みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. しんぼる いらない一人ツッコミと、並行する必要のないサブストーリー。 だんだんと笑えなくなっていくギャグ。 松本人志はギャグ映画以外の映画も撮ってみたらどうかと思う。 未だに映画の中で「芸人・松本人志」の存在を捨てきれずにいるような気がした。 妙に美しいカメラワークに+1点[DVD(邦画)] 3点(2010-12-12 11:24:02)《改行有》 2. トウキョウソナタ 《ネタバレ》 とても静かに、家族崩壊していく様はパゾリーニの「テオレマ」を思わせる。 しかし、本作において「テオレマ」と決定的に異なっているところは、また何事もなかったかのように「家族」として再構築されてしまうこと。 つくづく家族というのはわからん媒体だと思う。 美しい光の使い方に+1点[DVD(邦画)] 7点(2010-12-12 11:20:02)《改行有》 3. ダンサー・イン・ザ・ダーク トリアー監督。「流石」と言ったらよいのか「クズが」と言ったらよいのか… とにかく救いのない物語。 ミュージカル(妄想)パートと現実パートの分け方が非常に上手く、感心した。 そしてD・モースが良かった。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-12 11:05:46)《改行有》 4. ピストルオペラ 鈴木清順は大好きな監督だし、本作でもその年齢を感じさせないB級臭さを残した圧倒的な色彩感覚に驚愕した。 しかし、個人的に主演女優が気に食わぬ。江角マキコ。というか、受け付けませんでした。[DVD(邦画)] 4点(2010-12-12 10:41:24)《改行有》 5. エルミタージュ幻想 次から次へと絵画の中を移動していくような美しい映像は、見ていると不思議な感覚。 ワンシーン・ワンカットという手法にはもう見事としか言いようがありません。 が、途中で眠くなってしまったのも事実。 もっと絵画を勉強してから出直して来ます。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-11 21:39:12)《改行有》 6. 第9地区 大雑把に言うと様々なショートストーリーのぎゅうぎゅう詰めのような感覚。 しかし、それが不自然でないのが不思議。やっぱり監督の力量ですね。 ニール・ブロムカンプ監督、今後を期待したい監督の一人です。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:11:07)《改行有》 7. ピアニスト これまでハネケ作品は「ファニー・ゲーム」しか見たことがなかったので、本作は様々な意味で衝撃だった。 ハネケ独自の痛々しい描写、張りつめた緊張感。 人間の皮を上から下まで一気に剥ぎ取るような…そんな映画。 トミーおじいちゃんみたいな顔してこんなグロテスクな映画撮るなんて。人間やっぱり顔じゃ判断できませんな。 そしてイザベル・ユペールはこういう役をやらせたら天下一品ですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:01:27)《改行有》
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