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1. となりのトトロ
《ネタバレ》 映像は現代の田舎の風景なので、いわゆるおとぎ話の森と違ってかえって怖かった。日が暮れていくあぜ道や黒ずんでく小山。そこを小学生の女の子が裸足で(なぜか下着をチラチラ見せながら)妹探しをする。途中で出会う大人たちはどこかのんびりしていて、妹を探す女の子の後ろ姿を見送る。「一人で森に入っちゃいけないよ」と声をかけて引き留めたい思いに駆られた。田んぼに浮かんでいた小さなサンダルがメイのものじゃないとわかっても胸がざわざわした。小さい頃から見てないのがどうもいけないらしい。[地上波(邦画)] 4点(2016-11-04 23:19:12)
2. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 若い時映画館で見て最高に面白かった。昨晩テレビで見たら、結構怖かった。宗教儀式、いけにえ、心臓えぐり、手かせ足かせで人間を焼き網に挟みぐるりと回転させて火の海へ(いや~、これはなかなかすごい)、地下での年少者労働(これもゾクゾクっと来る)。これって、楽しむには若さも必要ね。[地上波(吹替)] 7点(2016-05-11 14:53:07)
3. 刑事ジョン・ブック/目撃者
《ネタバレ》 ただただ好きだ、こういう映画が。映像の美しさ、ストーリー展開、役者の使い方、うまい!アーミッシュにひかれる自分であることも理由の一つだ。納屋を建てるシーン、キルティングのシーンは、映像にも音楽にも心が洗われる。
ガレージでジョンとレイチェルのダンスシーンでは、ハリソンフォードの魅力が爆発する。
刑事ものを期待する人にとっては物足りないだろう。これは文明に背を向けようとするアーミシュと腐敗するアメリカ社会との中で葛藤する、二人のラブストーリーなのだから。
丸腰のアーミッシュに対して、悪党が何もできなかったという、あり得ない結末には目をつぶる。何度となく観て、そのたびにその美しさと面白さに感嘆するのだから。アメリカ映画のすごさに乾杯。
[DVD(字幕)] 10点(2014-05-15 11:31:28)《改行有》
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