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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. アイアンマン 《ネタバレ》 兵器製造会社の社長トニー・スタークが、戦場で自分の会社の兵器が不正にテロ組織に渡っているのを目撃して改心する話だが、ヒーローものらしく、しっかりとした目的を持ち正義を突き通しているところがいい。主役のロバート・ダウニー・Jrも、シャーロックホームズしかり、ちょい悪的なオーラを醸し出しているさまは観ていて小気味いい。ただ、敵であるオバディアが倒されるシーンがあまりにもあっけなかったのは気のせいだろうか。敵なのだから、もう少しくらい粘ってほしかった。あとは、映画としてはうまくまとまっていて、スピード感あふれる飛行シーンは申し分のない出来だった。ああいうパワードスーツがあるものなら、一度は着てみたいものだ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-12-26 23:41:27) 3. 第9地区 《ネタバレ》 新しい視点から、エイリアンを見つめなおした映画。エイリアンにも感情があるという点で、ほかの単なる地球征服を狙うエイリアンが登場する映画と一線をかくしていた。エイリアンに変身しつつあるヴィカスが、ラボでエイリアンの仲間が実験に使われ愕然としているクリストファーを見て、自分の置かれた状況と重ね合わせ、人類の邪魔者としてのはかない存在というものに気づく。最初、エイリアンに対して無慈悲であった彼の心情の変化を見ていくのもおもしろい。しかし、人類はヴィカスの臓器を商品としての価値としか思わない。なんとも、人間というのは愚かで単純な生き物なのだなと感じた。そんな感じでなかなかおもしろかったと思う。映画的には8点。ただ、ナイジェリア人の悪役を「肉を食べたら最強になれる」と考える野蛮人扱いしているような気がしてならず、そこに黒人への差別を感じたので、人道的にマイナス1点。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-12-24 02:40:32) 4. ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 可もなく不可もなく。原作既読のため、初見の人よりも映画の評価は若干下がるだろう。原作をある程度具現化できているが、どことなく物足りない感じがした。それと、金田首相暗殺の際の爆発のシーンがチープだった。映画は、実際に自分が主人公として溶け込めるかどうかが面白いか面白くないかの判断ポイントになってくる。どうせやるなら、とことんこだわってほしいものだ。ただ、そこを除けばそこまでひどい映画ではなく、最後までだれることなく139分という長い時間を過ごすことができたので、伊坂作品の映像化の中では、面白い部類に入るだろう。配役について言えば、香川照之は警察の中の悪者としてうまく演じていたと思った。一瞬で主人公の敵だと判断できるところがよかった。[DVD(邦画)] 7点(2010-12-23 02:22:28) 5. ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 ティムバートン版との作風の違いで好みが分かれるのかも知れませんが、こういうシリアス路線もアメコミとしては新鮮でおもしろかったです。映画館で見たからかもしれませんが、切れのあるアクション・緊張感の連続でとても鳥肌が立ちました。実際に爆破したビルのシーンからもわかるように、ヒース・レジャーの名演もこの映画が素晴らしい理由の一つでしょう。[DVD(字幕)] 9点(2009-12-30 09:12:55)
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