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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 渋い!ストーリーは奇抜さはないが、カメラワークが秀逸で俳優がいいですねえ。心を揺さぶられる映画とまではいかないが、最後まで吸い込まれる作品。決して奇をてらってはいず、一貫したテーマもある。ある意味映画のお手本ではないか。過去・・決して忘れられない辛いことも人は乗り越えて前に向かっていかねばならぬ。言葉にするのは簡単だけど、それは大変な事だ。でも過去なしには今の自分が無いのだからどんな過去があっても、今を生きなければならない。人生に疲れが感じ始めた中年にはズシッとくる映画ですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-05 00:23:13) 2. 海角七号/君想う、国境の南 全体として作りこみは雑だけど、何か心温まる映画だったなあ。台湾映画はそう見る機会はないけど、日本との戦時中の関係とかもっと知って観たくなった。台湾の人がいい味出してると思う。日本人役の女性はちょっと演技今一。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-16 04:10:53) 3. ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学 あんまり後味良くないなあ。だめだやっぱりこのジャンル。勧められません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-15 11:23:41) 4. シェルター 《ネタバレ》 嫌いです。ジュリアン・ムーアは好きな女優だけど、最後は悪霊?は受け継がれていくってか。ラスト女の子の振り返りシーンはオーメンですな。多重人格を演じた俳優さんの演技力で4点献上です。気も怖いだけ。[CS・衛星(吹替)] 4点(2011-07-17 02:10:29) 5. フローズン・リバー 《ネタバレ》 いいですねこの映画。貧困の下にもさらなる貧困がある。アメリカの暗部を垣間見た感じです。ちっちな希望の光を夢見て懸命に生きる家族、部族に感情移入してしまいます。佳作[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-07-17 01:59:27) 6. ダウト ~偽りの代償~ マイケルダグラスの法廷物というだけで迷わず借りて観ましたが。見ごたえありました。最後まで、ひょっとすると・・・こいつがか・・・・的な作りはいいですね。やっぱり構成力というか、見せる展開で大きく変わりますよね。しかしマイケルダグラスは昨今は悪の帝王イメージがはまりすぎてますね。チャイナシンドロームのカメラマンの頃の彼も良かったなー。まー若手ジャーナリストと辣腕弁護士の対立構図は良くあるけれど最後まで飽きずに見れました。2時間に満たないこういう作品はほんとスカッとしますわ。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-18 06:54:37) 7. 息もできない 《ネタバレ》 名作だと思うが、後味が辛すぎる。2回目観たときに、やくざのボスがヨニのお母さんの屋台を壊している場面に出ていたのがわかったけど、サンフンもその場にいたのでは?となるとラストシーンはヨニが単に弟の将来を案じていた不安な表情ではなくて、サンフンがいた事を思い出したのでは?と思ってしまった。考えすぎか。どこかのサイトでサンフンが事務所で着替えるシーンで体に傷があったのはまさしくヨニのお母さんが切りつけた傷跡なのではと書いている方がいた。そうするとそうすると、実はヨニの弟がある意味復讐を遂げたとも言える。いずれにせよ暴力の連鎖は哀しい。だからこそ、どこかで誰かが止めなければならないのだと思う。漢江の川辺のシーンは秀逸だと思う。ただ暴力シーンの多さに自分は少し引いてしまうのでこの点でご無礼。[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-05-27 10:45:45) 8. クロッシング(2008) 《ネタバレ》 きついパンチをくらった。最後はお父さんと一緒に息子に会えるようにと祈ってしまった。 北朝鮮の現実は本当に惨い。「サッカ」ーと「雨」と「天国」が本当に哀しく切ないモチーフとして描かれていて、後半は涙腺が開きっぱなしになってしまった。今現実にこのような事が日本の近くの国で起きているのが本当に信じられない。韓国映画の底力はあっぱれです。社会的問題をこれでもかと見ている者に訴える力作だと思います。[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-24 11:30:14)《改行有》 9. ボルト 《ネタバレ》 アニメ殆ど観ないんだが、この作品はいいねえ。家族のみならず大人も笑えますよ。 動物たちのキャラ最高、やっぱハムスターが一番っしょ。犬の毛並みとかホント抱きしめたくなるような精密なできばえ。CGも素晴らしいですね。 飼ってるウサギをおもわず撫でてしまったよ。眼から光線だしてってね。犬の声優にも驚きがあった。クレジット観てびっくり。遊び後ごろ満載でディズニーアニメはやはりすばらしいのですね。[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-04-23 02:52:27)《改行有》 10. 母なる証明 《ネタバレ》 業・・・親子の愛は無償ゆえ犯罪をも超越して存在する。問題作とはいえ力作。現代の日本の親子関係の希薄さ、むしろ親子が憎しみ合う映画の方が多かったりするが、親や子孫を重んじる韓国でなければ作れない映画だ。アメリカ映画なら子供を普通に犯罪者として警察にさしだすんじゃないか。正義ありきの国だから。いつまでも親子の愛は絶対であって欲しい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-13 22:18:34)(良:1票) 11. 真夏のオリオン 《ネタバレ》 私嫌いではないですこの作品。潜水艦の中の密閉間や閉塞感はあまり感じられなかったけど、特に強いメッセージ性もないと思うが、上手くまとまっているのでは。その当時こんなヒューマニズムを持った館長のような軍人が多くいたとは思えないが、少なからずいたのでは、いやきっといたはずだと信じたい。このような戦争映画があってもいいと思う。見終わった後の感じも悪くないですよ。もっともっと戦争は悲惨に違いないが、こういった逸話があっても不思議ではないし、戦争を知らない世代が戦争映画に取り組むこと自体に価値があると思いたい。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-18 12:47:25)《改行有》 12. オープン・ウォーター2 《ネタバレ》 なんじゃこりゃ。鮫も出てこないし、結末もおぼろ。緊迫性もないし。何も伝わらないよ 。海の怖さこんなもんじゃないよ。梯子忘れて全員海に飛び降りちゃった時点でだいたい展開も読めますよ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-03-15 00:57:15)《改行有》 13. ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 《ネタバレ》 どこがブラック会社なんだ?以前コンピュータ会社に勤めていたが納期前の徹夜なんて普通。ブラック会社ってのは法律すれすれか違法行為を漫然と行ってる会社じゃないのかな。こんな程度で限界だったら今の世の中やってけるほど甘くないと思う。主人公の屈折感が全然伝わってこなかったし、人生辛いことが3つや4つ重なるぐらいあたりまえや。 そんなことでくじけたらあかんで。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-03-09 02:42:10)(良:1票) 《改行有》 14. ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 1作目の「ファイナルディスティネーション」のインパクトはないけど、まあこんなもんでしょ。暇つぶしにはいいかも。でもそろそろこの類の映画は個人的に卒業しようっと。悪趣味ま感じすらして、怖いシーンが怖くないぞもう。[DVD(字幕)] 3点(2011-02-07 02:13:18) 15. 私の中のあなた 《ネタバレ》 シーンシーンが美しく、切なく、哀しい映画。決してお涙頂戴的な感じもない。ある意味尊厳死というとてつもない大きく難しい問題を、白血病の少女にあてはめるて、きっちり作品に仕上げているところは感服する。いい映画だ。ベッドで少女がお母さんに送るために作ったアルバムをめくるシーンは涙で霞んで見えなかったよ。つかの間でも恋が出来て良かった。キャメロン・ディアスも好演だと思う。お父さんの目が優しいのも救われる。 久々にいい映画に出会えたと思う。[DVD(字幕)] 8点(2011-02-07 02:05:17)《改行有》 16. 脳内ニューヨーク 《ネタバレ》 見終わって一言。難解です。何度見ても私ごときには分らないと思います。それにしても邦題かっこ悪すぎ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-06 03:05:34) 17. 運命のボタン 《ネタバレ》 なんだこのオチは酷すぎる。原作は短編SFとしてはきっと成り立っていたんだろうが、メイキングにもあるように監督の両親の姿を投影して作ったとあるが、SFと実話がゴチャゴチャになってまじ滅茶苦茶じゃないか。何が言いたいか分らん。思わせぶりだけで引っ張られ最後まで見てしまったが、後味も悪い。障害に対する描き方もとても気になる。 障害と命と選択させるなんて命題としては問題だろ。[DVD(字幕)] 3点(2011-02-06 02:55:59)《改行有》 18. グラン・トリノ 《ネタバレ》 クリント・イーストウッドが描いた現代の西部劇なのでしょう。混迷の現代ではもはや西部劇も単純な勧善懲悪作品にはなれず、あの夕陽のガンマンをもってしても、自分を犠牲にするという復讐劇。暴力には暴力で対抗する時代ではないというメッセージがこめられているのでしょう。それでも差別の連鎖は無くならないのだとしたら・・・。クリントイーストウッド作品では一番のお勧めです。歳取ったけど本当にすばらしい演技です。理髪店主とのやりとりがイイネエ。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-05 00:05:21) 19. 1408号室 《ネタバレ》 初のブルーレイ鑑賞だったせいもあるのか、映像が怖すぎだ。自分も幽霊はまったく信じてないタイプなのだが、ビルの窓から隣の部屋へ行けない場面は観ていて足がすくんでしまった。ジョン・キューザックも怪演だし、結末が単なる夢落ちでなくて良かった。ホラー映画殆ど観ない自分にとって(あまり怖くないので)、怖いと思ったのは「リング」か「-less」かこの作品かな。って実は怖がりか、わては。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-01-29 01:59:35) 20. 再会の街で 《ネタバレ》 悲しい過去を乗り越えられない時、それを無かったとして生きるのも人の生き方ではあるけれど、受け止めて乗り越えられたらきっとそちらの方が幸せなのだろう。でもあまりにも悲しすぎる過去は忘れるしかない、それしか生きる道が無いとしたら・・・。チャーリーの悲しみが痛いくらい伝わってきて、やっと過去を話し始めたシーンは涙無しでは観れない。お金をかけなくとも心を揺さぶる映画はできるものだ。秀作だ。[DVD(字幕)] 8点(2011-01-29 01:45:06)
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