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プロフィール |
コメント数 |
2108 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。 映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。 |
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1. 下宿人(1926)
観ていて、ほとんど映画史のお勉強という心持ちになってくる。頑張って観ているという感じだ。幸いストーリーがビフォー・ヒッチコック的なサスペンスなのでなんとか寝ずに観られたけれども。
びっしり抑揚無く背後に流れ続けるサロン音楽がぽろぽろぽろぽろ・・、これ結構苦痛。映画音楽というジャンルが確立されている現代に感謝だ。
心理描写はこなれていないし真実は取ってつけたみたいで脚本も粗い。同年代にはキートンやチャップリンといった傑作もすでに世に出ているのだから、この映画が退屈なのは「昔のだから」という訳ではなく、単に作り手の技量の問題か。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-30 23:24:01)《改行有》
2. チャップリンの黄金狂時代
ちょび髭に山高帽とステッキの、“喜劇王”チャップリンの真骨頂ですね。のちの数多のコントの原型がずらりと並ぶ。今観ても笑う。自らのみすぼらしさを自虐的に扱ったり、女の子にすっぽかされたりといったビター・テイストもすでに存在している。
この映画の誕生からすでに一世紀近く経とうとしているんですね。100年前の人たちも、現在と同じ感覚で笑っていたんだなあと思うとなぜだかしみじみします。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-30 16:58:06)《改行有》
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