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プロフィール
コメント数 246
性別 男性
自己紹介  映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。
 よろしくお願いします。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

1.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 現代技術でリメイクしてほしい作品トップ3に入るかもしれない。皆さん仰るとおり、やっぱり今見ると映像的なちゃっちい感が拭えません。乗ってる船にしても、治療用レーザーにしても、コンピュータにしても、いかにも別撮りだなー感にしても。でもそれでも、発想は文句なしに面白いし、いつの間にかへ~器官ってこんな感じなんだーと見入らされています。抗体と白血球さんいつもありがとう。でも怖いよ君たち。  ストーリーは本作のメインではないですが、それでも如何せん展開が予想しやすすぎた気もします。あと、もっと緊迫感があっても良かったかも。「こうなるとやばい」という台詞があれば当然それが起こるのがお約束なわけですが、結構あっさり解決している印象。やりすぎると興ざめするか笑いに変わるかの2択な気もしますが、アドベンチャーものと捉えるならもうちょっとスリリングな展開になっても良かった気がします。  ところで、人体旅行の発想は理科ないし生物で教材として使えそうかもと思ったり。さすがに人物は入れないにしても、血管に沿ってカメラが進み、各所で細胞さんたちがご登場。特徴を活かした動きをする、的な。抗体とか白血球とか、教科書の絵では散々見たけど、やっぱり映像で見るとインパクトが違いますね。動きがあるとキャラクターとして記憶に結びつきやすいというか。(というかもしや既に実装されてる・・・?)[DVD(字幕)] 8点(2015-12-20 00:43:31)(良:1票) 《改行有》

2.  暴力脱獄 《ネタバレ》 う~~ん良い作品。邦題に騙されることなかれ。大脱走やアルカトラズからの脱出、パピヨン、あるいはショーシャンク系統の「脱走もの」ではなく、テーマとしてはまず間違いなく「ニューシネマ」です。シーンのほとんどはム所で、確かに主人公は脱走を行うけど、本筋はどう考えても脱走にはありません。「ずっと計画してたのか」に対するポール・ニューマン扮する主人公の答え、「計画などしたことはない」、ここに全てが集約されます。自由が渦巻いていた時代に、管理社会が訪れる。もはやむしろ「自由人」は少数派。自由にあるがままに生きるのがが正解だ!と誰もが心の中では思っていても、容赦ない権力と管理の波が自分をそれに向かわせない。だからこそ、周りの人々は本作主人公のような自由にありのままに生きる人間に憧れを覚える一方で、あと一歩そちらには踏み出せない。もはや自由を支持することは圧倒的少数派になってしまっているから、自分を曲げてでも「管理社会側」につくしかない。この社会で「自由側」につくにはあまりにもリスクが大きい・・・。と、いう一連の描写がとても良かったです。ただターニングポイントで本作の主張を表す露骨な台詞がいくつかあって、いい感じの流れで作品に入り込んでる最中にブレーキがかかる感じが勿体なかった気がします。あと全体的に動きは少なめでテーマありきなので、ニューシネマがあまり好きではない人にとっては若干退屈かもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-04 01:39:55)

3.  旋風の中に馬を進めろ 《ネタバレ》 「銃撃」のモンテ・ヘルマン監督作品ですが、こちらの方が幾分わかりやすかったように思う。いわれのない罪を着せられ逃げざるを得ず、その過程で親友が殺され、人を殺し、馬を盗み、本当の罪を犯してしまう・・・。首吊なんて自分には無縁のものと思いきや、明日は我が身。一寸先は闇。的な。辛くも窮地を逃れたとしても、その先には「犯罪者」の汚名がついて回る・・・。映画としては中々に面白かったけど、もし自分がそうなったら・・・と考えるとやはりやりきれないものがあります。一応「この先は想像に任せる」という終わり方をしてくれたので、少しは救いがあったようななかったような。  本作は最初から最後までじっくりじっくり丁寧に丁寧に展開が運ばれ、かといって息苦しいような重苦しさはないので、自然と見入らされました。とりあえずアクションシーン入れとけ!な作品よりこちらの方がよっぽど好みです。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-27 02:58:22)《改行有》

4.  銃撃  ミステリ系西部劇です。が、いや、何やこれ・・・というのが正直なところ。とにかく謎。謎に次ぐ謎でなんと感想を書いたら良いのかわからない。まあその謎が魅力的だし、深く考察していけば何かが見えてくるのかも。一方で、「意味なんかないです」と言われたらそれまで。不思議な作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2014-06-27 02:54:03)

5.  さすらいの一匹狼 《ネタバレ》 字幕雑だな~復習してどうするwってまあそんなことはどうでもいいとして、善玉と悪玉それぞれが主役張ってるのが面白くもあり微妙に異色でもあり。途中までは悪は悪、正義は正義のオーソドックスだけど途中からそれが入れ替わる印象。仲間を助けに来たり子供を異常に心配したりする悪玉と、子供を攫ったり爆薬の罠で吹っ飛ばしたりする善玉・・・。とはいえ見どころはスコープ?ごと目を撃ち抜くラストなどガンアクションで、ストーリー的には可も無く不可も無くといったところでしょうか。お互いが人質を取り実質の切り札にするというアイデアは良いと思いますがそれ以降が続かず。銀行側に実は裏ボスがいるのかと思ったら特にそんなこともなくシンプルに閉幕し、若干不完全燃焼という感じです。[DVD(字幕)] 5点(2014-06-25 01:44:32)

6.  テキサスの四人 面白い!ストーリー・脚本に力が注がれたこの作品。その練られっぷりが見事だと思います。反面、殴り合いシーンとかは雑でしたが。男達が狙うのが単なる10万ドルではなく新規事業の投資のための10万ドルであり、メインの3キャラクターの立場が賭博場の経営者・詐欺師・銀行頭取であることから、キーパーソンを殺すことであっさり解決!とはならずあくまで体裁を守りながらのやり取りになるってのが面白ポイントですね。「若い女を連れた男」とかの伏線や気が利いた台詞の使い方も上手く、冒頭の駅馬車シーンこそ若干退屈でしたが以降は全くそんなことは無く入り込めました。キャラもグッド。全体として真面目にやりすぎると事業経営がどうとか金の法的権利がどうとかで堅っ苦しくなるのでコミカルタッチで描かれている・・・んですかね? [DVD(字幕)] 7点(2014-06-13 06:04:30)《改行有》

7.  ガンマン無頼 《ネタバレ》 ガンアクションや殴り合い多めのマカロニ・ウエスタンです。ラストの1対多数のガンアクションのスカッと感もさることながら、手を背中に回して撃ったり回転しながら撃ったり、漫画でありそうな面白撃ちを披露してくれるところもひとつの見どころでしょう。とはいえそんなことやるのは極々一部です。  ストーリーは至ってシンプルで父を殺された兄弟が復讐のためメキシコに入ってあれこれやるというお話。悪役は例によって外道なことを再三行っているわけですが、ひとつ違和感があるとすれば過去物語を聞いて急に悪役に同情的になる点。ここら辺合う合わないがありそうですが、残念ながら私には合わず。それまでの描写で「残虐」「冷酷」というイメージがついていただけに、え、急にどうした?となってしまいました。展開についていけず感情移入できず・・・。アクションは(雑ながらも)中々にスカッとしたのですが。[DVD(字幕)] 5点(2014-06-09 23:10:21)《改行有》

8.  荒野の一つ星  本作に登場する賭博師の台詞を一部借りれば、法と社会に追われながらも正義のために戦う男の話。原題「Wanted」の通り、正しいことをしているのに町の裏ボスグループに目を付けられ町を追われ遂にはお尋ね者にまでなってしまうライアン。逆境ながらも証拠を掴み自らの無実と悪党の罪を証明できるか!?・・・というストーリーで、早い話が、ありがち系西部劇です(笑)ただ烙印のくだりは「あ、なるほど」と思ってしまった。現代じゃ通じなさそうですが。  本作は基本的にジュリアーノ・ジェンマ(ライアン)の一人舞台。仲間もヒロインでさえも置き去り感があります。比較的アクションに力が入れられているようで1人vs多数の構図が多いため、ジュリアーノ・ジェンマのカッコ良さを楽しみたい方にはお勧めです。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-28 00:18:28)《改行有》

9.  風の無法者 《ネタバレ》 マカロニ・ウエスタンです。泥棒を働く小悪党のカドリップ(リー・ヴァン・クリーフ)が成り行きで保安官に任じられ、それと併行して生き方を改めていく、というお話なんですが、シーンやテーマが特筆して凄い!というわけでもなく、B級臭が漂いまくってます。それになんといっても細かいところが雑すぎるんですよね~。2回目の駅馬車泥棒のとことか、さすがに応戦やめてゴソゴソと鞄を入れ替えるのは無理あるだろ!とか保安官が後ろを見張ってんのに横に鞄を投げ捨てたらバレるだろ!とかツッコミどころ満載です。ハーモニカも音と動き合ってないし・・・w作風も含め、気楽に観るのが良い作品かと思います。[DVD(字幕)] 4点(2014-05-28 00:11:35)

10.  荒野のガンマン 《ネタバレ》 真夜中に観たのがいけなかったか、退屈な感が否めず。言葉少なめな渋い男と拒絶しまくる女・・・こうなるのもむしろ必然?それにしても息子を殺したあんたが言うな!って箇所がチラホラ(笑)てっきり影から見守ってピンチに颯爽と現れ女の気持ちが180度変わって最終的にくっつく、という展開かと思ったらああもゴリゴリいくとは・・・感覚の違いというか、なんか腑に落ちませんね。[DVD(字幕)] 4点(2014-05-26 04:54:39)

11.  ウィル・ペニー  良い作品っすなあ。全編通してのしっとりした雰囲気が良い。中でもウィル・ペニーの渋みと哀愁と可愛らしさがミックスされたキャラクターがとても好み。一々の表情も良いし、歌を歌ってみるところなんかニヤっとしちゃいますね。ただ、それだけにアクションシーンはゼロでも良かった気がする。抑揚はアクション以外で見せてドラマ一辺倒でいくとか。悪党どもとの絡みになると急に雑な感じがしちゃうのは気のせいではない気がする。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-23 00:00:02)

12.  昼下りの決斗 良い作品だなあ。単なる娯楽ものとは違った意味で、面白い!というのとは違った意味で、すごく良い作品。  いつの時代もおんなじな若者と年配者との間にある壁。若い時は若い時なりにそれが正しいと思い考え・行動するから年配者の言うことをろくに聞こうとしないし、年配者としてはかつての自分の経験から若者を諭そうとするも、一方で「古臭い」部分があるのも事実。それでも自分が正しいと思ったことを貫く姿勢、作中の言葉でいえば「自尊心」や「誇り」を捨てなければいつか壁を越えて若者にもしっかりと響き、自然と伝わっていく。その辺の描き方がすごく上手いです。  もうひとつ、スティーブとギルの何気ない会話やお互いがお互いを知り尽くしているあの感じ。古くからの関係。これこそは年月を経ないと得られないものなので、すごく羨ましいですね。[DVD(字幕)] 7点(2014-04-24 00:47:06)《改行有》

13.  アラスカ魂 なんというドタバタ劇。一人の女(と金鉱)に翻弄される男達の話。故に、ヒロインに魅力を感じられないとちとキツい。前半1時間は特になんてことなかったけど、後半にグイグイ物語が進行し、ようやく動き出したか!という感じで引き込まれます。まあ完全なる娯楽作品だけに全体的に雑な部分が多い印象はありますが、ジョン・ウェインの新鮮な演技を見れただけでも儲けもの。キャラ的には相変わらずのクールなモテキャラであり、さらに例の風格を維持しつつも、目を寄せて卒倒したりうっかり手を踏まれたり、かわいらしさ?が随所で光ります。個人的にはジョージとミシェルが小屋にこもったのをソワソワ待つ夜のシーンがすごく好きですね。[DVD(字幕)] 5点(2014-04-15 02:35:27)

14.  さすらいの用心棒 深いか深くないかといったら深くない、納得いくか納得いかないかといったらイマイチ納得いかない、しかし面白いか面白くないかといったら面白い、そんなエンタメ系マカロニウエスタンです。  頭は良くイケメンであるがやってることはクズなティムとあまりにもお人よしすぎるハリー。二人のキャラが立っていて、それ自体がひとつの見どころとなっています。  冒頭、ハリーが銀行に行くまでは単調でありがちな展開。と思いきやそこから一気に面白さが加速、最後まで突っ走ります。冷静に見ればいやいややってることは詐欺や泥棒やん、とか悪人なのに綺麗に締めてんじゃねえwとか言いたくなりますが、それを勢いでねじ伏せるキャラと見せ場、そしてBGMの良さが光ります。  BGM自体が作風と合っているかといえば合ってないのですが、しかしそれでもBGM単体として非常に良い。哀愁漂う口笛のテーマ。マカロニは良曲が多いイメージですが、これもそのひとつです。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-28 20:39:25)《改行有》

15.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》 今更ながらにキャストの重要さを再認識。私はマックィーンとその作品が好きなので、その補正がないかといったら嘘になる。やっぱりマックィーンは土や泥にまみれる役がピッタリですね。「大脱走」はじめ「パピヨン」「タワーリングインフェルノ」泥にはまみれてないけど「シンシナティ・キッド」もかなり好き。というか西部劇にもかかわらず脱出してんのには笑った。しかも2回も。監獄からの脱出っぷりは「パピヨン」に近いかな?  本作は復讐の虚しさを描いた作品、と見せかけて復讐を通してマックスが成長していく様を描いた物語、というのが妥当だろうか。復讐をとげる度に、あるいは行おうとするたびに銃の腕や悪事を働く手並みが上がっていき、反対に人からの信頼や名誉、愛を失っていく。しかし最後の最後に殺人による復讐を思いとどまる。これだけだと復讐の虚しさ系作品なのですが、片や様々な町やインディアンのテント、監獄や教会までも行き、様々な人と出会う。読み書きを覚え複数の女性を知り、酒やポーカーも知る。こう見るとやはり成長物語という方がしっくりきますね。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 00:23:07)(良:1票) 《改行有》

16.  キャット・バルー 《ネタバレ》 ストーリーは父が殺され復讐を誓う女の話という西部劇の王道パターンですが、中身が完全にコメディ。列車強盗シーンとかあるけど緊張感は全く無し。軽快な音楽に合わせてストーリーが進行し、最初と最後が繋がるという描き方は良かったけど、エンターテインメントとしてもうちょっと見せ場的なシーンは作れたような気がします。どうにも単調すぎた。  それにしてもパッケージの馬に乗り壁に項垂れてるキッド、映画を観る前と観た後とでは全く印象が違って見えるのが笑えます。深い事情があるのかと思ったらただの酔いどれ親父だったんかい!的な(笑)[DVD(字幕)] 5点(2014-03-24 01:22:31)《改行有》

17.  血と怒りの河 《ネタバレ》 いやー普通に面白かったです。名作や傑作とされる作品のような深い心情描写やテーマ性であったり「名シーン」と呼ばれるシーンがあったりというわけではないですが、それでも面白いもんは面白い。そんな作品でした。途中で飽きることなく最後まで見れます。  本作は盗賊編・ジョアン家編・決戦編と3部に分けられそうですが、まず盗賊編では全体の雰囲気と音楽が非常に良かった。撮り方の問題なのか、影のある画とその雰囲気・音楽がマッチしていてとても好み。登場人物も全体的に言葉少なく、良い雰囲気を出す要素となっています。中でも特に口数の少ないブルーのキャラクターがグッド。  ジョアン家編ではドラマ性重視。人間関係と徐々に心を開いていくブルーが見どころで、ここらへんから口数が多くなってくる。それにしても一応結婚するつもりの相手がいて相手もその気なのにあっさり裏切るジョアンさん。それでいいのかおいw  そしてオルテガと対立してからが決戦編。序盤の喋らないキャラはどこへやら、一転して激しく動きまくり喋りまくるブルー。まあそれは良いとして、結局最後は戦いになるあたりが西部劇らしい。設定的に最初から復讐を目的としてるわけではないのだから、交渉の仕方や対立後の見せ方でいくらでも丸く収まる系エンドにはできたはず。しかしそれをしないどころか、オルテガもブルーも死ぬという・・・。まあ製作年的にニューシネマ風味なんでしょうが、ここら辺、色んなパターンが思い浮かぶだけに映画を見た人の意見も割れそうなところです。もっとやりようがあったはず、的な。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-17 00:11:04)《改行有》

18.  エル・ドラド(1966) 《ネタバレ》 リオ・ブラボーそっくりですね~。もう至って単純・ベタなエンタメ西部劇ですが、そこがエンタメ西部劇の悪いところでもあり良いところ。特筆して面白い!というところはないため高得点にはならないが、見てるとやっぱりつまらなくはないし、飽きない。ゆえに7点(ないし6点)。そんな感じ。深いテーマ性作品の7点とは意味合いが違いますね。  ただひとつ、テンポ・キャラ・そしてガンアクションで魅せているわけですが、それならばやはりマクロードとはベッタベタな一騎打ちをしてほしかった。当然コールが勝つわけですが、それでも良い。さんざんあったやり取りの決着がそれかよ!というのはやっぱり目についてしまいますね。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-25 00:14:39)《改行有》

19.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 う~むなんというジョン・ウェインの濃さ。主演男優賞受賞というのも納得ですな。しかしストーリー的には単調な感が否めず。女の子が主人公で大人たちと一緒に復讐の旅に出る、というアイデアは良かったのですが、要所要所でのイベント的なものはあるもののそれ以外の部分が平和にいきすぎな気がします。ウェイン達がマティを連れて行きたくない理由は「君が想像してるほど楽な道のりじゃないぞ」ということなんだから、もっと道中苦労する描写が欲しかった。敵とぶつかるとかそういうことじゃなくロクな食糧がないとか体力的に限界がくるとか。  あとそもそもマティに全然好感を持てなかったのが致命的。気持ちはわかりますが、事あるごとに「言うこときかないと訴えるぞ!弁護士呼ぶぞ!」とか完全にクレーマーの発想の仕方ですやん・・・。「ちょっと生意気な子ども」を通り越しすぎちゃってますね・・・。[DVD(字幕)] 4点(2014-02-16 23:29:58)《改行有》

20.  シェナンドー河 《ネタバレ》 前半が最高。「トマトの世話をする(関与する)のは自分のものだから。しかしこの戦争は自分の戦争ではない。ゆえに関与しない」というスチュワートの信念が、戦争という巨大な波に徐々に浸食されていく描写が素晴らしい。目の前で殺される南軍兵士、馬を強制的に徴収しようとする政府役人、戦地に赴く娘婿、そして北軍に捕虜にされた息子・・・。  息子が捕虜にされ、「もう他人事じゃない」と戦争に関わる決意をするところまでが前半、以降が後半で、後半に入って描き方がガラッと変わる。すなわち、戦争に関わった途端に不幸の連続。息子二人が死んだのも前後の脈絡がありませんが、原因を辿れば「戦争が無ければこんなことにはならなかった」ということなのでしょう。「戦争というのは人々を否応なしに巻き込み、不幸を与えるものなのである」というのがこの作品の言いたいことなのかなーと思います。  で、前半のじっくり感は良かったのですが、後半の唐突&ドラマチックすぎる描写は若干やりすぎ感がありました。特に窮地での黒人の友達とのシーンとか。前半は子供7人もいるにも関わらずスチュワートが主体になってたのに後半は脱出シーンを入れ込んだりとか、娯楽要素が裏目に出てしまったような気がします。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 04:42:06)《改行有》

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