|
1. 南極料理人
《ネタバレ》 ラスト近くの堺さんの割烹着姿の朝食の場に、ほっこりとした気分でたどり着きました。日常のご家庭の朝食時、お母さんはお父さんの身体を
心配しながらも腐し、息子のジャージを勝手に着、髪ぼーぼーなのであります。そこにたどり着くまでも、仲間の喧嘩あり、パーティーあり、失恋あり、過食(笑)あり。そんな人達をささえる料理人の反乱
もあり。大きな波はなくとも、飽きる事なく、クスクスと胸元を心地良くくすぐられながら、ふっくらと楽しめました。ラーメンのシーンは秀悦!運悪く夜中に鑑賞した時は、なんとしてもラーメンたべなくては!という葛藤と戦わねばなりません。きたろうさん、恨みます(笑)
[DVD(邦画)] 8点(2013-10-26 02:02:01)《改行有》
2. ジェネラル・ルージュの凱旋
《ネタバレ》 前作バチスタは未鑑賞。なかなか個人的にはカタルシス感じられる作品だった。強い主張はあまり感じられないが、 今の医療制度に物申す的な一石があったのはよいと思う。ラスト近くの事故による受け入れシーンは、多少長尺な印象も受けるが、私には染み入った。幾度と入院を繰り返した自身としては、内部の大変さはまた非情にならなくてはならぬ現状は察するものがある。役者陣もなかなかのお仕事ぶりで満足。高島弟さんは悪役の方が映える気がする。最後に、あんなに先にまわって精神的に支えてくれる人は、ジェネラルにはピッタリかも。
[DVD(邦画)] 8点(2013-10-04 00:33:47)《改行有》
3. ジャージの二人
《ネタバレ》 堺雅人目あて に鑑賞。南極料理人のゆるさを想像し鑑賞したら、それ以上であった。でも嫌いではない。それぞれの都会での風景が見え隠れ、気持ちの浄化ありの山荘暮らしと匂わせつつ、そんな大層な事じゃないのよ、という空気がよい。やさぐれ親父なんであろう鮎川さんがふと見せるスタイリッシュな格好良さが、それぞれの寂しさをぼやかす効果を成している。しかし、私なら、率先して小学校のジャージ着るな~(笑)
[DVD(邦画)] 6点(2013-10-03 21:50:29)《改行有》
|