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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. グラン・トリノ 《ネタバレ》 イーストウッドが内包する西部劇の魂を感じる作品だ。細部を観ればこなれた芸当が目立つ。特に会話シーンのテンポが良く、コミカルな場面では思わず笑ってしまった。地に足のついた人物描写も素晴らしく、特にイーストウッドの役所には深く共感できる。序盤の描写は、自分も将来あんな爺さんになるのではと思わせるものがあった。もちろん私には、あそこまでの度胸も貫禄もないだろうが。難をあげれば、ストーリーは平易でラストのオチもベタである。メインテーマも泣かせが過ぎる。が、全体で見れば些細な点であろう。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-03 22:59:33) 2. 12人の怒れる男(2007) 《ネタバレ》 期待して観ましたが、予想外の酷い出来にガッカリ。全体を通してテンポが悪すぎて、ひたすら続く登場人物の自分語りにはウンザリ。名作のリメイクまでして描いたのがつまらない社会風刺であることが残念。 「疑わしきは罰せず」を貫き通す原作のスタンスが好きだ。[映画館(字幕)] 3点(2008-11-21 15:24:10) 3. 8人の女たち ラストは結構インパクトありましたね。たまにはこういう作品も良いです。後、エマニュエル・ベアールが奇麗。[地上波(吹替)] 6点(2008-10-24 03:59:40) 4. ミスト 《ネタバレ》 原作は未読ですが、素直に面白かったと思います。揺れる集団心理に、虫相手のアクションシーンは終始飽きずに観れました。あまりに救いの無いラストも、なんだか笑えます。人間あきらめたら、いけないよ。ってことですかね。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-03 22:04:54) 5. スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 押井守にしてはストーリーも分かりやすく、しつこく描写される煙草やビール、折れたマッチを拾う草薙など、細かい描写も意図が分かりやすく、難解なものが苦手な自分には良かった。作画も良好で、空中戦はもちろん、ボウリング場での草薙の動きが気持ち良く動いていた。ただ、主役二人の声優は最悪。大塚芳忠の演技が嫌味にしか聴こえなかった。[映画館(邦画)] 7点(2008-08-19 17:03:55) 6. JUSTICE 必殺 《ネタバレ》 適当な脚本。警察ぐるみの犯行なのに妙に不自然な殺し方、適当なGPSの地図、多々ある突っ込み所も、真面目に楽しむ類の映画ではないので、問題なし。[地上波(字幕)] 5点(2008-08-03 04:26:17)
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