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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 白い肌の異常な夜 男女の本質を描いてる映画。男は女を抱く為なら平気で嘘を付く。女は嫉妬するととんでもない行為に出る。とてもじゃないが気持ちのいい映画とはいえない。しかし、その緊張感や恐怖感はこれ以前、以降のイーストウッド作品には感じられないものがあり、評価せざるを得ないだろう。こういった人間の本能的な部分を上手くかけるドン・シーゲルは素晴らしいし、それを受け継いだイーストウッドの現在の監督業には頭が下がる。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-28 13:41:43) 3. アルカトラズからの脱出 脱獄物の金字塔と言えばやはり「大脱走」だが、この「アルカトラズからの脱出」は全くその逆だろう。軽快な音楽とともに見せる脱獄と静かに淡々と見せる脱獄。リアリティを突き止めればこちらの脱獄の方が上。実際の脱獄は静寂の中で行われるものであり、大したドンパチも無く看守が気づけばもう逃げてた、という感じだと思う。登場人物の人間像を深く描かなかったのは大正解。恐らく作り手が2流だと「大脱走」を意識して深く、強く描いてただろう。だがそこは流石シゲル。んな作品の事知るかと言わんばかりの薄さ。こういう所に作り手の度量が伺える。[DVD(字幕)] 9点(2010-03-07 03:35:47) 4. ゴッドファーザー 多くの映画をこれまで見てきましたが、やはりこのゴットファーザーが一番完成度が高いと思います。脚本はもちろんのこと、マーロン・ブランドやアル・パチーノ、ロバート・デュバルの演技は至高の極み。特にマイケルの表情、目の演技には圧巻されます。それに加えニーノ・ロータの音楽が更に素晴らしさを加速させてきます。文句なしの満点。[DVD(字幕)] 10点(2009-07-27 18:49:31)
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