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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ゴースト/ニューヨークの幻 《ネタバレ》 恋人に自分からの「愛してる」があと少しで言えず、殺されてしまうサム。そんな、サムがモリーに命の危険がせまっていることを知り、悪い相棒に復讐する。単純に言ってしまえばそれだけですが、この映画にはゴーストの視点から見る世界が見事に描写されていて、そこから触れることのできない互いのもどかしさが伝わってくる。そして、ゴーストを恐怖の存在とは捉えていないことに新鮮さを感じる。モリーに信じてもらえず、必死になって自分のゴーストとしての存在を伝えようとするサム、そんな彼の必死さが実を結ぶコインのシーン。ここで、2人の心はひとつになり、サムも自分からの能動的な「愛してる」を言う準備が整う。この映画はサムがゴーストになってから、モリーの愛を受け止めるまでの成長が描かれていて、単なるラブストーリーとして片付いていないところがいい。おもしろかった、そして気軽に見れる作品。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-25 19:12:44)(良:1票) 3. ホーム・アローン3 映画がヒットしたから、作る予定のなかった3を作りましたって感じの本作。内容は新しい仕掛けが登場するものの、1・2の二番煎じでしかない。最初の二作がかなり面白かっただけに残念。あと、本作は子供向けの映画なので、しょうがないのかもしれないが、主人公が子供っぽい挙動の割に、いろいろ複雑な仕掛けを考え出したりするので、そこのギャップに違和感を感じた。テレビとかで入っていたら、退屈せずには見れるので無難にこの点数。[DVD(字幕)] 5点(2010-12-24 02:49:27) 4. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 予想していた映画ではなかったが、いい意味で期待を裏切られた。予備知識なしでの鑑賞だったのでとても斬新なシーンの数々にこの映画の魅力を感じた。結局は二重人格の話だったのだが、冒頭からの不眠症に悩まされるナレーターの話の伏線がラストへとつながる重要なテーマで、なぜタイラーが石鹸を作っているのかが爆弾製造のための前置きだったのには気づかなかった。ナレーターがもう一人の自分に出会うまでに画面にタイラーが一瞬現れるシーンは目の錯覚かと思ったが、どうやらこれも話の根幹に関わる重要なシーンだったようだ。ただ、難をいえば最後の爆破シーンのチープさはいただけない。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-26 09:18:38) 5. ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 とても心が温まる作品です。雰囲気もイギリス映画特有なのか、アメリカ映画と違ってどことなく落ち着いた感じでいいですね。特にタッカーが季節が変わる中を歩く場面の曲"Aint No Sunshine "がいい味を出しているし、ベンチのある公園でアナと2人のシーンは個人的に気に入ってます。普通ならありえないシチュエーションでの2人の出会い、ハッピーエンドへの展開は出来すぎてもいますが映画の世界にどっぷり浸れる映画なので気になりません。何回でも見たくなるような映画。おすすめです。[DVD(字幕)] 9点(2009-12-30 11:47:24)
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