|
1. 名もなく貧しく美しく
《ネタバレ》 やはり彼女が最後にああいう運命になってしまうのは感情的にマイナス1点にします。しかし私はこの映画が大好きです。特に高峰秀子の役、序盤のカメのシーン、納豆の食べすぎで耳が聞こえなくなったと真剣に語るシーン、500円を拾ったやり取りのシーン(そんな発想したからなのかその直後にミシンを持っていかれ)、そんな彼女に惚れました。
一方であんな時代に、貧乏で難聴で、しかしながらあんなリッパな亭主に出会え、リッパな家族を築けたこと自体奇跡でとても彼女は幸せだったと思います。結果この映画はハッピーでやはり超名作です。[地上波(邦画)] 9点(2011-06-07 12:26:46)《改行有》
2. 裸の島(1960)
意味が分からないので0点、とか付ける種類の人はそもそもこの映画を観ようとは思わないでしょうね。前半は「船のモータープレゼントしてあげたいなぁ」とか「頂上までケーブル機あったら便利やのになぁ」とか、楽にしてあげたい気持ちに駆られましたが、それはその人間の本質的な幸せには全く関係が無い、と観ていくうちに感じてきました。
この映画の「嫁ぎ編」の映画も作ってほしいくらい私は二人の出会い前後の時代が気になります笑[地上波(邦画)] 10点(2011-06-07 11:49:47)《改行有》
|