの流れは良い。人種差別者の頑固オヤジがお隣のアジア人と打ち解ける。オヤジが変わるだけじゃなく、お隣のタオだってオヤジのおかげで強くなり始める。本当はこれだけで良いと思う。十分明るさを残してラストを迎えられるハズ。 なのにイーストウッドは終わらせない。仕返しされる事は予想範囲内だった。しかし、レイプまでする必要があるのか?殴る蹴るの暴行を受けてあのように顔を腫らしているで良いのではないか。イーストウッドの作品は家族のあからさまにヒドイ態度など、わかりやす過ぎる悲劇の表現が溢れている。 生き様は十分伝わったしシビれた。しかし、ベクトルが余計な程に負の方向に向かい過ぎている印象。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-01 16:25:07)(良:1票) 《改行有》 19. 俺たちダンクシューター 《ネタバレ》 この系統に大きな期待はしないけど、これはなかなか中途半端。やっぱりやり切らないと!突然の乱闘とかクスクスくるシーンもあるんだけど、全体的にゴージャスじゃない。この時代ならではの無駄なゴージャス感がもっと欲しかったかな。空回りでも良いので。[DVD(吹替)] 4点(2009-12-31 14:32:17) 20. イースタン・プロミス 《ネタバレ》 冒頭から腰の据わった演出で緊張感が終始あり、品のある作品という印象。静けさから一気にバイオレンスシーンへと転換するのはやはり強いインパクトを与えます。登場人物も皆今にも暴れだしそうな雰囲気が良く、その中でのヴィゴは見ていて「コイツだけは信じられる」という安心感を男のオーラで表現。これは雰囲気勝ちです。カッコ良すぎ。 復讐を期待してしまう展開の中終了ですが、まぁキレイな終わり方をしたので良いかと。[DVD(字幕)] 7点(2009-12-31 14:27:51)《改行有》
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