|
1. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 池脇千鶴のコテコテの関西弁が独特すぎて笑えると同時に、その容姿とのギャップによってなぜか好感を持ってしまう魅力があった。
最後はかなり現実的な結末だったと言えるだろうが、何か自分自身の現金な態度を見ているようで軽くヘコんでしまった。
最後に妻夫木聡が選択した行動。
これは、「普通の若い男・現実を見つめるフツーの男」だったら、かなりの確率で同じ選択をすると思うのだが。。。
そう分かってはいるのだが、しかしなにか煮え切らない気持ちでエンドロールをハメになりました。。。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-08-19 21:13:11)《改行有》
2. 天然コケッコー
田舎のなつかしさと温かさ、青春の淡い気持ちを味わえる映画。
主人公の「そよ」の存在感が、まさに「そよ風」の爽やかさを与えてくれる。
監督はこの女優の味を最大限引き出していると思う。
また女優自身も表現力豊かな演技で、こちらを惹きこむ。
ただ、個人的にはもう少しインパクトのあるメッセージ性を込めてもらったほうが共感を受けたような気がする。
インパクトには欠けるものの、淡くて温かいストーリーと「そよ」の魅力は、多くの人の共感を誘うのではないだろうか。[DVD(邦画)] 5点(2008-08-17 19:00:27)(良:1票) 《改行有》
3. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 ストーリー的には、それほど惹きこまれるほどのインパクトはありませんでした。
クライマックスシーンで、字幕では「”ティーチャー”を撃墜してやる!」みたいに訳してありましたが、英語の発音は「kill father」と言っていたように思います。
主人公は”ティーチャー”が”父”であることを認識していたのでしょうか?
それならば、なぜわざわざ”父”と訳さずに”ティーチャー”と訳したのか?
個人的にすごく疑問に思えました。
一緒に見に行った友人がアニメ作品に関わる仕事をしており、感想を聞いたところ、やはり、画や演出、作画等々は非常に素晴らしいものであると言っておりました。
そうそうたる面子で作成されているようで、さすがは押井&プロダクションIG劇場班だなと唸っておりました。
私の素人目にもその美麗さや迫力感というものは非常に伝わってきました。
若干難解な部分もありますが、劇場で観る価値はあるのではないでしょうか。[映画館(邦画)] 6点(2008-08-03 10:11:49)《改行有》
|