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プロフィール |
コメント数 |
49 |
性別 |
男性 |
年齢 |
78歳 |
自己紹介 |
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1. 恐怖のメロディ
この映画、以前から題名だけは知ってたけど初めて観た。1971年の上映時には新鮮だったのでは。たしかに怖い。精神医学の対象になるような現代人・白人社会の病理が古典的に描かれてる。それを際立たせているのが黒人の多用。主人公の仕事上の相棒も身代わりに被害にあう手伝いさんもそして最後に難を逃れて主人公たちが安らぎを得る黒人集会。音楽のせいだけではないだろう。このころまでは黒人対白人の対立はシンプルだったということか。保守派のイーストウッドはそういうことをしっかり踏まえて出てきたということがわかった。そして後の彼の作品の原型をなすように、複雑な問題を最後の一撃で解決する。もっとも本質的で正当な暴力によって。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-25 12:27:20)
2. ジョニーは戦場へ行った
ひたすら重い、疲れる映画だった。それだけでべつに感動するとかはなかった。なぜ高い評価を得てるのか解らない。反戦映画とも言えるのだろうけど、生きることへの深い意志のようなものは描かれてなかったと思う。それよりも、みながよってたかって、このような状態でも人を生かせておくという人間性への冒涜…。そういう出口のないしんどさだけ感じた。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-10 22:09:02)
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