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評価順1
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1.  猿の惑星 《ネタバレ》 リアルタイム時に、この映画を劇場で目撃した人たちが 「ショックでエンドロールが終わるまで立てなかった」 みたいなことを異口同音に口にしてたのですが、 この映画のエンドロールは画面が暗くなってから45秒で終わります。 エンドロールがしつこくないのは、ある意味で昔の映画の美点ですね。 あのラストのあとに、本編と関係ないハードロックを10分ぐらい聞かされたら また印象も変わってきたでしょうし、衝撃のラストでぶち上がった評価も 若干下方修正せざるを得なかったような気がいたします。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-10-28 04:28:49)《改行有》

2.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 派手なアクションシーンを中盤までに寄せ集めて、カジノでの勝負をハイライトに持ってくる構成が 競合作品との差別化になっており、007というシリーズの持つフォーマットの強みを感じる作品です。 これは個人的なボンド観なんですが、ボンドの最大の強みは異常なLuk値の高さであると考えています。 008など彼より任務に忠実で屈強なダブルオーエージェントは設定上は存在します。 ボンドはハニトラにもほいほい引っかかるし敵の罠にも割と簡単に引っかかる隙の多い男です。 でも運に任せるしかない場面でしっかり不利を覆すから大勝負にはボンドが選ばれるのだと思います。 そうしたMのボンドにたいする理屈をこえた信頼がなんとも英国風じゃあないですか。 歴代のボンドたちは、とりあえず意味もなくギャンブルで大勝ちして強運の片鱗を見せつけてきました。 本作はそんなジェームズ・ボンドに宿命的に課せられた大任に筋骨隆々の新人が挑み なんとか襲名を果たすお話であると私は見ました。 毒を盛られて死にそうになったところを偶然通りがかったヒロインに助けてもらったり 天才とポーカーで争って強運でねじ伏せたりするのは、ボンドになるうえで必要な通過儀礼なのです。 女運がないのもボンドの宿命なのでその点については気の毒でしたね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-08-13 17:50:26)《改行有》

3.  グリッドマン ユニバース 《ネタバレ》 2018年に放送されたTVアニメ「SSSS.GRIDMAN」と、2021年放送の「SSSS.DYNAZENON」 ふたつの作品の世界とキャラクターたちがクロスオーバーするお祭り映画です。 とにかくファンサービスに特化していて、ふたつの作品内で未回収だった要素や それぞれのキャラが出会うタイミングややりとりなど、交通整理が見事で そこに感心することしきりでしたので やはり先に2作品を視聴してから鑑賞するのがベターでしょう。 私は予習の段階でDYNAZENONという作品が個人的にとても好きになってしまったので 別れを言えず別れてしまったキャラクターたちの再会と綺麗な別れ、 特にDYNAZENONの主題歌がかかってからの一連の流れには感激いたしました。 話全体の筋も前向きで最後は甘酸っぱい恋の結末に着地する非の打ち所がないハッピーエンドです。 とにかくキャラクターたちをこんなに大切に描いてくれてありがとうと感謝の気持を述べたいです。 こんなにあたたかい気持で劇場を出たのは久しぶりで、多幸感といいますか 観終わっても「しあわせだ…」という余韻がずっと続く映画体験でした。 すべての作品がこういうふうにあるべきだとは言いませんが ファンサービスに徹し切るファンムービーというのは、いいものですね。[映画館(邦画)] 8点(2023-07-29 02:25:34)(良:1票) 《改行有》

4.  パルプ・フィクション いやこれはすごい…。 昔の映画なのに色鮮やかにバキバキにレストアしてあってまるで最近撮られた作品のようです。 Blu-rayでの視聴をおすすめします。 「教養のため」という不純な動機で観ましたがとてもお洒落なバカ映画で もし物語に免疫のない10代の頃に観ていたらかなり人生変わっていたかもしれません。 理由はなんでもいいから観ておいたほうがためになる作品です(※効果には個人差があります)[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-07-27 00:11:48)《改行有》

5.  サイレントヒル 中学生の頃にクロックタワー、バイオハザード、高校でサイレントヒル、零という感じで青春時代をおくり 「今度サイレントヒルが映画化するらしいよ」という噂を友人たちとして公開の初日にほぼ空席のない劇場で観ました。 今ではもうその思い出も込みでプライスレスな作品です。一生の宝物です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-06-06 15:10:48)《改行有》

6.  ロボコップ3 《ネタバレ》 公開当時私は小学生でしたが、それでも流石にガッカリした記憶があります。 今回数十年ぶりに見返したら記憶よりは良かったです。ダメな映画の観過ぎですかね。 退屈な作品ですがエログロを抑え普通のヒーロー映画に舵を切ったのは妥当な判断だと思いました。 「ロボコップ」はエログロと社会批判を取り入れ続けなければならないという自縄自縛に長年苦しめられた作品で 2014年のリブートなどはなまじその方向で頑張ったために客の多くは原典である1作目と比較検討をしました。 そんな事を続けるのが作品にとって幸せだったのでしょうか。 新しいガンダムが作られるたび作り手が富野監督の作家性の再現に走っていてはジリ貧です。 本作では作劇レベルでバーホーベンフォーマットの解体が行われています。 1・2作目で繰り返された「マーフィーが自己決定権を奪われ、取り戻す」というパターンが 本作ではラザラス博士が感情制御チップの取り付けを命じられつつ独断で破壊するという形で破られていたり 「機能不全に陥った警察の苦悩」要素も堪忍袋の緒が切れたリード警部以下 デトロイト市警の面々がバッジを捨てることで事実上ここで消滅しています。 また中盤で、恐らくラザラス博士の手によるものと思われますが いわゆる"DIRECTIVE 4"がしれっと削除されているシーンは注目すべきポイントで ここは目を疑った方も多いのではないでしょうか。 そうして1作目から続く諸要素を取り去り残ったものは 「自らの意思で善悪を判断し戦う」という古びないドラマの骨格部分であり、 それさえあればロボコップはNYであろうとシカゴであろうと自由に戦えたのではないでしょうか。 本作にはロボコップがヒーローとして生き残るひとつの可能性が示されていたように思います。 また本作では、ロボコップによる治安維持活動がほぼ描かれません。 初登場時から署長の命令を無視して仲間の救援に向かい、後半はなんと警察署を襲撃。 ルイスを殺害したマクダゲットを追います。任侠と仁義で動き必要なら命令無視。 警察の親会社だろうがなんだろうが、悪人は退治する。 これだけでも十分にヒーロー映画の主人公として成立していますが リハッブに両親を殺された少女との会話が目を引きます。 "Your parents, you miss them?" "Yeah" "But... You remember them. Because... If you remember them, they're never really gone." 2作目でも子供絡みのシーンは存在しましたが、こちらではより踏み込んで素顔を晒し 自分なりの言葉で少女を気遣うマーフィーの姿が見られます。 そしてロボコップが敗北するということは、彼と同じように家族を失ったこの少女が象徴する 虐げられてきた者達の敗北を意味するという、実にヒーロー映画らしい作りになっており これまでの「使い捨ての消耗品として扱われる警察官の悲哀」といった私的な物語をこえて、 彼の戦いが彼個人だけのものではなくなっている様子が見て取れます。 そして物語はフィクションの度合いがいよいよ東映特撮並になった シリーズの宿敵オムニ社との決着までをキッチリと描きます。 期日までに住人の立ち退きが果たせなかったために巨額の借金がのしかかり 株価は冗談みたいなグラフで下降して社長「が」解雇されます。 カネミツグループがその後どうするか分かりませんが少なくともオムニ社は完全に終わりです。 ここにきて1作目から地続きの諸要素は、ほぼほぼ解体され尽くしたと見てよいでしょう。 (ルイスまで退場させなくてもよかった気がしますが) また本作では特に、1作目にオマージュを捧げたシーンや台詞が頻出します。 私はこれらを、ファンサービスを兼ねたバーホーベンフォーマットへの訣別と見ました。 こういうのは正直何度もこすり倒すものではないですし、原典の要素を踏襲するタイプの続編は ここらが潮時だったのではないかと思います。 「ロボコップ3」と地続きの世界の先には、バーホーベンの呪縛に縛られない、 ヒーロー要素がむき出しになったロボコップの活躍する未来があったのかもしれない。 いっそここで、マーベルやDCのヒーローと絡めるぐらいの作品に換骨奪胎しておいた方が 長い目でキャラクターとしてのロボコップにとっては幸せだったのではないか…。 今となっては詮無いですが、そういう事を見返してみて少し考え込んだ次第です。[DVD(字幕)] 5点(2021-08-04 05:50:33)(良:1票) 《改行有》

7.  ドラえもん のび太の大魔境 《ネタバレ》 冒険ごっこ→丸腰で冒険→犬の王国で争いに巻き込まれる三部構成で 徐々にF先生らしい異世界に引き込まれていくという初期の大長編らしい冒険映画です。 ジャイアンがひみつ道具を置いていくと言い出したところから話がややこしくなったのに ドラえもんがバウワンコの王国へ繋がる急流をさかのぼるのに道具を出そうとすると 視聴者の突っ込みを先回りするようにジャイアンが「うるせえ!こんな時はいいんだ!」 と胸を張る。このシーンで滅茶苦茶笑いました。私も嫌な大人になっちゃったな……。 唯一気になったのは、どこでもドアを壊されるという不測の事態で日本に帰れなくなり 無断でアフリカに二泊もした件について親御さんたちに何のフォローもない事ぐらい。 いくら春休みでドラえもんがついているとはいえ、泊まり込みで出かける断りはなく、 あれでは捜索願いが出されて日本ではえらい騒ぎになっているでしょう。 序盤はママが物語の進行に絡んでくるため無断外泊の件に誰も触れないのは余計気になりました。 翌年の「海底鬼岩城」では事前に目的地と日数を伝えて許可を取るシーンを用意する事で この問題を解消しています。年々ブラッシュアップされていたんですね。[DVD(邦画)] 8点(2014-09-07 07:47:29)《改行有》

8.  リバイアサン(1989) 《ネタバレ》 ラストのもう一度ダメ押しで出てくるところまで含めて、このジャンルに求められる要素を 手堅く過不足なく詰め込んだ、全ての面で70点な感じのとても真面目な作りの映画だと思います。 あの「お約束」のために4800mの海底から海面まで途方も無い圧力差をものともせず顔を出した 本作のクリーチャーやザ・デプスの巨大シャコのサービス精神には本当に頭が下がります。 また、遺伝子実験の事故が生み出した人間を化物に変える薬物というアイデアは本作独自のものでしょう。 「エイリアン」も「遊星からの物体X」も、よく比較に挙がる「ザ・デプス」も異世界の怪物でした。 図らずも人間の遺伝子を人間自身の手で組み替えるという時代を先取りした話に触れているので その結果誕生したクリーチャーの生体や特性についての設定をあと少しブラッシュアップすれば ひょっとしたら大化けしたのではないかと思います。[DVD(字幕)] 8点(2014-07-04 19:10:49)《改行有》

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