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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 今回は舞台が大学ということで、学生あるあるもあってとても楽しめました。 こども向け映画にも関わらず、目標にむかって努力することに対するリアルなメッセージは自分も考えさせられました。夢って必ずしも叶うわけではないんですよね。でも努力はきっと何か別の形であらわれるという気がしてきました。 他のピクサー作品と同様非常に後味の良い映画でした。 特に今年大学生になったばかりの方は必見だと思います。 [映画館(吹替)] 7点(2013-07-15 23:10:50)《改行有》 3. 華麗なるギャツビー(2013) 《ネタバレ》 いかにもバズラーマン監督らしいこってりとした演出ですが、個人的には若干マンネリ気味でした。過去を舞台にしつつも現代の音楽をメインとするやり方はムーラン・ルージュで既にやっていて、その時のインパクトには及びませんでした。小説を書くシーンから始まるというのも前述の作品とかぶってましたし。 配役についてはディカプリオはやっぱりこういう役が似合いますね。トビーマグワイヤとの友情がよかったです。 原作を知らずに見たのですが、鑑賞後人間不信になりそうでした。ギャツビーに理解者ができたのが唯一の救いでした。[映画館(字幕)] 6点(2013-06-29 02:53:20)《改行有》 4. ザ・マスター 《ネタバレ》 主役二人の演技に圧倒されました。ひとつひとつのシーンもそのまま切り取って写真にしてしまいたくなるほど美しいです。そしてジョニーグリーンウッドの、もはやギタリストの枠組みではとらえきれないような音楽も素晴らしいです。自分にとってはこの点によってだけでも傑作にしてしまいたいくらいです。 しかし、自分にはこの映画のテーマがいったい何かがつかみきれません。主役二人の演技には圧倒されましたが、彼らは少なくとも共感とは程遠い存在です。その一方で両者ともにどこか人間臭さを感じました。フレディは少女に対する純粋な恋心を持ち、マスターは自らの宗教の教義に関する妥協を選択するのです。 マスターとフレディはいったいどのような関係だったのでしょうか。少なくとも、シンプルな師弟関係ではありません。それを示すようなラストの二人の会話。劇中では誰よりもお互いを理解し合っているようでしたが、一方で最大の敵同士にも成り得たのです。マスターのもとを離れ、最終的にどのコミュニティにも属していないフレディに今後平穏は訪れるのでしょうか。 新興宗教ものの映画と思って見に行くと肩透かしを食らうかも知れません。おそらく人とのかかわりあいや集団に属することについての、何かより普遍的なテーマを感じました。なんだか村上春樹の小説を読み終えたような気持ちになりました。 正直、一回見ただけではよくわからなかったので、時間をおいて再度鑑賞したいです。[映画館(字幕)] 9点(2013-04-16 23:26:46)《改行有》 5. キッズ・オールライト 《ネタバレ》 リトル・ミス・サンシャインみたいなのを想像してたらちょっと予想を裏切られました。登場人物は皆どこか悩みを持っていますが、どれもいまいち感情移入や共感のようなものがありませんでいた。どちらかというと、アメリカンビューティーを思い起こさせる内容です。ただしこちらはどうも展開が無難で、ラストもこんなにあっさりいいの?と思いました。完成度はアメリカンビューティーのほうがはるかに上のような気がします。ちょっと期待外れな感がありましたが、精子提供者のおじさんのその後がちょっときになりましたし、もうちょっと掘り下げてほしいと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2013-04-07 23:46:24) 6. ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 さすがに、少々マンネリ化を感じずにはいられませんでした。ディカプリオも観る前は新鮮味もあり楽しみでしたが、いまいち迫力に欠けてた気がします。そもそも、彼が最大の敵だと思っていたのに…。結局、タランティーノ映画の常連であるサミュエルジャクソンにもってかれてたのが残念でした。でも、こちらの役はかなりシュールで笑っていいのか分からないきわどいキャラだったので良かったのではないでしょうか。 一方主役の二人は非常にカッコよかったです。特に相方のクリストフヴァルツは、周囲がコミカルな人達ばかりの中で、とてもシリアスな役柄で心理描写も秀逸でした。ジャンゴが彼を通じて変化していく様が面白く、長尺にも関わらず、飽きずに見ることができました。それだけに、敵側にもうちょい凶悪さみたいなのががほしかったです。[映画館(字幕)] 6点(2013-04-07 23:37:29)《改行有》 7. テッド 《ネタバレ》 前評判がかなり良かったのと予告が非常に笑えたので楽しみにしていました。 結果としては予想以上に下品だったのと、ベタなオマージュがたくさんあったという印象で、これは見る人をかなり選ぶなと思いました。 ただ、ネタにしている映画にはスターウォーズやインディージョーンズ、ETなど結構メジャーなものも多くて自分も結構笑えました。 時事ネタもかなり多くこれらすべてを知っている人って日本じゃほとんど皆無なんじゃないでしょうか。案の定ジャスティンビーバーはネタにされてましたね。 かなりぶっ飛んだ内容だったのにオチは意外と王道だったのでもうひとひねりほしいと思いましたが、全体としては期待通りの内容で満足しました。 最後に、主役二人(一人と一匹?)のアカデミー賞出演おめでとうございます![映画館(字幕)] 7点(2013-03-04 00:03:43)《改行有》 8. 007/スカイフォール 《ネタバレ》 公開される度に気になってしまうシリーズですが、今回は監督がサム・メンデスとあって一層期待してしました。 ダニエルクレイグになってからの作品は面白いがボンドらしくないという感じでしたが、今回はかなり王道らしい内容だったと思います。ボンドカーの扱いには劇場内でも笑いが起きていました。しかも、さすがにアカデミー賞監督というだけあって映像はなかなかです。劇場でみて良かったです。 ただ、今回のボンドガールはいまいち本筋に関わってない印象。むしろМがこんなに活躍するなんて…。かなり意外性のあるラストですが、これも配役の世代交代なのかなぁと。Qもいかにも現代的な人物になっていて驚きました。 次回作では、古いなんて言わないでぜひ、ボンドらしい派手な秘密兵器もお願いします![映画館(字幕)] 7点(2012-12-10 00:00:45)(良:1票) 《改行有》 9. ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 鑑賞前はスコセッシのタクシードライバーのようなものを想像してましが、かなり斜め上を行く内容でした。 無口で何を考えているのか分からない主人公がいきなりタランティーノの映画のようなバイオレンスを繰り広げたのにはビビったし、かと思えばかなり直球の恋愛映画のような面もあって新鮮でした。音楽も印象的で、幻想的な雰囲気を上手く出せていたと思います。 ただ主人公のあまりの無敵っぷりに笑ってしまいましたが。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-09 23:38:48)《改行有》
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