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1. ソフィーの選択
かなり前に見た映画ですが、胸が引きちぎられるような悲劇に、思い出すだけで痛ましくなります。あまりにも悲しい名作ですね。
ソフィーが精神的に不安定なネイサンに添い続け、不自然なほど陽気な生活を送っていたのは、こんな悲惨な過去があったからなのかと、その心情を思うと本当につらくなります。[DVD(字幕)] 10点(2020-06-14 02:43:43)《改行有》
2. 不思議惑星キン・ザ・ザ
旧ソ連の共産主義体制下で、「こんなのよく許されたな」と思う遠慮の無い社会風刺と、かつヤケクソかと思う程どうしようもないギャグばかりのこんな映画が作られたことが、奇跡と言うか何と言うか。やはり一度は見ておくべき映画と思います。[DVD(字幕)] 8点(2020-06-14 02:33:01)
3. タイタンの戦い(1981)
長男が「ギリシャ神話って何?」と尋ねてきたのをきっかけに、「タイタンの戦い」を見ました。
私はこの映画を、小学生の頃にテレビの洋画劇場で見て夢中になりました。レイ・ハリーハウゼンの人形を使った不思議な映像が面白くて、「シンドバッド黄金の航海」など、彼が手掛けた映画がテレビで放映される度に録画して見たものです。
今回、自分自身がもう一度見たい&子供にも是非見て欲しいと思い、CGを使った2010年版では無く、オリジナルの1981年版を借りてきました。
改めて見ましたが、約40年前の映画とは思えない特撮。映像から目が離せませんでした。CGでは全く比較にならない手作り感は何とも言葉になりません。「人間のアナログ的な手技でここまでのことが出来るのか」と驚かされます。やっぱりこの映画は凄いと思いました。
子供たちが映像の見事さを感じてくれていたかどうかは分かりませんが、三人の魔女、ペガサス、メデューサなど、子供が喜ぶ空想のキャラクターが次々と出て来て、それなりに楽しんでいたようです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-14 02:28:41)(良:1票) 《改行有》
4. 泥の河
終戦から10年が経った大阪の、子供達の交流と、彼らを見守る貧しい大人達の心情を丁寧に描いた作品。正直、この映画を見るまで当時の大阪の(おそらく底辺の)庶民が、こんなに貧しく厳しい生活を送っていたということを知らなかった。このため感想を言葉にしづらいが、悲しさは伝わって来て胸が締め付けられる。田村高廣の優しい笑顔は、父親である「王将」や「無法松の一生」の阪東妻三郎を思い出させる。[インターネット(邦画)] 8点(2020-06-14 02:25:01)
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