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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. サブスタンス 「永遠に美しく…」ばりの、いがみ合い系のブラックコメディ?を期待して見に行ったのですが、コメディ要素は過小な一方、物理的に痛い描写を長時間みせられるばかりでうんざりしました。ラスト近くとはいえ、話の切っ掛けであるデミムーアを退場させてしまってはダメだと思うし、最後のスプラッター展開もカタルシスに欠けるくせに長くてうんざりました。スーがあのようにトンデモ方法で産まれてくるのだから、もっとB級志向として、コメディ要素を多めのコンパクトな映画にすればよかったのに。[映画館(字幕)] 4点(2025-06-02 13:50:43) 3. ファーストキス 1ST KISS(2025) 《ネタバレ》 坂元裕二x松たか子への高い期待は前半において順調にクリアです。そこは当然満足です(それにしても若い松たか子ってあんな感じでしたっけ?もう最近の松たか子が完全にデフォルト)。しかし後半、カケル君に事情を説明するところから最後まで、まるで舞台のような会話劇になってしまい残念に感じました。そして何より、あんなに行ったり来たりを頑張っていた(我らの世界線の)松たか子は、結局最後には登場せず、ずっと仲の良い夫婦生活を堪能してきただけの世界線の松たか子にすり替わってしまいました。あの頑張っていた松たか子が最後にどうなったのかを見せてくれないと、感情移入してみていた我々としては救われません。またはこんなことなら不仲とか離婚届けとかの話などは無くして、ずっと幸せだった松たか子の方が夫の死を回避すべく奮闘する話でよかったのに(そして彼女が過去で奮闘した結果(成果)として現在の世界では、新たに夫からの手紙と餃子を入手できるようになったというオチならばなぁと妄想)。[映画館(邦画)] 6点(2025-02-16 13:52:43) 4. 花束みたいな恋をした 《ネタバレ》 題名から勝手に最近の「泣かせ系邦画」と思い込んで敬遠していましたが、某ラジオであまりにも評判が高いので鑑賞。ちょい日陰扱いのサブカル者の二人がお互いを発見し恋に落ちる過程は、やっぱり最高に幸せでした(幸福すぎて、ここだけ1000回見ていたい。一緒に押井守を発見して、一緒に初カラオケに行きたい...)。一方その後、”愛が深化”していく過程があまりなく、片方の変節も見ていて嫌な感じになるところもあり、「辛い。最後はどう別離して終わるのかな」とダウナーに振れた気持ちで見ていたのですが、、、最後のファミレスの「やっぱり別れたくない」からそしてあの展開ラストまでの一連の流れで、一気にこの映画&脚本の凄さを浴びせられました。期待を裏切り期待を裏切らない。バッドでかつハッピーなエンディングといえましょう。映画としてみると最高得点ではないかもしれませんが、「何をもってお互いの関係の至高とするのかは恋愛の重要要素だよ(だったよ)」との観点を心に染み込ませてくれたこの映画は記憶に残る名作となりましょう。それにしてもあの二人、いまはどうして暮らしているかな...[映画館(邦画)] 9点(2021-02-16 11:57:15) 5. 新感染半島 ファイナル・ステージ 《ネタバレ》 ロードムービー(トレインムービー?)としての運びが素晴らしい前作同様の出来を期待して観に行ったが、結果はガッカリ。ゾンビが完全に脇役なのはさて置いても、話の流れもカーアクションもそして軍隊も、全てがどこかで観たことあるものばかり。ならもっと前作のように”市井の人”のあれこれで泣かせてくれても良かったがそれも無く。まぁ「怒りのデスロード」ばりの直球なロードムービーを期待していた自分が悪いのですけどね。[映画館(字幕)] 5点(2021-01-03 13:01:58) 6. Fukushima 50 《ネタバレ》 残念ながら映画としては「微妙」の一言です。決死隊の作業まではいいのですが、その後のアクシデント(水素爆発)が、登場人物たちの活躍または失敗と(劇中では)関連性がないものであり、因果関係不明な状況で「よく頑張った!さすがだ!」とも「くやしい」とも思えず。これでは感情移入もハラハラもできません。セットの出来の良さと悪夢菅直人の再現以外に、褒めるところがないような。。。最後の米軍推しもよくわかりません。海外テレビ中継の演出も、「Fukushima50」の最後での説明も、安っぽい邦画感を感じるばかりです。[映画館(邦画)] 4点(2020-07-18 13:30:47)(良:1票)
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