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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 昼下りの情事 《ネタバレ》 久しぶりに観たのですが、う~んやっぱりいいかも。一途で健気な嘘を突き通すアリアーヌの涙に、プレイボーイのフラナガンも溜まらず…あのラストシーンは永遠ですな。それを見守る父親もいい。少女でありながらも必死に女を演じようと嘘を重ねるアリアーヌと、弄ぶ側からいつしか振り回される側になるフラナガン。その過程を彩る音楽も心地いい。最初から最後まで上品で可憐。小さくても一級デザートを食べたような感じです。[DVD(字幕)] 8点(2009-10-24 19:18:45) 3. 道(1954) 観る度に思うのは、これを超える映画があるのかなということ。そして観終わった後、やっぱりないなといつも思う。愛が、孤独が、愚かさが、人間が、生と死が、生きてくことが、全てがこの映画にある。生涯のNo.1。[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-01 21:13:53) 4. 誓いの休暇(1959) 《ネタバレ》 決して褪せることないであろう反戦映画、地味に秀作。 戦争がなければ真っ当に育めたであろう友情、夫婦愛、勇気、そして愛情を道中に描き、通して反戦を訴えていました。 アリョーシャがまた好い青年なんですよね。青年然としているというか。列車で偶然に出会うシューラとの淡い恋愛は、青春を感じると同時に切なかった。「待っていて」と言うアリョーシャの列車を、何度も振り返りながら駅を後にする、シューラの小さな背中が印象的。 同じく印象に残ったのは、母親がアリョーシャとの束の間の再会へと駆ける、広大な麦畑の場面。果てしなく広がる一面の麦畑、ロシアの大きな自然と母の愛を感じました。再び戦地へと帰る息子を見送る母親の背中と、延々と続くような道のラストシーンが胸に残りました。[地上波(字幕)] 8点(2009-01-11 14:27:24)(良:1票)
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