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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ヴィジット 《ネタバレ》 老人と精神病者をこんなふうに描くことには賛成できません。おもしろければ(怖ければ)なんでもあり、の姿勢は気に入りません。モキュメンタリーにすると低予算で撮影できますが、反対の声をあげにくい弱者を弄るような内容ではなく、批判を恐れずに強者を弄る内容で勝負してもらいたいと思いましました。それだけのことができる、力のある監督だと思っています。たしかに最近はヒット作もなく、苦しい状況なのかもしれませんか、この題材で利益をあげようとする姿勢は少し卑怯に思いました。[インターネット(字幕)] 4点(2016-08-17 09:39:45) 2. PARKER/パーカー ドナルド・E・ウェストレイクの主人公をジェイソン・ステイサムが演じるとどうなるか。そしてそれをテイラー・ハックフォードが撮ったらどうなるか。その答えがこの映画です。 『プルーフ・オブ・ライフ』にしてもこの映画にしてもテイラー・ハックフォードが撮ったアクションはヒットしませんが、この人には『愛と青春の旅立ち』の印象が強すぎるのかもしれません。もっと評価されてもいいのに、と個人的には思います。 ジェイソン・ステイサムもかなり固まったキャラクターの印象が強い俳優ですが、この映画ではしっかりとドナルド・E・ウェストレイクなテイストがあり、いつもの彼とは一味違います。『ペイバック』のメル・ギブソンもよかったですが、ジェイソン・ステイサムのパーカーもなかなかよかったです。妙な信念を持つ、悪党のプロフェッショナル。言っていることはまともだけど、やってることはめちゃくちゃ。おすすめです。[インターネット(字幕)] 8点(2016-04-27 05:38:43)《改行有》 3. ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 興味深い話だとは思いましたが、おもしろいとは思えませんでした。 シナリオも撮影も上手いのですが、映画としての盛り上がりを感じることができず、退屈な印象が残りました。 『シンドラーのリスト』の感動があるかと思ったのですが、残念です。 トーマス・ニューマンとスピルバーグの組み合わせはなかなか新鮮でよかったです。[映画館(字幕)] 4点(2016-04-27 02:02:38)《改行有》 4. ジョン・ウィック 犬がめちゃくちゃかわいい。キアヌに懐いているところがすごくよく撮れています。 アルフィー・アレンの粋がったあげくに怯える演技も素晴らしい。『ゲーム・オブ・スローンズ』でも見事でしたが、この映画でもひたすら怯えています。 そして、「ひとりぼっちのキアヌ」がいいです。これだけ「ひとりぼっち」が似合う俳優はキアヌをおいて他にはいません。リーアム・ニーソンにもスティーブン・セガールにも出せない味です。 キアヌは新人監督と組むのがいいのかもしれませんね。[映画館(字幕)] 7点(2016-03-12 01:34:53)《改行有》 5. 記憶探偵と鍵のかかった少女 この映画、アメリカでは恐ろしく興行収入が少ないですが、それに反してよくできた映画です。主演のふたりは素晴らしいし、脚本もよくできていると思います。しかしながら展開に幅がないため、小品といった印象を残します。[インターネット(字幕)] 7点(2016-03-10 01:47:10)
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