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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 8 1/2 話の筋なんてことさら追わずに、眼の前に展開される映像の波にスルスル飲み込まれ、プカプカ浮かび、ゆたゆた身を任せす、その心地よさと言ったら。頭の中のイメージをこうも優美に描くのかと、驚嘆するばかり。同じ類での見事さというと、タルコフスキーが思い当たるくらい(今のところ)。コントラストが効いたモノクロの映像美、N.ロータの甘美な音楽も素晴らしい。ホロ苦いような自嘲気味なテイストではありつつ、最後人生の喜怒哀楽をギュッと掴まされるような、不思議と生の何かを感じもしました。非常に印象的なラストシーンに、何だかもう一度見たくなるのでありました。[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-10-12 23:19:27)(良:1票) 3. HELP!四人はアイドル 前作以上にナンセンスな本作、正直ビートルズが大好きでなければ鑑賞はちょっと辛いかもしれません。でもま、自動販売機やジョンのベットがおしゃれだったり、ポールが小さくなったり、アルプスやバハマのロケではしゃぐメンバーが観れるので一見の価値はあるかも。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-04-28 23:36:57) 4. サウンド・オブ・ミュージック 大人になって観ると、あれ、こんなにドキドキする映画だったっけ?と、大佐とマリアの恋愛模様に胸ときめいてしまいました。お互いの想いが交錯するダンスシーンも素敵ですが、大佐がエーデルワイスを歌うシーンには、マリアじゃないけど私もウットリです。2度目のエーデルワイスでは、大佐が詰まるとことに胸がグッとき、そんな大佐をフォローし寄り添うマリア…ホロリとしました。ジュリー・アンドリュース、ほんと綺麗ですね。小さい頃に観た時と同じく、ザルツブルグの山々の美しさ、そして何といっても歌の素晴らしさ!楽しさ!は全く色褪せません。普段会話があまりない父とも、Do-Re-Mi, Sixteen Going on Seventeen, My Favorite Thingsを一緒に口ずさみ、一家団欒の時間を育めました。いやぁ、映画って本当にいいもんですね~。[地上波(字幕)] 9点(2009-03-06 11:14:46)(良:2票) 5. ローラーとバイオリン 音楽教室に通う裕福そうな少年サーシャと、道路整備の運転手セルゲイとの1日の交流が、詩情豊かに描かれており、何とも優しく美しい。特に鏡、水たまりなど、反射を多用した映像美に、うっとりしてしまう。 まるで万華鏡を覗いたような感覚。またサーシャ役の少年の表情の愛くるしさも満載でした。終盤の、サーシャが思い描く夢のシーンは芸術的で、ほんと秀逸でした。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 10:53:45) 6. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! ストーリーはあってないようなナンセンスさ。でもビートルズが歌ってる!動いてる!喋ってる!なんかそれだけでもう嬉しくなってしまう、4人のキュートさカッコよさ満載。観客の夢中っぷりも凄いけど、お爺さんの悪戯っぷりに困りますねえ。あとこの時代のファッションなり雰囲気なり、今観てもモダンですなあ。何気にモノクロってところも素晴らしい。特にエンディング、とてもカッコイイ!“Can't Buy Me Love”で弾ける4人、最高です。[DVD(字幕)] 9点(2009-01-24 10:32:33)
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