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1. べクシル 2077 日本鎖国
《ネタバレ》 ハイテク鎖国した日本に潜入というプロットは興味を引きつけられ、それまでの米国側のまえふりは悪くない。しかし、ロスの街のハイテクさが細かく、この延長で日本を描けるのかと思ったら、案の定、努力放棄の内容。あとは、マッドマックス的な世界へ。尻つぼみでした。フルCGの進歩はあったが、そもそも米国人の女も日本人女も同じ顔つき性格で、違う国としてのキャラ設定が悪い。おまけに黒木メイサ途中で女の子声に変身…で、あれで日本民族の終焉?余りの軽さにびっくり。もっと、絵以前のコンセプトを練って欲しい。
[DVD(邦画)] 4点(2011-10-03 02:22:35)《改行有》
2. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
アクション、ストーリー展開、俳優の演技など、普通の映画として見ても、高水準です。
今後しばらくは、戦争映画のスタンダードとなるでしょう。
それにしても、恋愛話が一切ない硬派のつくりで(それが成功理由の一つ)、これだけ楽しませるのだから、他の作り手も見習ってほしいです。
原作より遙かに素晴らし出来になったのは、プロデューサーの腕の証拠でしょう。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2011-09-12 23:40:53)《改行有》
3. 日本沈没(2006)
点数の基準では、かなり面白くない、ですが、時と場所を選べばそれなりかも知れません。なにせ、テーマが「日本列島全部沈没」ですから。「日本以外全部沈没」と合わせて見るという手もありあす。例えば、熱い夏の夜に友人や恋人とあれこれ、チャチャを入れながら見るとか…完全にカウチポテト映画ですね(私が見たのは公開時なので、震災後の今見たら怒るだけでしょう…リアリズムでないのは当然、お伽噺にしてもいい加減すぎる)。
しかし、よくぞここまで突っ込み処満載にできるものかと。
作り手さんは話題先行でお客が入ればそれで良しなのでしょうか。
少しは現実をリスペクトしてほしいものです
[映画館(邦画)] 3点(2011-07-28 22:36:50)(良:1票) 《改行有》
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