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プロフィール |
コメント数 |
110 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
増税前にブルーレイプレーヤーを購入したにも関わらず、未だブルーレイ未体験の私。 何がブルーレイで観るにふさわしいのか、レンタル屋で果てしなく迷う今日この頃だったりする。 |
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1. カリフォルニア・ドールス
なかなかDVDにならず、自分の中でまぼろしだった今作。嗚呼いいですねぇ~。売れないプロレスラー2人にマネージャーがオンボロ車に乗ってドサ周りのロードームービー、もう胸をグッと掴まれました。文字通り泥んこになりつつも、終盤のキラキラ衣装に身を包んで挑む試合には思わずドールズコールがわき上がりました。
余談ですが、見終わった後、画面に向かって「ドールズありがとー!」と叫んだ観客のおっちゃんにもホッコリしました。いや~映画館っていいですね。
[映画館(字幕)] 8点(2013-11-04 00:33:39)《改行有》
2. バック・トゥ・ザ・フューチャー
その昔、マイケル・J・フォックスは、私と姉のアイドルでした。10年以上振りに観ましたが、やっぱりキュート♪嬉しくなりました。話もさくさくテンポよく、すさんだとこなんてちいっともない、ドキドキワクワクなエンターテイメントの楽しさ溢れる一作。ロレインとジョージなど各キャラが分かりやすく、おかげで冒頭と最後の逆転へのスパイスを、より効かせてくれてました。舞台背景で描かれる、エアロビだのスケボーだのレーガン大統領だのヴァン・ヘイレンだのヒューイ・ルイスだのと、ザッツ・'80s!に懐かしくもなり、チャックベリーでギターをかまし、終盤のプレイでメタルになる先取りなマーティにも釘付け。マーティとドクの友情は、何だか観てて暖かくなりますね。見終わった後、マイケルの病気が悪くならないで欲しいと、ひっそり思いました。[DVD(吹替)] 8点(2009-07-24 01:36:30)
3. 動くな、死ね、甦れ!
《ネタバレ》 凄い作品…何年に作られたのかなと思ったら、1989年?ビックリしました。製作年を全く感じない、モノクロで語られるストーリーの鮮烈さ。収容所と陰鬱な天気と未整備の泥道、貧しさに囲まれた極東ロシアに生きる、一人の少年。戦後・スターリン政権下のため、より一層寒々しい空の下、大人も子供も自分のことで精一杯。そんなまるで見えない状況の中での、唯一の救いのような少女も奪われてしまう。そして強烈なラストシーン。徹底したリアリズムの描き方に、“ドイツ零年”を思い出しつつ。しかし生き残ってしまう分、その後果たして少年はどうするのだろう?と考えてしまうと、本作の方が少し残酷なようにも感じました。しかし日本捕虜の歌う歌や少年の歌う歌が、妙にもの悲しくて印象的。非常に暗いけど、何かが胸に刺さって癒えない作品でした。[ビデオ(字幕)] 10点(2009-01-18 15:55:45)
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