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1. REC/レック2
《ネタバレ》 前作ラストの直後、博士とSWATがある作戦を遂行するため件のアパートに潜入する、という設定。
恐らく前作が面白かったから本作を手に取った人が多いであろうはずなのに、この低評価……お察しである。
悪魔憑きは悪魔憑きでも良いのだが、超能力的なシーンが多過ぎてリアリティはあまり感じない。
SWATもちょっとしたことですぐに取り乱し、挙げ句の果てに自殺する。
常軌を逸しているとは言え人間を相手にしているわけだし、そんなに怖がるのはさすがに不自然だ。
フェイク・ドキュメンタリーなのにリアリティがない、というのはこれはもう大変な失敗である。
絶対に面白くできたはずなのに……と悔しい気持ちが拭えないが、これも現実と受け入れるしかないだろう。
アンヘラが生きていたことが分かっただけ、救われた思いだ。[インターネット(字幕)] 3点(2015-01-22 15:58:51)《改行有》
2. ●REC/レック(2007)
単純に言ってしまえばフェイク・ドキュメンタリーの手法で制作されたゾンビ映画だが、これが非常に面白い!
カットのない長回しシーンの連続で、スピーディにストーリーが展開していくさまは本当に見事だし、現場のパニック感にもとてつもないリアリティを感じる。
「騒ぎ過ぎて不快」、「主人公の女性が不必要にエロティック」、「どんな緊迫したシーンでもカメラを回し続けるのは違和感がある」……という批判は確かに的を射ている。
しかし、個人的には今までにはない映画を観ているという興奮の方が圧倒的に勝り、上記のような批判は些末な問題のように感じた。
また、余談だが、上映時間が短いのもうれしい。世の中の映画は、みんなこれぐらいにまとめるべきだと思う。[インターネット(字幕)] 8点(2015-01-22 15:39:09)《改行有》
3. ビッグ・フィッシュ
これはこれで完成された世界観で、もはや自分の趣向に合うか合わないか、というところで良し悪しが判断されるものだろう。
そういうところからいくと、個人的にはそもそも本作の根幹である”ティム・バートン流ファンタジー”、及び”父と息子の絆”、というテーマが苦手な要素で、
良い話だとは感じたものの終止むずがゆい思いをした。
高評価な作品なので”もしかしたら”と思い本作を手にとったが、やっぱりティム・バートンは自分には合わないなあと再確認しただけであった。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-02 13:04:24)《改行有》
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