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1. 乱れる
筋は分かりやすい。古き良き日本人の良さと悪さがどちらもよく表現されていて、情緒もある。
しかし、近親的なタブー恋愛、義理の親戚との軋轢といった、割とドロッとした題材があまり自分の趣味ではなかった。
迷いなく義姉にアタックし続ける加山雄三にもあまり感情移入はできない。あんな嫁さん欲しいとは思うが。[DVD(邦画)] 4点(2014-12-01 20:52:46)《改行有》
2. 秋刀魚の味(1962)
小津映画の不思議な手法(カメラの端から見切れて登場しない、2人で向かい合って話すシーンがないなど)をたっぷりと堪能できる。
ストーリー自体は、古き良き日本を感じるなあぐらいの感想で別段どうってことないが、
自分も娘を送り出す立場になったらまた違う印象を受けるのだろうか。
[DVD(邦画)] 5点(2014-12-01 00:37:56)《改行有》
3. アラビアのロレンス
《ネタバレ》 とにもかくにも超スケールの映像に圧倒される。
砂漠を渡るラクダ隊など大規模なシーンの連続で、これで興奮しないヤツは男じゃねえ!と言った感じだ。
戦争が進むに連れて次第に常軌を逸していくロレンス、というのも戯曲的でありがちだがまあ不自然ではなかった。
さすがに長過ぎるが、撮影の労力を考えるとカットするのが惜しかったのではないかと邪推する。気持ちは分かるので、オッケー。
[DVD(字幕)] 7点(2014-12-01 00:28:50)《改行有》
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