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プロフィール
コメント数 89
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自己紹介 ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。
個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  インターステラー 《ネタバレ》 ブルーレイは通常の2Kとその後に出た4Kとを持ってます。 まぁそのくらい好きです。 映画館で見たことないので映画館でもしやってたら絶対見に行く、ていうか家で爆音で見てもいいかもしれない。 いくつかのパートに分かれていて、それぞれが長いので普通の映画2、3本見たような錯覚に陥りますが 駄作三本の点数合計より点数は高いのでいいでしょう。 まず冒頭は滅びゆく地球。 「何が起こってるかよくわからないけどとにかく滅びそう、砂漠化の影響で野菜が取れない地球?」といったところで 延々農業をやってる父さんがメイン。 そう、「未知との遭遇」の感じなんですよねこのあたり。 ちょっとイカれたおじさんが毒電波受けてもっとおかしくなっていく、そんな感じ。 まぁあちらと違ってこちらは一応ナサなので少しはましですが。 そして宇宙に行く、土星とワームホールを通って水の惑星へ。 数時間に一回津波が来るのも、重力が強くて相対的に時間の流れが遅いのもいいとして、 どうしてあそこまで地面が同じ高さなんだ? 完全な球体の上に水があるのであろうか。 続いて本作の本編とも言うべき冬の星、マン博士の登場です。 「お前は火星でジャガイモでも作ってろ」とかいう悪口禁止ですよ。 ていうかこいつもなんでわざわざ奪おうとしたんだろうね。 「もう辛いから一緒に帰ろうよ」でいいじゃんね。 そして、ブラックホール、からの五次元。 ここで最初の娘の言ってたおかしな現象の正体がわかる。 そして----- こうして書いてみると「あれ? 10点上げるような大傑作だっけ?」と思ってしまうが やっぱり、家族愛、恋愛、友愛、人類愛、愛に、そう愛に生きなければならないのですよ信徒の皆さん! というわけでおまーら、駄作だと途中で思っても3時間弱ちゃんと見るんやで。 少なくとも自分は「映画の中では」「2000年から2019年までで」最高だ。 殯の森が97点、ハルヒ消失が163点とするとインターステラーは169点やな。 そう、ハルヒと僅差なのはハルヒも上映時間が長いから(上記の点数は上映時間です) まぁやっぱり、第9地区は9点にするよ、9だけに。 今思えばインターステラーより感動したかもしれないが、それでもインターステラーのほうが好きだ。 浦島が戻ってきたら娘がババアとか、最高じゃないですか。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-12-04 20:20:08)《改行有》

2.  機動戦士ガンダムUC/episode 7 虹の彼方に 《ネタバレ》 本編はOVAだと7巻、それを再編集したテレビ版が22話です。 テレビ版は各サブスクリプションにありますが、冒頭のあらすじがひたすら長いのと、 編集がどうにもスポイルされている部分があるため、出来ればOVAを見ていただきたいところ。 ラプラスの箱のネタバレを含みます。 約100年間、人類は宇宙へ「棄民」をし続けてきたが、宇宙の民に参政権はない。 ラプラスの箱は「新人類(ニュータイプ)が現れたら参政権を与える (優先的に政府運営に参画させる事とする)」と書いてある。 すなわち、新たな奴隷制度であった宇宙棄民にも 再度参政権を与える可能性を示唆したものであった。 再度考えると、0079年にジオンが攻めた理由も宇宙移民の独立であったが、 この条文が元から提示されていたのであればそもそもその戦争すら起きなかった可能性が高い。 というわけで、軽視されがち(がっかりされがち)なラプラスの箱ですが、 内容としてはかなりすごいですよという。 物語自体は非常に完成度が高いんですが、最後のコロニー間レーザーも 二体の超すごいガンダムだけで封じちゃうってのはどうなのよ感がありますね。 ネオジオングだったら止めても絵的にありえる感じはしますが。 まあそういった細かい突っ込みさえしなければ物語としては非常に良作です。 むしろ、ここまでの完成度のものを作られるとこれからが不安になるレベル。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2022-09-25 21:22:50)(良:1票) 《改行有》

3.  ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形- 《ネタバレ》 テレビ版とOVAを既に見てから見ました。 最低でも五話までは見ておくといいかな、王家との関係は。 ヴァイオレットちゃんにとっての本編はどうにも好きになれないんですが、 他の誰か、例えば小説家だったりお母さんだったり、そういう人の「愛してる」を紡ぐのは、もう泣くんです。 なんか、多分ほとんどの人にはどうでもいいシーンでもこの作品は泣いちゃうんです、変なスイッチ入ります。 なので、テレビ版の「普通」の話がちょっと長くなったような「外伝」が来られても、 それがつまらなくなければもう最低9点は確定です。 物語は、姉と妹の話。 それぞれ前編後編約45分ずつでしょうか。 前半は姉の話。この最初の姉が一枚絵イメージであったんですが、 髪は長いけど僕って言ってるから男か女かわからないなぁってのが見る前の感想。 見たら、男か女かわからない少女が女になるっていう。 後半は妹の話。ドールっていう職業もまぁ素晴らしい職業ですけど他にも素敵な職業はありますよねっていう。 多分、見てて泣いてしまうのは、ヴァイオレットちゃんが誰かに何かを聞くところが多いと思う。 いろんなことを知りたい、赤子から幼児くらいには成長した彼女の、なんでどうしてに弱いんだろうなと。 こればっかりは好き嫌いあるでしょうから、上で言った五話まででこの作品の小テーマを知ってほしいかなと。 DVDレンタルかNetflix、DVD/BD購入で閲覧できます。 あと、「永遠」ですね、そう、皆、多くのことを忘れていくけど、永遠になれることもあるよねっていう。 また、音楽は新作はあるかわからんですがほとんどはテレビ版の流用ですけど、非常に良い。 エンディングは、テレビほどはひどくはなかったが、いやだいぶ良かったが やっぱり長門じゃない人に歌ってもらったほうがいいんじゃないかなと。 一度レビューを書いて気づいたのはタイトルとか音楽とか、全部10点だったこと。 ですが作品自体に10点をつけるにはあまりにも映画らしくない、という理由で、すごく好きですが9点で。 かなり上映館数が少ないようなのでNetflixに来るのを待つのもいいかもしれません。[映画館(邦画)] 9点(2019-09-19 22:06:39)(良:1票) 《改行有》

4.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 タイトルからやばいと思っていたが、内容は想像通り、父ちゃんのコピー=ロボとーちゃん、という話。 ドラえもんでは絶対にこの路線は作れない、という次元をやってのけるのがすごい。 最初はとーちゃんがロボットになった、という流れで それを受け入れられなかったみさえもだんだん受け入れだして、 といったところで「本物」の人間とーちゃん登場。 これによりみさえにとって人間のとーちゃんがただひとりのとーちゃんとなるが、 しんのすけにはロボとーちゃんも人間とーちゃんも等しくとーちゃんなのだ。 もうここには全くの等価値である、という、この時点でしんのすけはまたしてもすごい。 普通の哲学的クイズの場合、人間のほうがよりとーちゃんである、ロボは偽物、で終わる。 そこで終わらず、等しい存在であると言い切るのがしんのすけである。 まぁ意地の悪いことを考えると「本物の本物」がロボのほうだった場合、どうなるかという話。 この話の場合は物語を終わらせるためにロボとーちゃんは自分が偽物であると自覚して死んでいく。 大人帝国もなかなか良かったが、この作品もPKディック的で非常に良い。 その非常に良い映画もラストのあたりのコロッケがうざすぎた。 これさえなければアニメによらず邦画の中でもかなり上位になれたのに。 だが、コロッケ以外は非常に良いので8点献上。[DVD(邦画)] 8点(2020-09-25 22:31:17)《改行有》

5.  コンテイジョン 《ネタバレ》 全体としては良かったし、これを荒唐無稽とかなんとか言ってた人たちはもう一度見たらなんて思うかなぁといった感じ。 奥さんの会社が何かやらかしてそれでウィルスが発生したんだろうと、 最初にやたらその会社名が強調されるので誰もが嫌が応でも分かるであろう。 にしてもこんな何千万も死ぬ病気であれば別映画の、ほとんどの人が死滅した、という展開になるだろうし、 致死率が10%超えたら人間の活動限界を超えるというか、伝染する前にウィルスが自滅するレベル。 コロナは黄色で1%行かない、白黒で2-3%程度の致死率なのでここまで広がった。 他の要素がかなりリアリティがあるのに、致死率にリアリティがないのが残念。 しかもその描写があっさり台詞のみで終わってるのもね。 村や町まるごと死にました、みたいな描写がないと、ただ何千万人が死にましただけじゃね。 非常に良く作るとちょっとした凡ミスがかなり響くね。 あと、コンテイジョンという言葉は聞きなれないから直訳の「感染」にでもすりゃいいと思ったけど、 どうしてこう漢字二文字にするとB級ホラー感満載になっちゃうんだろうね。[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-13 03:35:31)《改行有》

6.  銀魂 《ネタバレ》 漫画は序盤を何巻か嗜んだ程度、アニメは最初の6年分を10回ずつくらいしか見てない初心者です。 うーん、「なんとかの奇妙ななんとか」は第一章とか言っておいて、この映画は「最初で最後の」と言っておいて、である。 出だしの店長が原作に忠実で良かった。 そこからのCDTVでついていけるやついけないやつが分かれるかなぁと。 そこからのカブト狩り、金色近藤最高じゃぁぁぁぁぁ!!! で、紅桜自体はそんな好きじゃないんですよね。 まぁ話としては銀魂では一番まとまってるし、これが実写化されるのもわかりますけどね。 それはいいとして、Wikipediaで紅桜がAKIRAの悪質なパクリと何度書いても消されるのは何ででしょうね? 作者もパクリなのわかってるし、だから紅桜の次の回でSOLが出てくるじゃないですか。 悪質ウィキペディアンの削除厨はいい加減にしてほしいアル。 ていうか銀魂1も銀魂2もドコモがミニドラマ作ってましたが(沖田の姉とか眠れないアルとか)、 もし銀魂3を作る機会があれば、九ちゃんの誕生会(小栗旬之介君が出てくる)をぜひドラマ化してほしい。 てなわけで、映画として見るんじゃない、「アニメの実写化」として見れば何の問題もないだろう。[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-08 19:16:06)《改行有》

7.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 いわゆるループもの、その中でも繰り返しの数が無数の、「ひどいループ」もの。 まず勝てない宇宙生物を相手に戦うが、なぜだかその宇宙生物からループ機能を伝染されてしまう?感じ。 失敗したら即死、という状況で何度も繰り返す様が、いかにも日本のシューティング好きが作ったんだろうなというあらすじ。 このキャストでこのノリはなかなか当たりだったと思う。 ただ、ラストのほうで、もうループは使えない、となってから妙に萎えた。 だって緊張感じゃなくて、絶対勝つのが分かる試合に移行しちゃったからねぇ。 そこをもう少し緊張感ある状態のままで終わらせてくれればとは思うが、全体のまとまりとしてはなかなか良かった。 宇宙生物の描写も、ハリウッドじゃなきゃ無理だろという感じのCGで良かった。[地上波(吹替)] 8点(2020-03-26 22:27:59)《改行有》

8.  サカサマのパテマ 《ネタバレ》 惜しい、もっと点数を上げられるという点は多いし、 異様にラピュタっぽい部分が多いのも認めるがそれでも良作。 世界は 1、最初の地上 2、パテマの暮らす世界 3、アイガの世界 4、アイガの上の世界 5、ラスト辿り着く世界 の5つがありますが、5つ目は1-4のどれと同じでしょうか、という話。 1と同じ、つまり、「サカサマ人」だったのはアイガの人たちというオチ。 1の現象が起きてアイガの人たちは地下で生きることにして地下に「空」を作った、それが4。 空を見ないように教育されているのもバレたくないからなんでしょうね。 言われないと理解できない人が多いというか語りが下手と言われればそれまでですが惜しいです。[インターネット(邦画)] 8点(2020-01-24 20:28:42)《改行有》

9.  ジョーカー 《ネタバレ》 ディスク版やレンタルは二週間後ということで初めてデジタルのみを購入しました。 吹替+日本語字幕で見ました。 点数は、映画単独で見たら9点かなぁという感じですが、 この内容は何度も見る内容じゃないぞということで購入してしまったので一点減点。 レンタルで十分ですよ、わかってくださいよ。 うーん、ひたすら救いがないです。 ただ、先に言いたいのは、司会者は、あれ、司会者が悪いとしか言いようがない。 人を頃したと言ってる人を、馬鹿にしてテレビに出しておいて、 「俺を馬鹿にしてるだろ」と言われて、テレビだから頃されないだろ的に 煽ってるのはとても残念。 ジョーカーは結構人を頃してますが、理不尽と言えるのはサラリーマンの最後の一人と あとは元同僚だけでしょう。 まぁ一人でも頃したらあかんというのはわかりますし、 この映画の影響を受けてうんぬんというのもわからないではない。 これが15禁というのも低いし、20禁とか22禁とか作ってもいいくらいです。 で、舞台はゴッサムとなってますが1980年代前半のNYですね。 電車は汚くて暗い電灯であそこまで頻繁か知らないですがやたら電灯が切れる。 当時のアメリカは日本の台頭で暗い雰囲気になりつつあった。 NYも汚さがより犯罪を増やしてまた汚くなる悪循環真っ最中。 そして普段見えても見えない振りをしたくなる要素満載の内容。 でもひとつだけ気づいたのが、アメリカのドラマなどでよく、変な箇所で笑う男がいるが、 あれは主人公と同じように、笑いたいわけじゃないのに笑ってしまう病気なんですね。 まぁ、とりあえず、「見ろ」と勧められるような内容じゃないです。 ただ、主人公の俳優の演技がすごいのは揺るぎない。 映画の話としては、暗い要素はわかるんですが、 単に暗い要素を大量にぶち込んでそれで終わりってだけにも思えもします。 そこまで一部の人に絶賛される内容かは謎、と自分も高評価をしておいて終わる。[インターネット(吹替)] 8点(2020-01-14 05:32:52)《改行有》

10.  そして父になる 《ネタバレ》 去年の6月にテレビで見たらしいがCMが多くて変なCM入りだったとあるので地上波かな。 プロットは割と単純で、出生時に取り違えになった男の子ふたり。 父親二人は、片方(福山)はエリートで多忙で嫌味、もう片方(リリー)は貧乏で奔放で暇。 ちょうどエリートのほうは、なんで自分の子供なのにこんなにできないんだ?と思っていたところ、という。 ここまではまあまあよくある話なんだが、ここからの味付けで本当に才能に差が出るなぁと。 まぁ、ただ、嫌味に見ればこれは逆算の映画かな、と。 最初にたぶん福山ありきで持ち掛けられた話じゃないかなと。 そこで監督は思いつくわけだ、そうだ、福山を嫌な役にしようと。 福山といえば大体いい役だから、そういう「役職」の「いやな性格」に、 その逆といえばで意表を突いたと言えるのがリリーだろう。 以降リリー=貧乏父さんというイメージが付いて回るわけだが。 なんにせよこの話の気持ち悪いところは、誰にでも共感できるところだろう。 子供を自分の子供じゃないと思うのは男親だけかもしれないが 子供がこの親本当に自分の親なのだろうかと考えるのは人生に一度くらいはあるだろう。 親がよく冗談で言う「(元から)うちの子じゃない」「橋の下から拾ってきた」の延長とも。 それにしても元々俳優である福山の演技はお世辞にもうまいとは言えないのが 元々漫画家だった演技のうまいリリーとの対比で、福山の演技も許せるかなぁと。 この見せ方も明らかに監督の計算だろうのは言うまでもないのでやはりうまい。 そして何よりこのタイトル、これは明らかに福山が演じる父親に100%かかっている。 リリーの演じるほうではない、というところだろう。[地上波(邦画)] 8点(2019-08-21 03:42:27)(良:1票) 《改行有》

11.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 《ネタバレ》 まどかマギカというアニメ自体は、宇宙生物に魔法少女にされた少女たちが戦い、 穢れが溜まりすぎると魔女になってしまう、というのがまずひとつのネタバレ。 そこからまどかという主人公が女神になって魔女化しないように世界を作り替えた、というのがテレビ版のラスト。 で、この映画は、その作り替えられた世界で過ごしたほむらが最後を迎えたときに 宇宙からの使者であるキュゥべえに取り込まれてその中で魔女化してしまうというもの。 そのほむらを救おうとまどか登場するもほむらはまどかを人間化してしまう。 これがこの映画の後半です。 多分非常にわかりづらい。 まぁ前半はファンサービスですし、後半は次のアニメができたらそれに繋げようというあざとさも見えます。 結局はそんな続編は作られず、ゲームのほうのアニメ化がされるようですけれどもね。 内容としては全員に見せ場がある、というところはポイントでしょうね。 特に美樹さやかちゃんはすべてを知るものとして、かつ人間でありながら魔女を内包しているチートキャラとして大活躍します。 というわけでテレビ版が好きかつ、ちょっとくらいはテレビ版をダメにしても問題ないという かなり狭いファンに向けての映画なので万人受けは全然しませんけどね。。。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-08-09 19:38:31)《改行有》

12.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 これも映画館行かなかったので発売日にBDを買いました。 10回は見たのでそこそこは面白いと言えますが、 先に一言、新海作品なのにハッピーエンド! なんだかんだで新海作品はほとんど視聴してますが、 新海さんの基本って(特に男側にとっての)バッドエンドだと思うんですよ。 それがこんなハッピーエンドになるなんて、っていった具合です。 また、最初のほうの男女が入れ替わるドタバタも 新海作品としては今まであまり見たことないパターンだったので良かったです。 後半の、同じ時間軸を生きているわけじゃないというあたりからの 彼女を救う、という展開もなかなかいい。 あと、お互いの名前を忘れていってしまうという展開も ラストの台詞に繋がるので非常にいいんだけれども、ここを叩く人がいて残念。 まぁなんにせよ一番良かったのはRADWIMPSの音楽ですけれどもね。 この作品の6割くらいはRADのおかげとも言えますし、 この作品制作する前はRADはかなり売れてて新海さんは知る人ぞ知る、 というレベルだったと思いますが、RADもよく新海さんの誘いに乗ったなぁという感想。 RADのモチーフに多い一人の人を一途に思う男ってのが新海作品に合い過ぎる。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-06-02 22:15:46)《改行有》

13.  鬼滅の刃 兄妹の絆 《ネタバレ》 この作品はテレビアニメの最初の話の第一話から第五話までをまとめたもののようです。 この内容は鬼滅の刃アニメのテレビ版のそのあたりの内容を書いているため、若干この映画とは違いがあるかもしれません。 まず、テレビアニメが作られる際に鬼滅の刃という「漫画」はジャンプの5番手前後でした。 音楽、映像、ともにここまでのものが付けられたことは正に奇跡レベル。 さらにすごいのは、アニメと漫画を平行して見ていけばわかるのですが、アニメの台詞が漫画のそれをひとつも削らず、ひとつも増やさずなのです(全てで調べたわけではないですが、抜き出した部分は全てそう)。 正に「脚本家不在」の状態。 一体ここまでの脚本を決断したのは誰かと思ったら、「脚本制作 ufotable」となっていて(ufotableはアニメ制作会社)、思い切りがいいなと思いました。 多分、別なアニメ会社が製作していたら脚本家がついて、それなりに変更があったでしょうね。 その部分だけを言いたかった、以上。[インターネット(邦画)] 7点(2024-01-27 12:41:47)《改行有》

14.  かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 《ネタバレ》 先に点数を、甘々の7点。 皆が辛口だと甘口にしてしまう天邪鬼。 漫画は全巻持っててアニメも一応見た程度。 映画発表のスチルの平野さんの金髪を見て、大丈夫かこれは?と思いましたが、 動いてるのを見たら全然OKでした。 もちろん最悪なのは全編に渡る佐藤二朗。 こいつほんと ねばいいのに。 監督が福田じゃないと安心してたらまさかのナレーション。 それだけでなくしっかり医者として何分か枠もらってる始末。 日本映画は腐ってるね! さて、藤原さんをおばさんとか言ってる人がいますけど、 藤原さんの女優さんはハシカンより2か月若いです。 おばさんとか更けてるとか言わないで! さて、この映画の一番の見どころは、ハシカンがかわいい、です。 ご存じのようにこの方は体重の増減が激しいので かわいいタイミングというのが限られてますけれど、これは最高です。 寸胴とか胸ないとか言われますがそれもかぐや様には比較的合ってます! まぁかぐや様は本来痩せ気味でハシカンかぐやはややでb やや健康的なスタイルで好感が持てます。 それと、声、ハシカンの欠点としてよく挙げられる声ですが、 アニメのかぐや様もハスキーな声なんですよね。 アニメとか見る前はもっと柔らかい声で脳内では再生されていた。 だが、それも、あり! ハシカンのハスキーな声も非常にいい。 そして一番の懸念、平野さん、この人のこと全然知らないけど、 確かに顔はアホっぽいが、でもそこがいいじゃないですか。 漫画だってアホみたいな顔ですよ、アホが努力して勉強して一番になるなんていいじゃないですか。 あんな白っぽい金髪で文句言われない学校ってなんなんでしょうか。 で、内容ですが、花火の後、選挙です。 自分が脚本家なら絶対に花火を最後に持ってきますが この脚本を書いた方は感動より笑いを取りに行ったんでしょう。 まぁもともと2を作る前提だったからというのもあるかもしれませんけれど。 そうです、この映画はもう2の制作が発表されてて、うまく行けば8月に上映されるようです。 まぁナレーションは誰もが残念と思うあの男でしょうけれど、 生徒会のあの四人に会えると思うと、 まあ絶対映画館では見ませんよね。 サブスクに来るのを待ちます。 というわけで温情7点。[インターネット(邦画)] 7点(2021-06-12 13:16:19)《改行有》

15.  映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 《ネタバレ》 基本的に新ドラはリメイクだけ見る、完全新作はひどいだろうから一切見ない、 だったのだが、たまたま見たこれは結構良かった。 タイトルの通り、ひみつ道具の博物館での話なのだが、 徹底的な悪人が登場せず、それでいて90分程度か、退屈せずに楽しめた。 ドラえもんとのび太の関係性の伏線は弱いと思うがそれでもなかなかいい。 この「悪人を出さない」という展開はアリじゃないかなぁと思うんだが、 今後に期待したい。[地上波(邦画)] 7点(2020-09-25 22:35:45)《改行有》

16.  天気の子 《ネタバレ》 前半20分くらいはどうにもはまれず。 絵 前作よりも艶やかなのは雨が理由だろうが、特に前半の暗いシーンで気持ち悪くすら感じる。 それでいて小物は変なリアリティがあるので、ラブホにからあげクンがあるのはおかしいだろとなる。 それと背景動画がおかしいところが多々あり、しかもそれらのシーンが大抵重要シーンなので見ていてひどいなと。 一番ひどいのは「天気」を描いているのに、気温が10度下回ってもモブが寒がっていないのがおかしい。 雪が降るとき地表気温は平均3度以下だが、雪が降ってるシーン、半袖のモブが普通に歩いてるから。 そこら辺のリアリティが一か所でもないと、この手のはもうダメです、リアルに描かないほうがまだいい。 声 いわゆる職業声優を細かいところで出してるが、そんなんやるんなら主人公とヒロインを職業声優にやらせろよと。 前作よりも明らかに主人公とヒロインが下手だ。 俳優としては大根と言われる本田翼と小栗旬がなかなかに合ってた。 逆にきちんと攻めたつもりであろう平泉成が聞き取りづらかった。 音 BGMとしての音楽自体は特に悪くはなかったが、やはり劇中歌が五曲と多すぎ。 せめて前半と後半クライマックス二曲に抑えてくれないと。 物語としては主人公とヒロインがちゃんと出会ってからはなかなかに面白いんだが、 ラストの展開が誰がどう見てもエウレカセブンのラストとだだ被りしているなぁと。 それでもこの手の展開は好物です。 うーん、レンタルで見てみたが、買うには至らないかなぁ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-30 23:53:32)《改行有》

17.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 ※何度かアニメと実写と見返して、実写もなかなか悪くないので6点から7点へ変更。外の文章はそのままですので一部変ですご了承を。 えっと、最初に別な方の質問の回答を。 ジャファー用のランプは腕輪が付いたあたりで出来上がりました、ジャファー用に黒です。 1993年公開のアニメ映画の実写版。 アニメは映画館に見に行ってサントラまで買うほどには好きでした。 ので辛めの点数。 普通に見たら多分7、8点行くかな。 まず弱いのが最初のアラジン登場シーンとジーニー登場シーン。 特に後者はアニメだととにかく面白おかしく場面が展開していくので、あれを見た後だと実写版は単純に「失敗」だと思います。 あと、最近のアメリカのCGを微妙に使ってる映画に多いのが、「すごい」映像でなく、「自然な」映像が増えてるなぁと。 アラジンは自然な映像でなくすごい映像を見たいと思うのが普通だと思うんですけどね。 あと、動物キャラ。 猿、鳥、トラですが、特に鳥がちょっと頭いい鳥レベルに成り下がっててがっかり。 ジャファーが捕まってもいろいろしたりランプを奪い返そうとしたりしてるんだからアニメのようにもっとキャラ立ちしてくれたらといった感じ。 侍女は「新キャラ」(新要素)だなとすぐにわかった。 ヒロインはアニメだと心を開ける人はいなかったが、実写にはいる。 最後まで見て思ったのは、これドラえもんだなと。 多分アニメ版でも散々言われてただろうけど、なんでもしてくれる召使いとして雇われた魔人が最後友人になるという内容は6巻までのドラえもんそのものじゃないか。 あー、吹き替えで見ましたが、アラジン役の中村さんはなかなかよかった。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-11-21 15:29:44)《改行有》

18.  バケモノの子 《ネタバレ》 異世界に慣れるまでの前半はまあまあ面白かったが 後半、特にラストの展開はなんだかなぁといった具合で 声優のうまい下手以前に脚本がおかしい。 新作が出る度にどんどん評価の下がる珍しい監督。 ↑こちらが以前書いた、3点のレビュー。 今テレビでやってるのを見たら、プロットはすごくいいじゃん、と。 ほんとこの人はいい脚本家と組めばパヤオは越せなくても 某エヴァの人とか某名前をきいてくる人には勝てると思うんだがね。 やたら説明口調で説明で終始してしまうのは 本人の力量もあるでしょうけれど、ほんと、惜しい。 広瀬すずの演技が一部で叩かれてますけど、 逆に言えばリリーフランキーとかリリーフランキーとか リリーフランキーとかの演技は誰も文句を言わないレベルでさ。 とりあえず次公開の映画は見に行く予定ではあるので あまり大きな期待はしないでおく、7点。 あ、一つだけ、戦いのラストはFF7のオマージュですか? FF7で見たときも妙に変で印象的だったのでものすごーく似てると思う。 あとどうでもいいですが鯨の声がリゼロの白鯨と同じな件。 それと、自分がバケモノであれば「バケモノの子」だなんては言わないよねっていう。 だから「バケモノの子」なんだな、いいタイトルやん。[地上波(邦画)] 7点(2019-07-08 08:25:47)《改行有》

19.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 評価が分かれる映画、というよりは、自分の中でどう評価していいかわからない映画。 自分が結婚した相手は狼男で、でもすぐに死んでしまって、残された子供は狼男の特性があったため田舎に引っ越すといった感じ。 どう評価したらいいかというのは話ではなく、主人公である「花」の性格であろう。 この人の行動は正直突っ込みどころ満載で、そのせいで話が二転三転するとも言えるし、そうでなかったら下手したら話はすぐ終わるともいえる。 また、この作品はこの主人公花や子供たちによる様々な出来事が、「あるある」ではなく「ないない」として捉えられがちではあるがそれでも「あれ? なんかそこそこは面白いぞ」といった感じで、空気感だけで押し通すおしゃれ日本映画をおもいださせるようなそんな感じはする。 起承転結になってはいないんだけれど、これはやっぱり「日本映画」にはなっているのかなと。 なのでここや他のレビューを見ていてもこの作品の票は割れるのは仕方ないと思います。 見てる側が、好きや嫌いであればいいんですが、どう捉えたらいいかわからない、というケースが多い。[DVD(邦画)] 7点(2019-07-07 02:06:07)《改行有》

20.  俺物語!! 《ネタバレ》 漫画もアニメも視聴済で見ました。 DVDが出てすぐにレンタルしたと思います。 まず、主人公とヒロインの身長差、これはもっと誇張すべきだった。 主人公役の鈴木が186cm、ヒロイン役永野が163cmとあるので23cmだとそこそこの身長差だと思いますが、 漫画では公式で主人公が2m前後、ヒロインは公表されてませんが確実に160cmはないと思いますので 40cm以上は差があるはず。 23cmと40cm以上ではやはりかなり大きいです。 ここをもっと漫画的に誇張しても良かったんじゃないのかなぁと思いました。 というわけで一番のポイントはそこです。 ただ、漫画原作映画としてはかなりよくできていて、 少女漫画原作実写映画によくありがちな、駆け足だけして何も残らないという展開は捨てて、 漫画で言うと初期の初期の、二人が付き合うまでに絞ったところは大正解です。 漫画原作映画は、このくらいの思い切りの良さはあっていいと思うよ! というわけで万人受けする映画ではないのですが、 鈴木亮平の相変わらずの怪演もあって、彼を見るだけでも満足できる映画です。 好きだー![DVD(邦画)] 7点(2019-06-12 22:59:34)《改行有》

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