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プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  霊幻道士 《ネタバレ》 カンフー!コメディ!そしてお色気!あとホラー! 欲張りなお子様ランチの如く面白要素を詰め込めるだけ詰め込んだ映画。それが霊幻道士! こんなものを子供の頃に見てしまったらキョンシーの真似もするし、先生の真似もするよ!お前キョンシー!俺先生な! そんな本作は結構ホラーかと思ったら、武闘派な先生一派によるイカす構えのアクションと、対キョンシーアイテムにワクワクするし かと思えば膝が崩れるようなユルいギャグ、下品な下ネタ、そしてキョンシーだけではつまらんとセクシー幽霊まで持ち出したオリエンタルな面白ホラー要素と次から次へと怒涛の展開で飽きずに見ることができました。キャラクターがみんな面白いのがいいですね、ただ弟子がまったく反省してないのが本当に大丈夫かとなっちゃいますが。あとキョンシーって治るんですね。 ラストのあらゆるものを破壊しながらボスキョンシーを討伐する流れは面白いですね、助っ人キョンシー軍団もテンションが上がります。結末はちょっと急ですが、キョンシーがなぜ流行ったのかわかる一本でした。面白かったです。[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-15 22:18:39)《改行有》

2.  トップガン 《ネタバレ》 トム若い! 一度見てるけどほとんど覚えていないトップガン。たしかメガネの相棒が死んだはず。 それ以外はマジで戦闘機に乗ってたくらいしか覚えていない。しかし続編のあんな凄い予告を見せられたらもう一度復習するしかない。 そんな本作はなんとも80年代な雰囲気。その後の日本のアニメ(0083やマクロスプラスなど)にも相当な影響を与えまくってますね。 そんなトムことマーベリックは絵に描いたような天才無鉄砲パイロット。そしてライバルはいけ好かない奴ではなく非常に常識的で知性的な漢アイスマン。今だと彼に感情移入してしまいマーベリックみたいな人と組まされるのは気の毒に感じるくらいだ。 マーベリックの相棒であるグースも何故そんなに無鉄砲な男に肩入れするんだ!?と不思議と思いますが、相当彼の才能を買っていたんでしょうね。ヒロインとのロマンスはギャグかと思うくらい同じ曲を擦り続けて面白いですし。2人とも相当頭がおかしいのも最高です。 そんでもって本作の肝は戦闘機…ではなく、この浮かれた雰囲気が最高なんです。海岸線!椰子の木のシルエット!オレンジ色の空!バイク!ジュークボックス!ムキムキ男だらけのピーチバレー!80’sの雰囲気をこれでもかと味わえます。 そんな訳で今見るとだいぶ緩急が薄くて、グースの死やマーベリックの悲しみも取ってつけたような感じに見えてしまうんですよね。 やはり古臭さが否めない一本です。しかしこの一本が次回作のために大切な物語だったんです。 ちなみに吹き替え版はトム役を塚本高史氏がやっているのですがこれがまたツラいモノで今回は字幕版で見ました。[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-30 09:22:24)《改行有》

3.  グレムリン 《ネタバレ》 生き物を飼う時は覚悟しろよ! そんな事を軽々しくペットを飼いたい人間には言いたくなるクリスマスな今日この頃。 犬や猫だって飼うのは嬉しい時もあるが大変な時だってある。それはこのキュートなモグアイだって一緒。 ルールを破れば即そのしっぺ返しが飛んでくる。もちろん話が通じない相手なんだから責任は飼い主にある。 まぁこの主人公はどちらかというと巻き込まれた上に、不運が重なり、悪いモグアイに上手くやられたおかげでとんでもない目に遭ってしまう。 そんなこんなで始まってしまうバックトゥザフューチャーと瓜二つな街で起るドタバタパニックは悪趣味な笑いを誘うパニックムービー。 とにかく至る所で楽しく暴れ回るグレムリンたちが面白いです。面倒くさすぎる輩が街を占領したって話ですよコレ! しかし死者が面白い事に出ちゃってるから大変だ。いけ好かないおばちゃんもいい感じに楽しく殺られるのがなんとも黒いし面白い。 そして始まる人間vsグレムリン軍団の死闘は人間側が容赦しない形で始まります。相手は人間じゃない上に可愛くないからぶっ殺してもヘーキヘーキ!人間側も刺したりミキサーにぶち込んだり、レンジに入れて爆破したりとやりたい放題。 エイリアンのリプリーよろしく主人公の母親がグレムリンたちと死闘を繰り広げるのが面白いです。というか繭といい、なんかエイリアンっぽいですよね。にしても最初からここまで温かな家族が主人公の映画というのも逆に珍しい。お母さんも旦那のポンコツ発明品を不満な顔一つせず使っているのが非常に好きです。 個人的に好きなのはやはりグレムリンたちの迷惑でノリノリなヤンキー集団のような盛りっぷり。 酒場や映画館でいい感じに楽しみまくっているのが笑えます。すげえ迷惑だけど。 あとグレムリンたちのダーツの的にされるという露骨に嫌ないじめを受けるギズモがブラックながら笑えました。 そんな訳で「人間は愚か!」というありがたいおじいちゃんのお言葉を頂き本編は面白いままに終わりました。 特撮と良いギズモのキュートさといい、ラストバトルの手に汗握る感じと良いなんだかんだで最後まで見所たっぷりに楽しめる一本でした満足です![インターネット(吹替)] 7点(2021-12-25 22:51:04)《改行有》

4.  ロジャー・ラビット 《ネタバレ》 あー!なんでこんな自分の好物のような映画を今までスルーしてきたのだろう! ディズニーランドのトゥーンタウンにだってロジャーのアトラクションがあるというのにっ! でもこの映画の方があのアトラクションよりロジャー・ラビットという世界観の面白さを引き出していますね。 そんな訳で戦中戦後を湧かせたアメリカンカートゥーンの世界をこれでもかとリスペクトしながらも、現実がアニメと共存する謎の世界観にはビックリ。実写との合成もさることながら、冒頭のアニメシーンの恐ろしいまでのヌルヌルっぷりもたまりません。 更に見所は会社間を越えたコラボレーションの数々、ダフィー・ダックとドナルド・ダックが共演し、ミッキーとバックス・バニーが同じスクリーンに映っているのはこの映画でしか見た事の無い奇跡のようなビジュアル。 そして実写世界もいかにも映画のセットという感じの作り物感がたまりませんね。ワクワクします。 そして主軸となるお話は大人が見ても楽しめるようにサスペンス仕立て。アニメに人権は無いというばかりに残酷すぎるディップがかなり恐怖を煽ります。さらにクリストファー・ロイド演じる判事の恐ろしさっぷりがまたいい味出しています。怖い! もちろんマリオでおなじみボブ・ホプキンスの好演も素晴らしい。 という事で終始面白く見れたと同時に、なんでもっと早く見なかったんだと後悔もしています。 カートゥーン好きなら是非見ておくべき一本でしょう。[インターネット(吹替)] 7点(2021-12-19 16:24:38)《改行有》

5.  ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 《ネタバレ》 ロマンス小説家がひょんな事から大冒険! 作りは正直レイダースの二匹目のドジョウを狙った一本だけど、こちらはスリルより二人のロマンスにこれでもかと寄せた形で、テンポ良くご都合的に進行する為飽きもこない。おかげでコロンビアのロマンス小説家ファンのおじさんなんてとんでもないキャラクターまで出てくる。こっちのマイケル・ダグラスは蛇にも強いぞ。 ただしアクションは逃走シーンばかりでインディのような見た事も無い古代遺跡でスリル満点大冒険というのはあまり期待してはいけない。でも滝から車ごと落ちるシーンは凄いぞ。 そんな訳でワニを諦めて助けに行った彼も、終幕には何故か小説家の所にワニを倒して船を手に入れたマイケル・ダグラスが迎えに来るという夢のような非常にご都合的で甘い甘々な展開だ。でもそれでいいじゃない! 痛快アクションも見たいけど甘いロマンスも欲しい!そんな欲張りなデートムービーという印象でした。素晴らしいです。[インターネット(吹替)] 6点(2021-12-11 20:46:22)《改行有》

6.  007/ユア・アイズ・オンリー 《ネタバレ》 宇宙から帰ってきたボンドの次の任務はちょっと地味目、でもとても面白い。 しかしまだまだ冷戦真っ只中。対ロシアとの緊張はイギリスの秘密船の沈没で大事に。 そんなポリティカルなシナリオ、そして両親を殺され復讐の鬼となるボンドガールなどシリアス路線なのがユア・アイズ・オンリー。 とにかくクロスボウ片手に戦うキャロル・ブーケがとにかく美しくて個人的には最高なのですが、今回の見せ所はこのリアリティ路線。 今回は凝ったボンドカーもQアイテムも控えめに、ボンドの身体一つで戦う様をこれでもかと拝める。 とはいえロジャー・ムーアなボンド映画なのでウィンタースポーツを絡めたり、可愛い車でチェイスしたりとユルい見所もたっぷり。 そしてシナリオも敵の親分が実は逆だったという展開もあったりでなかなか楽しめます。 更に終盤のクライミングシーンも緊張感たっぷり。こんな時でもQアイテムが登場せず、体力と判断力で華麗に突き進むボンドのエージェントっぷりにドキドキしますよ。しかも仲間との連携もなかなか良いんですよね。 最後の最後まで緊張感たっぷりに見る事が出来る本作。そして最後はユーモアで締める面白さ。そしてキャロル・ブーケの美しさ。 とても見応えのある一本ですよ。[インターネット(吹替)] 7点(2021-11-14 22:30:14)《改行有》

7.  ネバーセイ・ネバーアゲイン 《ネタバレ》 ボンド。君の次の任務は活性炭素を倒して健康を取り戻す事だ。 そんな冗談みたいな導入から始まる007外伝はさすがにボンドというにはお年を召しすぎたショーン・コネリーのビジュアルに不安を感じつつも、いつもより冗談と軽口が多い気がするボンドのおかげで非常に楽しい。そう、この余裕こそボンドだ。 ボンド以外の役者も違えば音楽も違う本作、入り込んだ経緯を持つ作品には若干不安はあったけれどショーン・コネリーの立ち振る舞いはまさしく相変わらずのボンドそのものシレッと核の在処をボスからおっぴろげに聞いちゃうあたりは流石ボンドとしか言いようが無い。 見所はやはりバイクチェイスシーン。ただボンドバイクというのには若干性能がジェット以外わからないのがちょっと残念。 それと敵のボスとのビデオゲーム対決。ちょっと面白そうなのが悔しいがかなりシュールな光景だ。 そして特徴的な悪役は女殺し屋No.12のハイテンションっぷりもかなり面白い。(ゴールデンアイのゼニア感あるぞ) あと驚きなのが後に彼も英国諜報員となるローワン・アトキンソンが登場し、ボンドと競演。こんな事ってあるのね。 ラストバトルはまさかのボンドガールの復讐で幕を閉じる。結構あっけない。 そしてヌルいオチ。コネリーボンドの仕事は終わったのだ。 おなじみの音楽も冒頭のガンバレルもアバンタイトルからのオープニング曲の流れも無いという異例ずくめの外伝007映画ですが 若干間延びしている所はあるものの見所たっぷりの良い007映画でした。[インターネット(吹替)] 6点(2021-09-16 08:21:54)《改行有》

8.  ロボ・ジョックス 《ネタバレ》 人類よ、これがロボジョックスだ!文句あるか! なにか壮大なバックボーンがありそうで無いような不透明なストーリー、人間関係、世界観。 とにかく規約や命令を無視しまくる選手達、負けた奴を無慈悲に踏みつぶすライバルパイロット、陰湿なスパイ合戦、ロボットに乗りたがる試験官ベイビーな人達。 独特なSF観は見ていて楽しいですが、なんだかんだツッコミ所ばかりの荒いドラマはご愛嬌。マツモト博士が定食屋の親父にしか見えないのもご愛嬌。 印象的なのはやっぱりパイロット試験ですね。ギャグです。 しかし、そんな事は本来この作品にとってはどうでもよかろう事。本当の主役はアキレスとかいう額に日の丸がくっついたオッサンではありません! 我らがマツモト14号(紛う事無き日本製!)。そしてボバレフスキー42号!その勇士!カッコ良さ!弱さ!名前の独創性!危うさ!ガジェットの多さ!全てが魅力的です。なんともいえないストップモーションで動くその姿はまさにスーパーロボット!ザ!特撮!なぜ戦闘時あんな危ない所に観客席があるのか?とか、なぜ宇宙まで飛んだのか?とかそんな事はとてつもなく些細でどうでも良い事なんです!いや、どうでもよく無いけれど! 最後はあれだけ互いを憎み合っていた両者が仲良く拳を合わせて終わり!もうこちらの事を一切考えない突き放してくれる映画でした!最高![ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-24 20:58:46)《改行有》

9.  張り込み(1987) 《ネタバレ》 張り込み!刑事ならやらにゃならぬ仕事!ドジな2人組が若いギャルを張り込むぜ! そんな二人の刑事と一人の若い女性のコメディ映画はコメディというよりは結構サスペンスでアクションもあったりと盛りだくさん。 序盤の刑事同士の悪戯合戦やベタな隠し事ラブコメとだんだんと面白さにエンジンがかかってくるのがたまりません。 朝マリアからクリスの家に電話がかかってきて「まずい!」となるシーンは丁寧に張られた伏線のおかげで面白すぎます。 他にもクリスと警察のチェイスもなかなかに笑えます。更に酔っぱらいを巧みに去なすクリスには男の俺もほれぼれ!そりゃ惚れるわ! が、そんなユルい空気にはタイムリミットがあるのがまた巧妙。 後半はうってかわってハラハラな緊張感たっぷりのシリアス展開一直線。 警察とのカーチェイスはシンプルながらも魅せるはやはり監督ジョン・バダムの職人芸。これが凄いよく出来ている。 更にそこからマリアの家にやってきた逃亡犯とのやりとりは一触即発のヒリヒリした展開。 さらに製材所でのバトルとここまでダレさせる事無くノンストップに走り抜ける展開の連続には恐れ入ります。 最後はベタながらのハッピーエンド。 他のジョン・バダム映画に比べるとスケールはだいぶ小粒ですが面白さは変わらずの素晴らしい作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2020-06-16 23:50:52)《改行有》

10.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 今回IMAX版が上映されたので改めて見てみました。 いやいや、2020年にマジで東京オリンピックが開催される時期に本作を上映するなんて粋な事をしてくれますね。 まぁこちらの世界はオリンピックどころか開催地がまるごと崩壊する話。そして僕はこの映画版の話をほぼ覚えていなかったので非常に新鮮に見る事で来ました。 やっぱりカッコいいAKIRAのタイトルロゴがバーン!と出る始まりからもう痺れますし、金田対クラウンのバイクバトルも鳥肌たちっぱなしですよ。 でもテンションの絶頂って本作は意外序盤がピークであとは結構下り坂。いやいや、それでも面白いんですけどね。 それにバイクシーンはどれも背景が動きまくってアニメとは思えない立体感があって凄まじいですし、背景も作画もとにかく凄まじい。 あと何と言っても本編は金田の存在がとにかく楽しい。政府側でもテロリスト側でもなく純粋に友情と愛のために生きるカッコいいし、緊迫した雰囲気の中でもユーモアを忘れない彼のおかげで本編は半分成り立っていますね。 そしてやっぱり聞いて楽しい名言の数々「さんを付けろよデコ助野郎!」や「ピーキーすぎてお前には無理だよ」などの台詞がやっぱり聞くと嬉しい。 ストーリーより半分雰囲気映画な本編ですが、改めて面白い作品でした。 ちなみにIMAX版は更に音、映像と共に最高です。[映画館(邦画)] 7点(2020-06-05 21:24:15)《改行有》

11.  ショート・サーキット 《ネタバレ》 自我を得たロボットジョニー5!己の運命は己で切り開くのだ! 本作の見所は何と言っても主役のジョニー5。 完全なモノホン感はたまりませんね。コロコロ変わる表情に伸びるレーダーなど様々なギミック特撮の輝く絵がいちいち面白い。 基本は追いかけっこなのですが、ジョニー5も成長していくごとにユーモアを覚えて面白くなって行く所も最高。 特にサタデーナイトフィーバーに合わせてステファニーと踊るシーンは素晴らしい。感動する所でもないのですが泣けるシーンです。(って同監督作品のセルフパロディでもあるんですね) 途中の同型ロボとのバトルも面白く、いちいちジョークを言いながら戦うジョニー5がとにかく可愛い。 周りの人間達もユルい人が多く、ジョニー5に車を奪われた2人が路肩で遊んでるシーンが最高です。 最後は制作者との和解、そして脱出、悪い奴はクビとスッキリするラストで大満足!最後の最後まで大人でも楽しい一本でした! やっぱり特撮はいいもんですね![インターネット(字幕)] 7点(2020-03-27 16:59:39)《改行有》

12.  地獄のデビル・トラック 《ネタバレ》 機械が牙を向いた! それは突然起こった不思議な出来事。人間を襲うゲーム機、芝刈り機、自動販売機、そして大型トラック!人間たちは生き残れるのか!?本作はまさに機械に頼りきった人間に送るキングからの警鐘だ! そんなスティーブン・キング原作のスティーブン・キング脚本のスティーブン・キング監督による純度120%のキング映画が本作地獄のデビルトラックだ。 原作者本人がメガホンを取るのだからさぞ凄い作品になるのかと思いきや、人は死ぬけれどどこかシュールなムードが漂う…うん、怖くない。 自動販売機の缶で攻撃されても死ぬっぽいけど緊迫感は0。 他にもちょっとショッキングなシーンもあるけれど全く恐ろしくない・・・まぁ原因は一目瞭然ならぬ一耳瞭然。音楽を全面的に担当してるAC/DCの元気すぎるBGMのおかげ。本作をこれでもかとハイで陽気な雰囲気にさせている。なんじゃそら! そして恐怖の舞台はキングらしい片田舎のガソリンスタンド兼ダイナー。そこに取り残された人々が主人公。もちろんキング名物の子供もいるぞ。 そんな訳で死ぬか生きるかの大騒ぎなんだけど、当事者たちもどこか他人事のようなユルい空気。いてもいなくてもいいような主人公。主人公より目立つ嫌味な店長。唯一気の毒な子供と登場人物もどこか目的がハッキリしない歯切れの悪い奴ら。お前ら!殺人トラックに囲まれてるのに酒飲むな!賭け事してる場合か!だらだら寝るな!当事者意識ないだろ!!!お前らミスト並にピンチなんだぞ!!!あと新婚カップルの嫁うるせぇぞ!!! そして後半は殺人トラックたちも機関銃(構造はアナログだと思うんだけど勝手に動くぞ)を積んだ小さな親分を連れて人間たちと交渉したりと更にシュールな展開が進み、よくわからないタイミングで脱出を図ります。まるでいつでも脱出できたように。しかも殺人トラックたちは図体はデカいくせして銃にはめっぽう弱くバズーカどころかサブマシンガンで爆発炎上する貧弱さで驚きました。弱い! 最後は一番目立っていた悪魔トラックをバズーカでやっつけてみんなでガッツポーズ!イェーイ!!!この頃には僕も彼らの仲間のように喜んでいました。いや、こんなの楽しまないと損ですよ。 そしてラストカットは小説家らしく文章で締めるという潔さ。マジかよ。 そういえば機械は全て敵になったはずなのに船とか新婚カップルの車とかは普通に動くんですよね。何故。 そんな訳で最初で最後になってしまった純度120%のキング映画は想像以上のユルさとシュールさと陽気さとガバガバすぎる設定のハイパーハイテンションパニックコメディでした。原題のマキシマムオーバードライブという冗談みたいな名前もあながち嘘じゃないです。やっぱり映画って最高ですね。[DVD(字幕)] 6点(2020-03-16 11:20:39)(良:1票) 《改行有》

13.  プロジェクトA子 《ネタバレ》 プロジェクトA子という身も蓋もない作品名で気づくべきだった。 冒頭からなにやら大きな事件の予感を感じさせる街の崩壊シーン。きっと壮大なA子の冒険が始まるかと思いきや 始まったのはギャグマンガテイストの友達の奪い合い。それが一度か二度かと思いきや何度も起きる。一向に前に進まない。 …なんだこれは。ちょっと待て女の子は可愛いし、破壊シーンとかの作画は凄いけど、しょうもないパロディまであって一つも中身がないぞ…どうなってるんだこれ…。 そして近づく謎の宇宙艦隊。から始まる80年代のセンス爆発の超作画ドッグファイト。凄い。凄いけどちょっと待て。 この映画…もしかして…ただ描きたいシーンを描いてつなぎ合わせでっちあげた作品なのではないか??? 思えば出てくるものは美少女、メカ、格闘、爆発、パンチラ、パロディとオタク色全開だ。もう大学のアニメ研ノリでやっちまっただけなんじゃないか…。 そうなると話は別だ。もうストーリーはどうでもいい。宇宙艦隊の池田秀一の目的がA子ではなくC子だったというミスリード誘うのが逆に小賢しくなって来た。なんでA子がこんなに怪力だのかとかもうどうでもいい。なにも考えなくて良いんだ。 そう思うと凄い迫力のシーンの連続で本当に面白い。B子との学校でのガチンコバトルや、街を破壊する爆走登校、ミサイルで宇宙船に侵入するなど面白いシーンの連続だ。それに観た事無い残念な池田秀一まで楽しめるんだからなんか得した気分だ。 ただやっぱりテンションが常にハイなので疲れるのとダレてしまうのが難点でしたね。 まぁ、こんなにストーリーに一切中身の無い映画は久しぶりに見ました。 こんな映画がまかり通るなんて80年代って凄まじい時代だったんですね。いろんな意味で感動しました。[インターネット(邦画)] 6点(2019-06-23 00:21:40)(良:1票) 《改行有》

14.  ビッグ 《ネタバレ》 むかーしテレビでこの映画を見てトラウマになっていた。怪しい機械に願い事をしたら大人になるわ、母親には包丁持って追い出されるわでビビりあがってそこで観るのをやめていた。 まぁなんとかその時のトラウマをリベンジしようと見たらなんとも可愛らしいファンタジーでびっくり。 まぁこんな都合良く上手くいくはずないし、トムが完全に不審者なんだけれど、子供の羨ましい夢がたくさん詰まってますね。家で自販機もピンボール台も欲しいですよそりゃ。 中盤からは事件という事件もなくトントンと進んでしまうのが残念ですが、楽しく見れることが出来ました。満足です。 ​[インターネット(吹替)] 6点(2019-03-22 01:52:44)《改行有》

15.  バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー 《ネタバレ》 バカルー・バンザイ。奴は天才外科医で天才物理学者でイカすロックミュージシャン。 バンド「香港騎士団」のメンバーと現れた宇宙人の悪人達と戦うのだ…と言っても、ゆる〜くね。 某映画でも大々的に登場したので視聴。でも本作はとっても惜しい。いろいろ惜しい。 僕的には背景や道具に小ネタがちりばめられたモノは大好きなのですがなんとも悪いテンポ。 特に意外性が無く、面白そうなキャラクター達なのにどこか皆テンションが低く、助長な退屈なストーリー。 THE80年代な音楽に特撮やSF、変なファッション、設定のサブカルっぽさなど良い所は沢山あるのですが大きな枠がちょっと惜しいですね。 あと変な日本ネタが沢山出てくるのですがスイッチのONの部分に「つける」と書いてあったのには笑いました。 あぁ出来たなら吹き替えで見たかった…。[DVD(字幕)] 4点(2018-12-27 18:01:20)《改行有》

16.  妖獣都市 《ネタバレ》 闇ガード!声に出して言いたい言葉!闇ガード! 世はOVA絶頂期!「この作画を見よ!」と言わんばかりに動く超劇画アニメーション! でもその内容は初っぱなからエロ!グロ!エロ!アクション!エロ!エロ!...とそこまで詰め込むかと言いたくなるくらいのいちいち出てくるエロ要素が6割強を占めている凄い展開。女が出たら必ず脱ぐし、必ずそいつは魔界の化け物な展開。ソープシーンだって細かくやっちゃうぞ! だけど気合の入った作画から生まれる緻密なアクションは楽しいし、遊星からの物体Xやブレードランナーを意識しまくった描写も個人的にはとても楽しめました。今のアニメじゃ考えられないハードボイルドな主人公「滝」の顔の濃さもたまりませんね。年齢25も体重60キロも絶対嘘だよこの人。そして相方である麻紀絵もイカしますね。スーツ女子ですよスーツ女子! そんな訳でストーリー的にはエロを除けばちょっと凡庸ですが、この熱量と密度、そして当山ひとみの歌が渋く輝く面白い作品でした。[DVD(邦画)] 6点(2018-12-19 10:15:32)《改行有》

17.  フライトナイト 《ネタバレ》 これが80'Sヴァンパイアものだ! 隣の空き家に越して来たのは怪しげな連中!連中はまさかまさかのヴァンパイア! こんな現代に!しかもご近所に!吸血鬼なんているはず無いぜ!でも本物だ! 若者の好奇心が見てはいけないものを見てしまった!もちろん誰も信じちゃくれないけれどどうにかせにゃ! イカす80'Sセンス全開の世界に現れたヴァンパイア。甘いマスクのイカす野郎!ニヒルな笑顔が憎たらしい! ディスコにも出没するあたりわかってますね。音楽もどれもテンションが高くて面白いです。 そして自称ヴァンパイアキラーおじさんとの共同戦線はアツいです。 手下の狼男やゾンビなどの死闘もたまりません。それに気合の入った特殊メイクもかなり良い味だしています。 本来は現代ヴァンパイアものなのでしょうけれど、今となっては80'Sヴァンパイアものとして非常に楽しむ事が出来ました。 ラストのオチもなかなか笑顔になれる終わり方で僕はかなり好きです。[DVD(字幕)] 6点(2018-11-14 02:13:02)(良:1票) 《改行有》

18.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 怖い!旦那も嫁も子供も!この映画そのものが! やっと重い腰をあげてみることにした。まぁ見る理由も出来たんです。 結末も名シーンも知ってる訳ですが旦那が狂って行く様子は想像以上にヒリヒリしていてビビりました恐ろしいです。目つき、表情、手の動き、その一挙手一投足がとにかく不気味で何をしでかすかわからない。怖い。とにかく怖い。 嫁も怖い。まず顔が怖い。後半になるとさらに怖い。目玉が怖い。 子供も怖い。何考えているかさっぱりわからない。突然声が変になるし怖い。しかも策士。 ホテルも怖い。広い。寒そう。 それに恐怖の幻覚の数々なんなんですかアイツら。完全に憑かれてる場所じゃないですか。あの熊なんですか。 音楽も終盤になんなんですかあの声は。 いや、もう怖いしシュールだし、面白いし、いろいろわからない点も多いですけどコレは傑作ですね。 ​[DVD(字幕)] 7点(2018-10-21 01:30:21)(笑:1票) 《改行有》

19.  アビス(1989) 《ネタバレ》 潜水艦パニック!海洋浪漫!サスペンス!特撮アクション!そしてSF! アビスはとにかく特盛オードブル。これでもかとお腹いっぱいに次々と手を替え品を替え見せてくれる。まさにキャメロン印のエンタテインメント! 潜水艦探索!基地孤立!未知との遭遇!狂った軍人との死闘からの潜水艇チェイス、そこからの脱出!救出!潜航!そして…! とにかく怒涛の展開にワクワクしないわけありません!ただそれがクドイ時があるのがたまに傷。特に主人公夫妻の感情が出るときは200%なのでうるさいのなんの。ブチュー! 本作はそんなメインディッシュも良いのですが副菜も粋です。特に指輪で扉が閉まるのを防いだり、部下の兵士がピストルの弾を抜いておいたり(ここで弾を一発ずつ抜く演出がたまらん)と演出が気持ち良いです。 それに特撮は是非メイキングが見て見たくなりますね。どうやって撮ったのか気になってしょうがないです。 そしてラストはなんとも潔い宇宙人の登場に呆気にとられましたが逆にここまでおっぴろげにするのは珍しいし、お天道様を拝める所まで帰ってきた事もあり、とにかく開放感と爽快感がある終幕でした。 ​[インターネット(吹替)] 6点(2018-09-11 07:35:56)《改行有》

20.  ツインズ 《ネタバレ》 シュワは双子だった!…って兄貴はチビデブハゲ!しかもチンピラ!でも弟のシュワは弟でムキムキマッチョのピュアすぎる童貞だ! そんな二人は双子パワーで出会い、初めはギスギスしているがお互いの足りない部分を補い合いながら母親探しと大金を目指して旅に出る。 でもまぁ兄貴の方はちょっと目に余るクズっぷりで信用ができるまで時間がかかりました。 しかしこの映画は不思議ですね仕草や服装を揃えているだけなのですが終盤には本当に双子に見えて来ちゃうんですから。 まぁギャグは少なめですがベタなハッピーエンドでそれなりにホッコリ面白く楽しむことができました。あの童貞を卒業したシュワの顔は100点満点です。 あと運び屋さんカッコよかったですね。 ​[DVD(吹替)] 5点(2018-09-07 20:57:59)《改行有》

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