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1. スペーストラベラーズ
《ネタバレ》 この監督さんは「こういう画を撮りたい」と思ったことをきちんと再現できる人ですね。これができない監督さんも多い。というか見ていて「あなたが撮りたかったのは本当にこういう画?」と思ってしまう映画が結構あるよ。でもこれもお金がいくらかけられるかによるのかもしれない。あとは芸達者な役者さんがそろっているので壮大なコントがテンポよく進む。だから安心して身を任せて笑えばよい。ハッピーエンドでないのが残念ではあるけれど荒唐無稽な設定を終了させるにはこうするしかなっかたのか。でもきっちり泣けました。CSなどで放映される度に必ず見ています。[映画館(邦画)] 8点(2011-08-13 14:21:37)
2. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 「優しさ」は「何も考えてなさ」と似ている。
ツネオは何も考えていないからジョゼの家に通ったり一緒に暮らしはじめたりできる。
でも、何も考えていないから優しくできるのかも。
きちんと考えたら他人に優しくなんかできないもの。
優しいふりはできるけれど。
妻夫木はとってもうまかった。
ちょっとちゃらちゃらした普通の何も考えてない男の子らしかった。
池脇千鶴はもうこれくらい当然よ、ってくらいの安定感。
日本の若手の俳優さんたちは上手だね。
日本のテレビドラマには全く期待していないので見ないが
邦画には期待していいのかもしれない。
ツネオが帰ろうとするのをジョゼが引き止めるくだりはとっても切なくて涙が出た。
あとラストも。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-28 20:16:51)(良:3票) 《改行有》
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