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プロフィール
コメント数 43
性別 女性
年齢 59歳

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  オール・オブ・ミー/突然半身が女に! 《ネタバレ》 これは上質なコメディ。「半身が女性になってしまう」という実にバカバカしい設定を、スティーブ・マーチンが 見事に演じ切っている!この素晴らしい身体芸があったればこそ、映画のウソを心の底から楽しむことが出来た。 「ああ、こういうのがフィクションの楽しさだよな~」と、久々に満たされた思い。 どうやら原作があるようなので、そっちの面白さかなぁとも思うが、とにかく丁寧で良く作られているオハナシだと思う。 主人公ロジャー(S・マーティン)はジャズ・ギタリストと弁護士の2足の草鞋を履く働き盛りの男。出だしのクレジットタイトルの間にその辺の状況をチャチャっと説明してしまう手際の良さも感心するし、このキャラ設定が「富豪の女の魂が乗り移る」という彼の運命を示唆しているのも上手い。弁護士業に専念すると決めた彼は、今度は「男と女」という2足の草鞋(?)を履くことになってしまうのだ。 インド人の魔術師となかなか連絡がつかない状況とか、女の魂とのやりとりを恋人に聞かれて誤解されちゃうとか、アンジャッシュの「勘違いコント」みたいなシーンが面白い。すごく練られている。ロジャーの中に女の魂が入ってしまうシーンでも、何気に後ろのほうで大道芸人がパントマイムをやっていて、女に体を制御されてしまうロジャーの動きがそれに似てるとか、演出も細かいです。 ロジャーが浮気してると勘違いした恋人が、別れ際に「イッたフリしてただけよ」って捨てゼリフ吐いてその場でオーガズムの演技をしてみせるのは、おや、これは「恋人たちの予感」(1989)のパクリか?って思ったら、こっちの作品の方が早かった。本作の監督はカール・ライナーで、「恋人たち~」はその息子のロブ・ライナーが監督。父の作品からアイディアを拝借したのかしらん??? ともあれ。左半身で男性、右半身で女性を演じるというスティーブ・マーチンの超絶技巧の演技は必見です。[DVD(字幕)] 8点(2017-07-27 15:43:38)《改行有》

2.  偶然の旅行者 《ネタバレ》 ローレンス・カスダンという職人監督が好きだ。作品全体の手触りが心地よい。何と言っても人物造形が自然で上手だと思う。初めのうちはどういう人物なのかよく分からない登場人物たちが、エピソードを追う毎に肉付けされキャラの深みと魅力を増していく。分かりやすい薄っぺらな善人もいなければ、万人が嫌うような悪人もいない。イヤな奴が最後に劇的にイイ人に変身することもない。皆それぞれに欠点や弱さを抱えながらも「その人らしさ」がキラリと輝く、そんな実のある人間像を見せてくれて気持ちいい。 本作の場合、陰気でシニカルな主人公とその家族の変人ぶりなど、描き方次第で愛されるキャラになるかドン引きされるかがハッキリ分かれてしまう気がするがその辺りのさばき方が上手いから物語が破綻しない。主人公に付きまとう「ヘンな女」ジーナ・デイヴィスにしても、個性的で魅力ある女性なのか自分勝手でウザイ奴なのか難しいところなんだけど、彼女自身の素養も加わって可愛く見えてくるのが、やはり演出の妙と思える。ジーナの衣装にも注目したいところ。チープシックでちょっとヘンテコなお洒落がこの女性の性質を饒舌に物語っている。 ビジネス旅行(出張)とは自宅から出なければならないアクシデント(不測の出来事)なんだと言って、その数日間を心安らかに過せる方法を伝授する、そんな旅行記を書いている主人公なんだけど、実は人生そのものがアクシデントの連続、生きていくって偶発的な出来事にあふれた世の中を旅していくことなんだよね、誰もがアクシデンタル・ツーリストなのさ、ってそんなオハナシ。子供を亡くして心の内に引き籠ってしまっていた主人公が、新しい人生に一歩を踏み出す勇気を得たラストの笑顔がグッとくる。最強のパスポートは「誰かから必要とされる自分」であること、なのです。[DVD(字幕)] 8点(2017-07-23 00:01:02)《改行有》

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