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1. ラスト サムライ
武士道を描く映画が、武士をあほみたいに扱ってはダメでしょ。
まず、この映画で勝元はサムライの誇りというやつを守るために戦争を起こしています。実体のない自分の誇りだけでいくさを初めて民草まで犠牲にするなんて、統治階級として失格でしょう。
その戦争にしても、この映画では19世紀に戦国時代の武装をした石頭な武士どものショぼい戦いになってます。西南戦争では、大規模な近代戦闘が行われ、双方が何百万発もの銃弾を使ったというのに。
はっきり言って、こんな勘違いかつ石頭な連中が、われわれの尊敬するご先祖様であるはずがありません。このように武士が描かれてしまったのは、この映画のスタッフには日本人への本当の敬意がないからでしょうし、おまけにスタッフにはバカにしているという意識もないらしい。われわれのご先祖様はネイティブ・アメリカンではないんです![映画館(字幕)] 3点(2009-12-27 02:06:20)《改行有》
2. トランスフォーマー
アニメ版を見ていたので、映画もと思ってみてみましたが、全くの別物でがっかりでした。トランスフォーマーの変身シーンのみが良かったです。ただ、凝りすぎてて誰がオートボット(サイバトロン)で誰がディセプティコン(デストロン)かがさっぱり分からなかったところが、作り手の独りよがりな気がしました。(アニメ版でも結局把握できていなかったんですけど、さらに辛い)
また、テレビ版ではオプティマス・プライムの声がアニメ版コンボイと同じなのも良かったです。・・・ストーリー?日本人があれを楽しむのは無理でしょう。普通にアニメ版をなぞりゃいいものを・・・。[地上波(吹替)] 3点(2009-12-20 22:38:52)(良:1票) 《改行有》
3. 61*<TVM>
《ネタバレ》 劇中、ベーブ・ルースのシーズン本塁打記録に挑戦していたマリスに対する当時のヤンキースファンの理不尽な仕打ちには多少アタマに来ました。
大リーグのファンだってアホなヤツはアホなんだし、アホが大量発生することもあるんです。「大リーグのファンは日本のファンと違って・・・」という知ったか野郎には、この映画を見せてギャフンと言わせたい。なはは。
しかし、当時の大スターとマントルとマリスの関係がいい感じに描かれていて、視聴後の気分は爽やかでした。大リーグに興味のある方はご覧になった方がよい佳品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-20 22:20:30)《改行有》
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